忍者グマ『oso18』が捕まった!

oso18

釧路の標茶町で恐れられていた1頭の
ヒグマが捕まりました。普段は植物食を
中心とする他のヒグマとは違って、ウシ
を襲い、次々と殺傷。その数、2019年
以降この4年間で65頭。うち、殺され
たのは31頭。この謎のヒグマを地元の
ヒトはこう呼ぶ。
『oso18(オソ18)』

ウシを襲う

名前の由来は、最初の被害現場が標茶町
のオソツベツという地名と足跡のサイズ
が18センチもあったことから名ずけられ
ました。
ワタクシ、『oso18』って言うから、
てっきり新しいウイルスかと思いました
。新型コロナウイルスは『covid19』
と言いますもんね。
その足跡から大型の雄グマで身長が
2メートル、体重が280~320kg、
年は10~14才と推定。

oso18のイメージ

人間の仕掛けるワナにかかったコトがな
いと言うから、どうやら高度の学習能力
を持っているらしい。人間で言ったら、
軍師官兵衛のレベルか。熊にしておくに
は勿体ない能力。
そもそもoso18は目撃情報がほとんど
無く、広範囲を常に移動し続け、人間に
見つからないよう、沢や林に沿って移動
し、足跡を残さないようにしている。
まるで忍者グマだ

oso18は広範囲を移動した

ワタクシ、アメリカやロシアの持つ原子
力潜水艦を想像しました。だって、深海
を空から見つからないようにゆっくり、
ユックリ移動していますもの。

原子力潜水艦

そのoso18、7月30日に釧路町で偶然
駆除されているのがわかりました。駆除
したのは町役場の職員で有害鳥獣駆除対
応を担当しているる方だったんです。鹿
などの小型動物駆除専門の方。
銃弾も殺傷能力の小さいモノ。まだ、銃
の免許を取って4年目のペイペイ。
DNA鑑定したら、まさにoso18でした。
当初の予想よりもカラダのサイズが小さ
かった。フツーのサイズの雄グマ。
まさか、自分の駆除したクマがあの
0so18だとは思いませんでした。
ビックリしました。と、その職員さん。
あれだけ話題を独占していたのに最後は
呆気ない終わりでした。

猟友会の皆さん

野生のクマは獲物を殺して、まず内臓を
食べます。そして残して、また後日食べ
に来る。
その前に人間が発見するから、その場か
らいなくなったのか。
それにしてもエサが人間でなくてヨカッ
タ。人生の終わりがクマのエサじゃ、
シャレになりませんもの。

 

 

 

 

 

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