2016年 11月 の投稿一覧

レントゲンビュアーを取り替えました。

取り替え前

取り替え後患者さんに見ていただくところのレントゲンのスペースが狭かったので、以前から、何とかならんもんかなぁと思っておりました。

そんなある日、歯科ユニット修理の業者さんにその事をボソッと話しました。すると、「確かにこれ、小さいですね。先生、いいのがありますよ。ワタクシが探してきましょう。」そして一週間後、「先生、見て下さい。ありました、ありましたよ。」見ると、使用感たっぷりだけど、立派なレントゲンビュアーがそこにありました。

で、早速取り付けてもらいました。

何だろう、この達成感。

以前から会いたかった人に会ったような、そんな気分でした。

まわりの人にそれとなく言っておくと、夢が叶うことがあるんですね。

「OPEN」が直りました。

先日クリスマス用に買った、ネオン照明「OPEN」が直りました。

中の基盤が破折していたので使いモノにならなかったのですが、歯科ユニット修理担当のTさんにハンダ付けしてもらったら、見事によみがえりました。

夕方3時半~9時頃まで、うちの歯医者のショーウィンドーのところで輝いてくれます。

この「OPEN」、クリスマスが終わったら5階のエステの先生んとこに出かけていって、窓辺でピカピカ輝いて営業することになっております。

まさか、できる人が自分の十倍も努力しているとは・・・。

クリスマスの飾りつけ、ビートルズ時計こんな話があります。

童話作家のあきびんごさんが言っておりました。

並みの人は「努力や練習なら自分でもやれる。

でも、いくら努力したってウサギにはかないっこないよ」と、できる人の言うことを素直に聞く耳を持ちません。

「いくら努力しても」の”いくら”は、せいぜい10か20なのですから、まさかできる人が自分の十倍も努力しているとは信じられないのです。

人間は、反復練習の動物。

他の動物たちは、生まれつき生きる力を持っていますが、そのかわり、それ以外の力は練習してもあまり育ちません。

だから年をとってもあまり変わりません。

ネコはネコのまま。

ウマはいつまでたってもウマのままなのです。

でも人間は、生まれつき持っている力はたいしたことはありませんが、いろいろなことを反復することで、どんどん上手になっていけるのデス。

なぜ甘いお菓子を食べるとムシ歯になるの?

よくチビッコの患者さんに聞かれる質問があります。

それは、「なぜ、甘いお菓子を食べるとムシ歯になるの?」というモノ。

お母さんたちは、何となく経験からわかっているのですが、いざ説明しようとすると・・・・・???では、ワタクシが・・・。

普通の状態では、歯の表面はカルシウムに覆われているので、ムシ歯菌がいても何も起こりません。

ところが、甘いものを食べると、数十秒後に乳酸などになって口の中の酸性度が上がるのです。

すると酸が歯の表面のカルシウムを溶かします。

ふつうなら、糖分を飲み込むとツバの作用によって口の中はアルカリ性に戻り、歯の溶け出した部分は修復されます。

ところが、甘いものばかり口の中に入れていると修復が間に合わなくなるのです。

そして、ムシ歯菌が歯に取りついてどんどん穴が大きくなって、ついには・・・。

要は、口の中にだらだら長い時間甘いものを含ませているのがいけないんです。

アンティークショップを閉じることになりましたので・・・。

先日、ある患者さんからお電話をいただきました。

「先生、ワタクシ、この度、アンティークショップを閉じることになったんですが、先生にぜひお譲りしたいものがありまして・・・・。」というものでした。

どうやらカラダをこわされて、引退されるようです。

数日後に訪ねたその方のお店では、診療所内では聞けない、いろんな話を聞かせていただきました。

彼はビートルズと一緒に育った世代で、世間で言う、まぁ、”ビートルズマニア”。

高校の先生をした後、大好きなアンティークショップを経営し、趣味でギターの弾き語りもしているトカ。

ワタクシ感じるのですが、現60代の世代って、他の世代よりも一際パワーを持っていると思う。

若い頃ビートルズなどの音楽に触れながら育ったせいかなぁ。

確かに、ビートルズには世界の壁を塗り替えるだけのパワーがありました。

ところで、譲っていただいたものは、蓄音機タイプの音響機器です。

待合室に飾ってありますので・・・。

コンサドーレ札幌、J1昇格

昨日は、日本ハムの優勝パレード、コンサドーレのJ1昇格と、ファンの人にとってはこたえられない一日だったのではないでしょうか。

ワタクシもテレビでドキドキしながら、コンサドーレの最終戦を見ておりました。

対戦相手はJ3降格圏の、金沢。

0-0で迎えた残り10分、お互いボールを取りに行かず、後ろでパスを回しあう珍しい光景が続きました。

J1昇格圏内を争う2位清水、3位松本が共にリードをしている状況で、札幌は負ければ勝ち点で並ばれることになります。

対する22位金沢も、自動降格を争う21位北九州が0-3で負けている状況。

お互いのベンチの思惑は一致して、引き分けで終われば札幌の優勝と昇格は決定、金沢も自動降格は免れます。

まさに「Win Win」の関係でした。

同時刻開催の他試合の状況を見ながら試合を進めるなんて、プロの戦い方だと思いました。

カラダのあちこちで熱はつくられる。

うちの奥さん、いつも体温計を持ち歩いて、コトあるごとに体温を測っています。

ところで、運動をするとカラダが温まるのは、筋肉が伸び縮みして熱が生み出されるからです。

ヒトは1日、まぁ2700キロカロリーの熱をつくり出しますが、その大半は筋肉の伸縮によるもの。

寝てても熱はつくられています。

なぜなら、心臓や肺やその他の内臓は24時間営業しておりますもんで。

熱をつくり出しているのは、筋肉だけじゃありません。

食べ物を化学分解することで、肝臓も熱をつくっています。

これらカラダのあちこちでつくられた熱が血液によって全身に平等に運ばれて、体温となるのデス。

家畜の取り引き

ワタクシ歯医者ですが、もし動物病院の先生なら、こんなブログを書きます。

ある寒い冬に、ウシやウマや犬が人間の暖かい家に入れてもらって、食事もごちそうになって、その代わりに人間はチョットだけ彼らの寿命をもらうという話があります。

これは、イソップ童話のウシや犬が家畜になったお話。

ニワトリはもともと地面を突っつきたがるし、牛は草を食べたがる。

今ではウシもニワトリも、人間の助けがなければどちらも満足に生きられません。

家畜の中には、イヌやネコのように、飼い慣らされることを自らエラんだ動物もいます。

人間にまとわりついて作物を失敬したり、食べ残しをあさったりした方が、生き延びるには好都なのです。

よって、取り引き成立。

文書に記されたわけでも約束がなされたわけでもありませんが、双方の了解のもとに関係が始まったのです。

人間は動物たちを守り、エサをあたえるようになり、動物たちはお返しにシッポを振ったり、乳や卵や肉を提供するようになった。

その瞬間、人間になついた動物たちは、神様に与えられた武器で身を守る能力を失ったのです。

動物側からみれば、人間との取り引きは今のところ大成功。

なんたって、野生の原種は絶滅寸前ですから。

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