礼儀正しくすることは、「生き延びるためのいちばんいい知恵」


  礼儀正しくするといいことばかり

 

まるやまファミリー歯科では、フッ素塗布を
しています。

就学前のチビッコたちは、フッ素塗布をして
もらったら、一目散に待合室に向かおうと
します。

するとお母さんに呼び止められ、「ホラ、
先生にちゃんと”ありがとうございました”と
言うんだよ。」と注意を促されます。

母親は子どもに「礼儀正しくすること」を
教えているのです。

これは、言うなれば、生き延びるための知恵。

子どもがまず「礼儀正しく」ということを
教え込まれるのは、子どもからすると世の
中のほとんどの人間が権力を持っている人間。

子どもであるというのは、まわりのほとんど
全ての人間によって傷つけられる可能性が
あるということ。

それくらい、「子どもである」というのは
リスキーな状況。

母親は、「あなたはすごく無力なのだから、
まずきっちりディフェンスを固めておきな
さい」という思いを伝えているのです。

なんたって、初めて会った人から最大限の
情報と支援を引き出すために一番有効な
方法は、「礼儀正しく友好的な口調で語り
かけること」ですから。

それに、スキを狙う輩たちは、礼儀正しく
されるとそれ以上入ってゆけない。
まぁ、ドラキュラが嫌がる十字架みたいな
もんです。

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