「大草原の小さな家」を見て・・・

 

久しぶりにTVドラマ「大草原の小さな
家」を見ました。

この作品、アメリカの西部開拓時代、
若夫婦と娘3人、そして犬一匹を加えた
家族愛の物語。

毎回必ず、ホロッとする場面が出て
きます。

子どもの情緒教育にはとてもイイ。

そこでビデオに編集しておいて、うちの
チビスケが小学生にあがる頃、一緒に
見ようとたくらんだのですが、時は流れ
て時代はDVD。

早く準備しすぎた。

まぁそれはいいとして、開拓時代、当時
女性は東部に留まっていて、フロンティ
アまで行った女性はごくわずかでした。

西部開拓史には、「カリフォルニアに
行けば男40人に女1人よ」と書いて
あります。

一人の女性を数十人の男たちが奪い合
い、結局一人だけしか選ばれない、とい
うのがフロンティアの男女関係。

男達の間でも壮絶な競い合いがあって、
インディアンと戦って死んだりして、
生き残った男がようやく念願の女性を
ゲットする。

ほとんどの男性は女性に選ばれることな
く死んでゆき、西部の荒野に埋められて
ゆくのデス。

これじゃあ死んでいった男たちが浮かば
れない。

ということで、アメリカ人はこの浮かば
れない男たちを癒すために物語を作った。

それがハリウッドの西部劇。

ってなことを昔、外田樹(仮名)氏が
言っておりました。

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