
以前、日本が1998年に初めてサッカー
ワールドカップ・フランス大会に出場し
た時、岡田監督の作った名簿にはカズと
北澤の名前がありませんでした。これが
意味することは「カズと北澤を中心にし
たチームではない」という暗黙のメッセ
ージ。この二人の居場所が岡ちゃんの日
本代表チームにはなかったのです。

サッカー日本代表・岡田ジャパンの名簿にはカズと北澤の名前がなかった。

空港で報道陣の出迎えを受けるカズと北澤。
これと同じ様なことが永田町で起こりま
した。永田町がザワついたんですよ。
何が起ったかと言うと、高市首相の周り
が動き始めた時、その輪のなかに林芳正
総務大臣の名前が無かったんですよ。

最初「国力研究会」の名簿上には、林総務大臣の名前が無かった。
こういうので大切なのは「誰が呼ばれた
かではなくて、誰が呼ばれなかったか」
表向きは政権を支える為の「国力研究会
」。でも今回のはただの研究会じゃない。
なぜならその輪の中に林芳正総務大臣の
名前が無かったから。

永田町が動いた!永田町に国会議事堂がある。

名簿に名前がない!

政治の世界では席が用意されていないこ
とが最も冷たいメッセージ。誰かが阻止
したワケじゃない。それでも名簿の中に
名前が無い。重臣の輪の中に見えない。

発起人の中に林氏の名前がなかった
それだけで周囲は読み始める。林氏は主
流の輪からハズれたのではないかと。
高市政権の次の段階に彼の居場所は無い
のではないかと。今回は麻生副総裁の存
在が見え隠れします。

発起人の麻生副総裁の顔が見え隠れする。
ホントに怖いのは静かに人を集め、静か
に座席を決め、静かに空気を作る。政治
において最も強いの人は大声で命令する
人ではありません。周囲が勝手にその意
図を読み取ります。次の政権から完全に
切られたと断定する話でもありません。
重要なのはそう見え始めたということ。

大切なのは、主流の輪の中に彼がいないように見え始めたこと。そういう空気にみんなが気ずいたこと。
中心にいるように見える人はさらに人が
近ずく。外側にいるように見える人には
少しずつ人が離れていく。キョリだけが
静かに広がっていく。高市首相の周りに
人が集まり始めたのはその「支持率」の
高さなんですよ。
【続く】