歯医者の映画

京都妖怪地図ほとんどの歯医者さんは、毎日、地味に診療室で歯を治している。

あるいは、ぶつぶつ言いながら論文を書いています。

歯医者さんの人生は日常すぎて、映画になりにくい。

映画で人を魅了するきらびやかさがない。

時々映画の主人公が歯医者に行って治療する場面があるけど、ほとんどの場面が日常のひとコマ。

歯医者だけじゃ話にならないから、歯医者をしながら探偵するとか、歯医者をしながら夜はネズミ小僧になって世の中のために善意を施すとか、あるいはあの土曜ワイド劇場、京都妖怪地図のように、「京都嵯峨野に生き抜く800歳の女歯科医」とかいうタイトルで皆をドキドキさせるとか。

まぁ、ワレワレが映画の主人公になるには、観客に訴える特別な経験が必要なのかもしれません。

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