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AB(仮名)首相、誰よりも早く・・・

クアッド

 

G7でもABさんは、独のメルカリ首相
(仮名)はどんな人なのか、それをラン
プさんに言うわけですよ。

すると何が起こるかというと、G7に
出る前にちょっと2人で相談してから
行こうということに。

何かあったら「晋三、アレどう思う?」
「ああいう風に英のマイ首相(仮名)が
言ってたけど、どういうこと?」。

それを全部ABさんが説明するわけです。

カナダ南国(仮名)の大統領をそこまで
手なずけた日本の首相はいますか、って
コト。

猛獣ランプを手なずけているわけです
から。

で、一番スゴイと思うのが、カナダ南国
の対ラーメン国(仮名)政策を180度転
換させたこと。

クアッドの構想は、ABさんが言い出し
っぺ。

これからはインド・オーストラリア・
日本・アメリカで連携してラーメン国の
進出を止めないと、ホント、エライこと
になるよ。

ランプ大統領、「なるほど、そうか、
一丁、乗った。」とABさんの考え方を
理解した。

「カナダ南国がラーメン国のモノを買う
と、ラーメン国が成長してモンスターを
作っちゃうよ。おたくの覇権国のポジシ
ョンを乗っ取られちゃうよ」とABさん
が言ったら、ランプさん、「それはまず
いよ。よ~し、わかった。ラーメン国の
モノは買わねぇ」って。

あれもコレも取り引き中止に。

うちのABさん、けっこう世界に影響を
与えたんデス。

AB(仮名)首相、誰よりも早くランプ(仮名)大統領に会いに行った。

AB首相、ランプ大統領

 

元総理のAB(仮名)さんがお亡くなりに
なりました。

インドやブラジルはスグ喪に服しました。

日本なんて、何日も経ってから、世界が
みんな喪に服して、半旗を揚げてから、
一番最後にやっと半旗を揚げました。

世界がこんなに悲しんでいるところを見
ると、ABさんのした仕事がいかに大き
いかがわかります。

ABさんがスゴイと思うのは、大統領選
挙でランプ(仮名)さんが勝った時、
外務省だって口ポカンだったわけですよ。

絶対にランプさんなんて勝たないと思っ
ていたんだから。

世界中の首脳も、ランプさんなんか勝つ
わけねぇと思ってたんですよ。

でも、勝っちゃった。

そしたらイの一番、世界中の誰よりも
早く、ランプ大統領に会いに行ったのが
ABさん。

そして、ABさんの持ち前の明るさとユ
ーモア、信念、これをもってランプ大統
領はもうABさんのファンになってしま
ったわけです。

ABさんは政治のプロ中のプロ。

それに対してランプさんは、手を挙げて
選挙に勝ったけど、まだ政治家としては
初心者。

誰も来ない時にABさんが会いに行って、
そこでじっくり話した。

何を話したかというと、「中国はヤバイ
よ」という話。

アメリカはあの時、まだ中国は発展する
んだからそれにあやかろうというスタイ
ルだったわけです。

ところが日本は尖閣諸島の漁船衝突事件
やなんやかんやがあり、中国のいいとこ
ろ、悪いところを目の当たりにしてきた
わけです。

そして習遠平(仮名)ってどういう男な
のか、どういう風に約束を破ってきたの
かを、コンコンとランプさんに説明した
わけですよ。

             (続く)

「病気と健康の境界」の巻

黄色ブドウ球菌

 

ムシ歯の細菌、歯周病の細菌は、ワタシ
たちに病気を引き起こす微生物。

では、細菌がカラダの中に入った状態は
病気かというと、そうではありません。

そもそも私たちのヒフにはたくさんの細
菌がついているし、ワタクシの職場であ
る口の中や腸の中も、細菌だらけ。

これらの細菌がカラダに何らかの不具合
を起こした時、初めて病気と呼ぶんです。

まぁつまり、「細菌がいるかいないか」
が「病気か健康か」を決めるんじゃない。

黄色ブドウ球菌という細菌がいます。

心内膜炎や関節炎、ヒフの感染症など
いろんな病気を引き起こす微生物。

2000年に起きた雪印乳業の乳製品によ
る集団食中毒で、13000人以上も被害に
あいました。

製造工程で繁殖した黄色ブドウ球菌の
毒素が原因でした。

これほど恐ろしい黄色ブドウ球菌ですが
、実は健康体でも3割の人は持っていま
す。

鼻の中や皮フ表面に普段から住んでいる
んです。

つまり、「カラダに黄色ブドウ球菌がい
ること」は病気ではないんです。

まして治療は、「カラダ中の黄色ブドウ
球菌を根絶すること」ではありません。

そして、細菌感染症が「治った」状態は
「カラダから細菌がいなくなった」こと
でもありません。

「細菌はいるが病気は起こしていない状
態」なら「治った」と言えるからデス。

「何も起こらないように努力していること」にも敬意を・・・。

クスリで治った?

