社会から「いらない!」と言われる側だった。

 

高知県に、卒業生は大半が社長になると
いう学校があります。

以前マンガ家の東原理恵子さん(仮名)
が言っておられたのですが、その高校は
不良みたいなのばっかりが入学する。

で、高校卒業してもまともに就職できな
いもんだから、人手の足りない大工とか
左官とかの親方の元で仕事を覚えるわけ
デス。

そして3年位で独立して、自分の会社を
つくる。

元不良だから、危ないなと思ったら逃げ
足も速い。

だから会社は潰れずに、小さいながらも
生き残る。

たぶんこの子たちは社会から「いらない
」判を押された子供たち。

ワタクシも、大学を卒業して就職活動で
面接に行った時、どこにも受かりません
でした。

つまり、社会から「いらない!」と言わ
れる側だったと思うんです。

「いらない」側であるのにも関わらず、
「あんなことしたい。こんなことしたい
」と言うもんだから、面接で「うん、じ
ゃあいらない」ときっぱり断られました。

今思えば、自分の立場をきちんと把握し
ておけばよかったかなと。

だから面接で一度も受かったことがない
ワタクシがうちのスタッフの面接をして
、「じゃあ明日から来て!」と言わせし
めるうちの女の子たちはなんてスゴイん
だろうと思う。

まぁ、卒後は大学の医局へ入れてもらっ
たワケですが。

「あぁ、〇ガワ君か。学生時代はワレワ
レ(教授・助教授)と一緒にアメリカの
オレゴン・ヘルス・サイエンス・ユニバ
ーシティに行ったよなぁ。君のことはよ
く覚えているよ。いいよ、4月からうち
に来なさい」と温かい言葉をかけてもら
いました。

「ヨオシ!ここで力をつけよう!」と
思いました。

それが、ワタクシのいた歯周病・歯内療
法講座。

ここの講座は、クルマで言ったら、いい
エンジン。

ハンドルを動かす人が上手いと、いいエ
ンジンなので速く走ることができる。

ただハンドルを動かす時、ヘタをすると
とんでもない方向に走っちゃうというこ
とがある。

この医局で診断力とスキルと人間力を
磨こうと思いました。

ここでは、「いらない」と言われないよ
うにしていました。

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