2017年 2月 の投稿一覧

王者の品格

先日の全豪オープンテニス男子決勝で、故障明けの35才フェデラーと、同じく故障明けの30才ナダルが戦いました。

どちらのプレーも美しかったのですが、それと同じくらいフェデラーのスピーチはよかった。

フェデラーのスピーチ「テニスは残酷だ。必ず勝ち負けがあり、引き分けがない。もし引き分けがあるなら、ナダルと分かち合いたい。」優勝者なら来年もここに戻ってきたいと言うのが常なのですが、フェデラーはこうも言ってました。

「来年も皆さんに会えることを願っているが、もしそうでなかったとしても、今年は素晴らしい大会だった。」まぁ、故障明けなので、次に故障したらどうなるかわかりません。

大会にフェデラーがいると、ロッカーやスタンドの空気が違うようです。

下部ツアーから初めて勝ち上がった若手には率先して声をかけてくれる。

第一人者の品格は、試合を活気づけてイメージを上げてくれます。

そういえば錦織もこんなことを言っていました。

「強いフェデラーが帰ってきて、厄介だと思う反面、嬉しかったりもした。」フェデラーだけは別格なのデス。

これが、王者の品格。

大人と子どもの味覚は違う。

ワタクシ、子供時代、大人の飲んでいるビールを「こんな苦いものを飲んで、どこがおいしいんだ?」と思ってました。

今は、ビールの味も「まぁうまいもんだ」というのがわかります。

大人と子どもの味覚は違うのデス。

子どもの味覚神経ってのは、舌だけじゃなく、上顎、頬の内側、ノドというふうに口の中全体に張り巡らされているので、口当たりのイイ、刺激の少ないものを好みます。

でも大人は感覚が鈍化してきていて、刺激の強い、例えばビールみたいなものをおいしいと感じるのデス。

うちのチビスケ、納豆が大の苦手でして、「よくこんなネバネバしているもん、食えるねぇ~。」と言っておりますが、この味がうまみに変わってくれることを願うばかりです。

関節リウマチの敵、歯周病

関節が変形している関節リウマチ専門のリウマチクリニックの先生が、歯周病と関節リウマチの関係について、こんなことをおっしゃっています。

歯周病の代表菌はPg菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)です。

この菌は、強い悪臭を持って歯肉のコラーゲン組織を分解したり、白血球が持つ殺菌作用を弱める酵素を持っていて、これは歯を支える骨を溶かす毒素です。

近年、このPg菌が関節リウマチの発症にも関与していることがわかりました。

関節リウマチと歯周病には密接な関係があって、関節リウマチがあると歯周病がさらに進行し、逆に歯周病があると関節リウマチにエイキョウするということです。

歯周病を治療すると、関節リウマチが改善することも報告されています。

奥のかぶせた白い歯

長野オリンピックスピードスケートで金メダリストの四水選手(仮名)が、あるコラムで、奥に被せた白い歯についてこう語っていました。

「スピードスケート選手として活動していた当時、奥歯はすべて被せた歯でした。当時診てもらっていた主治医からは、咬みしめていく行為の中でセラミックの歯は割れやすいので、現役生活中はセラミックの歯は避け、銀歯を使用した方がいいとのアドバイスを受け、銀歯になりました。元メジャーリーガーの待井選手(仮名)も同じだったようで、見た目だけの白い歯を選択せずに、破損しづらい歯を選んでいたそうです。

私の主治医からも、選手生活を終えてからセラミックなどの白いものに変えていくように勧められました。」四水選手(仮名)もおっしゃっていますが、セラミックは銀歯に比べたら割れやすいのは確かです。

特に一流のスポーツ選手みたいに、一瞬奥歯に強大な力が加わると、何が起こるかわかりません。

ところが銀歯は薄いものの、まず割れることはありません。

厳しい基準をクリアしてますからねぇ。

日本の銀歯は、見た目こそピカピカ銀色に輝いていますが、実は優等生なんです。

ウマがウマずらなわけ

ウシやウマ、キリンやシカなどの顔の長い動物は、どれも草食性です。

なぜ顔が長いのかと言えば、草を食べるには消化しにくい草を歯でよくすりつぶさなければなりません。

そのために大型の臼歯が必要で、それを骨の上にのせるために長くて丈夫なアゴが発達したからです。

ライオンやネコやトラなどの肉食動物の口の中には、鋭い牙やとがった歯がありますが、臼歯はあっても見落としてしまうほど小さいのです。

肉食動物は獲物に咬みついた後、何回か咬んですぐ飲み込みます。

肉は消化がいいからです。

たいして咬まないので、奥歯は必要ありません。

奥歯を載せる骨がいらないので、彼らはウマずらじゃない、ただの丸顔なのです。

進化の中でそうなりました。

「すくすく伸びる子」を持つお母さんは・・・

「すくすく伸びてくれる」子を持つお母さんは、結果を焦らずにわが子を信じて待ってやれるお母さんのようです。

子どもは親の思うようにいかなくて、不満やストレスがたまって、いい加減くたびれてしまう。

でも大丈夫。

その子その子で、飛躍的に伸びていく時期が違いますから、気長に待ってあげることが大切。

結局親ができることは、子どもを信じてあげること。

「親」という字は、木の上に立って子どもが無事に行って帰ってきたかどうか見ると書きますから、今もムカシも変わらないのでしょう。

まぁ、疑いたくなるけど、信じてあげなくてはならないし、裏切られるけど信じてあげる。

そういう家庭の子は、どうやらすくすく伸びる子のようです。

歯磨剤を歯ブラシにちょい乗せて、ちょい磨く。

歯磨剤の役割は、あくまでブラッシングの補助です。

これは歯周病科の考え方なのですが、最初は歯ブラシに水だけつけてしっかり磨く。

その後、歯磨剤を歯ブラシにちょい乗せて、ちょい磨く。

というのも、最初に歯磨剤をつけてしまうと、歯磨剤に含まれる香料や発泡剤のスッキリする感触で磨いたつもりになってしまい、しっかりブラッシングができていない場合があるからです。

でも歯磨剤には、殺菌や歯質強化など、ブラッシングだけでは得られない効果もあります。

ですから、歯磨剤はしっかりブラッシングをした後に用いて、ブラッシングの相乗効果を高めて下さい。

「ただ計算が速いだけのやつ」 になっちまう。

今日から2月です。

毎年この時期になると、新聞に塾のチラシ広告が入ってきます。

塾には中学・高校の合格を目指す進学塾なるものと、授業の苦手分野を克服する補修塾ってのがあります。

その他、ワタクシ、コレ、塾じゃないと思うのですが、公文式というのもあります。

塾じゃないと思うのは、学校の予習、復習が中心じゃないから。

この公文式、その子にとってのちょうどの所を学習します。

能力のある子は、何学年も先の教材を、学校の授業についていけない子は自分よりも下の学年の教材から始めます。

公文をやっている子は「公文だけでいいのかな?」と思い、公文をやっていない子は「公文だけやっても仕方ないよ」と思うかもしれません。

この公文式、最終教材まで修了すると、苦手な箇所が一つもなくなるようにできています。

だがしかし、途中でやめてしまうと「ただ計算が速いだけのやつ」になっちまう。

ブログ一覧