 

歯医者さんでやっている予防とかリコー
ルは、まぁ、予防医学の分野です。

でも、予防はあまり人気がありません。
“起こらないように”努力をしている学問
なのに。

それが大切だと気づくのは、何かが
起こった時。

「あ~あ、先生の言うことを聞いていた
らよかったなぁ。」
と、起こった後で悔やみます。

考えてみたら、「抗生物質で病気が治っ
た」と説明される方を患者さんは好みま
す。

積極的にクスリを投与したら病気が
治った。
その考え方の方を患者さんは好むよう
です。

「カラダを取り巻く状況をよくしてやっ
たら病気がひとりでに良くなった」なん
て話したら、「ふぅ~ん」という反応が
返ってきて・・・。

まぁそれはいいとして、歴史は「起こっ
たこと」の連続として書かれています。

でも、人間の毎日の活動を集めたものが
歴史だとしたら、歴史の大部分は「起こ
ったこと」のウラにある「何も起こらな
かったこと」で埋め尽くされます。

だってワタクシたち、「事件が起こらな
い」ように注意して生きていますから。

だけど、何も起こらないように努力して
いることにどうも敬意を払われていない
ような気がします。

どうやらヒトは「起こったことを好む」
イキモノのようデス。

歴史も、ジャーナリズムも、「クスリで
病気が治った」と説明されることも。

そりゃあそうです。

テレビでアナウンサーが、「今日は何も
起こらなかったのでニュースはありませ
ん」なんて言ったら、スポンサーがビッ
クリして、「おい、ニュースがないなら
そこの円山動物園にでも行ってゴリラの
赤ちゃんが生まれました、とかまぁ何で
もいいから、とにかく取材してこい」と
言いそうです。

「視聴率!視聴率!」

健康であればカラダにカビが生えたり腐ったりすることはありません。

ウイルスが侵入する

 

日本の夏は高温多湿。

油断していると食べ物にはすぐにカビが
生えて、腐って食べられなくなります。

もしも真夏の暑い時に冷蔵庫が停電で
使えなくなったら、自宅にある多くの
有機物は腐敗と悪臭を放つハズ。

でも、こうしたカンキョウ下でも決して
腐敗しない巨大な有機物が自宅に存在す
るんデス。

それはズバリ、私たちのカラダ。

健康である限り、私たちのカラダにカビ
が生えたり腐ったりすることはありませ
ん。

腐敗って、微生物が有機物を分解するこ
とで起こる、生命活動。

つまり、彼らの仕事は腐らせること。

ではなぜ、そんな微生物が有機物である
ワレワレのカラダを分解できないのでし
ょうか。

それは、ワレワレのカラダが免疫という
キノウを持っているから。

免疫って、カラダに侵入する微生物など
の異物を排除する力のことなんデス。

たとえば空気中1㎡あたり1000個の真菌
の胞子が漂ってて、息を吸って肺に入る
と肺胞に侵入する。

すると肺胞は腐るんです。

でも、腐らない。

それは血液中を流れている免疫細胞が
ちゃんと現場で真菌の胞子をやっつけて
くれているからなんです。

スゴイぞ、免疫細胞!

雨乞いの儀式の巻

マヤ文明の雨乞い儀式

 

札幌に暑い夏がやってきました。

札幌のような北国は、冬の間山の上に
雪の形で水を溜めているので、年間を
通して水不足の心配はありません。

ワタクシの育った広島は、年間を通じて
降水量が少ないので、ため池をつくり、
小出しに水を使っていました。

確か年に数回、断水もあった。

昔、間違った理解をする人達もいました。

「雨が降らないのは神様を怒らせたせい
じゃ。だから神様に許してもらうための
儀式をしよう」ということで、人柱や生
けにえを捧げていました。

それを彼らはよかれと思ってやっている
んですよ。間違ったことを。

生けにえを殺さなかったから雨が降らな
かったわけではなく、フツーの気象条件
でたまたま雨が降らなかったわけで、そ
の子を人柱にしようがしまいが雨が降ら
ないんですよ。

日本で何で雨乞いの儀式がこんなにいっ
ぱいあるかっていうと、雨乞いの儀式を
すると雨が降るから。

なぜかというと、雨が降るまで雨乞いの
儀式をやるから。

そりゃあ、いつかは雨降るよね、ってい
う話デス。

だから「雨乞いの儀式をすると雨が降る
」という因果関係は正しいんです。

雨が降るまでやるんだから。

理解の浅い人は、理解できないものに何
か理由をつけてしまうので、「雨乞いの
おかげで雨が降った」と間違った理解を
しちゃう。

「わからんものはわからん、誰か調べて
!」と、誰か賢い人が結論を出すまで
待ってやればいいんですが。

お金持ちに50%課税すると、みんな外国へ行っちゃう。

ピケティさん

 

