網膜、まぁ、カメラに例えるとフィルム
部分ですが、そこには視細胞と呼ばれる
細胞がギッシリ並んでいます。
この細胞が光の刺激を信号に変えて、神
経を通して脳に伝えるんです。
ワレワレはそのようにしてモノを見てい
る。
視神経は網膜全体に広がっているんです
が、一か所だけ視神経が全くナイ点が
あります。
そこが盲点と呼ばれる場所。
そこだけ視神経乳頭が網膜を突き破って
いますから。
うちのスタッフと雑談している時、「盲
点」の話になりました。
「『盲点』見たことある?」
「盲点って見えるんですか?」
「見えないけど、そこが盲点というのは
ワカル」
「見てみたい♡」
というので、実験することになりました。
白い紙に5㎝位間隔をあけて、+と●の
印をつける。
で、左目を閉じて「+」に視点を固定した
まま、「●」を視野の端にとらえながら、
ゆっくり顔を白い紙に近づける。
すると、ある一点で「●」が見えなくなり
ます。
「●」が盲点に入った瞬間です。
もっと近づけると、再び「●」が出て
くる。
まるで月が雲に隠れて、そのうちまた出
てくる感じだ。
「おもしろい!」とスタッフが言うもん
だから、他のスタッフにも試してみた。
みんな面白がってくれました。
何か新鮮。
歯の話だけじゃなくて、鼻の話とか耳の
話でもしてみようか。
じゃあまず手始めに、「歯医者の領域と
耳鼻咽喉科の領域の共通点は、いったい
どこかな?」
「奥がノド」
こんなんどうでしょう?
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