ピケティさんという人がいて、その人が
調べて書いた本があって、どんな内容か
というと、「金持ちはずっとお金が増え
続けます。そしてそれは、個人が努力し
て儲かるようなレベルではなく、ずっと
増え続けるんです」という内容。

1600年に教会が調べた時、6家族のお
金持ちの家があって、その家族が現在ど
うなってるかその子孫を調べてみたら、
何と2000年現在でもいまだに金持ちで
した。

そして、額は増えていました。

社会というものは、金を持っている人ほ
ど得をする仕組みのまま、300~400年
続いているということ。

まぁ、ヨーロッパではそのようです。

お金持ちの人って、お金を移動すること
は簡単なようで、例えば年収1億円の人
が50%課税されます、となると、だいた
いの人はみんな外国へ行っちゃいます。

極端に言えば、お金を稼ぐ能力のある
優秀な人ほど日本からいなくなって、
外国からはお金を稼ぐ能力のない人が
日本に来るっていう社会になっちゃう。

すると国力が落ちてしまう。
社会保障などのサービスもできなくなる。

だからお金持ちに課税するってのは、話
はわかるんですがやるとなったら難しい。

お金には羽が生えていて、世界中、居心
地のいいところに飛んで行ってしまいま
すからねぇ。

自民党はその辺のところを目をつぶって
くれてますから、お金持ちの人は自民党
が好きなんですかねぇ。

ビーズ玉をあげたらインディアンはマンハッタン島をくれた。

ニューヨークのあるマンハッタン島

自由の女神

 

カール・マルク〇によれば、貨幣という
のは「究極の商品」だから、お金でモノ
を買うというのは物々交換です。

昔はドレイとかきれいなサクラ貝とか、
それ自体に使用価値のあるものが貨幣に
なっていました。

ところがある時、賢い人が「あっ、貨幣
って何でもいいんだ!」ということに気
づいて紙幣になり、クレジットになり、
数字になり、あげくの果てには電磁パル
スになりました。

紙幣のことを知らない人たちは紙幣を
見て、「これ、何するものなんだろう。
鼻をかむものかなぁ?」と考えたりし
ます。

知らない人たちにとっては使用価値ゼロ
の商品だからです。

使用価値がゼロだから、誰か別の人の
持っている貨幣以外の何かと交換する。

それしかありません。
貨幣にはそれ以外の使い道がないんです
から。

チョット昔の話ですが、「大航海時代」
というのがありました。
ルネサンスの頃です。

ヨーロッパの人たちは帆船を仕立てて
新大陸を目指しました。

そこにインディアンがいて、ある時オラ
ンダ人がビーズ玉をあげたら、ハッケン
サック族のインディアンは「じゃあ、こ
れあげる」と言って、お返しに

自由の女神から見える
マンハッタン島をくれました。

今のニューヨークのある場所デス。

インディアンはビーズ玉なんて見たこと
ありません。

「きっとこのキラキラ光る玉はすごいも
のに違いない。それに見合う物は・・・
そうだ!たいして役に立たない、あのマ
ンハッタン島でもヤツラにやろうか」
と交換してくれたのです。

オランダ人にしてみれば、もう笑いが
とまりません。

 

ハーメルンの笛吹き男

子供たちは二度と戻って来なかった

 

恐怖という感情は、生物がみんな持って
いる本能で、身を守るためにリスクを
回避してきた、まぁ、「安全装置」みた
いなモノ。

「ウソをついちゃあ、いけないよぉ」と
暗に示すグリム童話があります。

あらすじは、こう。

昔、ドイツ西部ハーメルンの町はネズミ
の大群に悩んでいた。

そこに笛を持った男が現れ、市民に「私
がネズミを退治するので、報酬をもたい
たい」と申し出た。

市民は、「お願いします!」。

すると、この男は笛を吹き始めた。

不思議なことに、この笛の音に誘われ、
町中のネズミが男の後をゾロゾロと追っ
てきた。

男が川に入ると、ネズミも後を追って
川に飛び込み、溺れ死んだ。

市民は喜んだが、金を払うのが急に惜し
くなり、この男に報酬を渡さなかった。

男は怒り、「恐ろしいことが起こる」と
言い、再び笛を吹いた。

すると、その音に引き寄せられ、今度は
町中の子供たちがぞろぞろと男の後につ
いてきた。

男は子供たちを連れ去り、どこかへ消え
てしまい、二度と戻っては来なかった…。

まぁ、約束を破ったため切ない結末を
迎えたっていうお話。

「君たちねぇ、こんな恐ろしいことが起
こらないように、約束はきちんと守るん
だよ」っていう教訓説話。

ドイツ国民は、規律とか約束とかちゃん
と守る国民っていうイメージがあります。

子供の頃から母親に読んで聞かされてい
るのでしょう。

ハーメルン市の記録文書には、たしかに
「キリスト生誕後の1284年、130人の子
供たちが笛吹き男に連れ去られ、コッペ
ンで消えた」との記述が残っています。

それをグリム両教授はしっかり調べて、
この童話をつくったのだ。

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