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優等生の歯

口の中の歴史がひと目見てわかる歯があります。

それは、大人なら親知らずを除いた、後ろから2つ目の歯。

これは、小学1年生の頃に生えてくる歯。

第一大臼歯といいます。

大人になるとこの歯が治療してあったり、いつの間にか抜いて無かったりします。

実はこの第一大臼歯、小学1年生の始めの、ブラッシングがたいしてできない時期に生えてくるもんだから、親が注意して見てやらないとすぐムシ歯にしてしまう。

おまけにこの歯、毎日30~60kgの過酷な”かむ力”に耐えておりますので、とても疲れています。

口の中は何でもありの、野戦病院。

歯ぐきの中に歯周病菌を残したまま過酷な環境に耐えていると、何らかの変なチカラがその歯に加わった時、まわりの骨が溶けて・・・・歯が抜けて・・・・ということに。

この第一大臼歯が無傷であれば、きっとあなたは口の中に関しては優等生であるはずです。

ちなみにこの歯、歯の退化に対しては最も抵抗の強い歯なので、他の歯は生えてこなくてもこの歯だけは最後まで生えてくると言われています。

歴史の本

連休だったので、久しぶりにうちの奥さんと一緒に札幌駅南口にある大型書店に行きました。

ブラブラ歩いていると、漫画「日本の歴史」「世界の歴史」というコーナーがありました。

ふとある本を手にとってみたら、こんな文章が載っていました。

「歴史は年表ではありません。事件を並べて暗記するものでもありません。ひとりの人間が生まれて死ぬまでが、その人の歴史です。

その一人ひとりがつくった歴史の細い糸を時間の流れの中で束ねて織り上げたものが、人類の、世界の歴史なのです。」ご存知、マンガの巨匠、故手塚治虫氏の手記でした。

呼吸を調える禅の「調息」

大学ラグビーV7の帝京大集中したい時って、まず思い切り息を3秒吸って次に3秒止める。

そして大きく吐き出す。

そうすると、不思議なくらい落ち着きます。

ラグビーの三郎丸さん(仮名)がやっていました。

まぁ、自分がニュートラルになるということ。

ヒトって、その状態でいろんな力を発揮できます。

これは禅宗の修行法の「調息」と言うのですが、大学ラグビーV7の帝京大もやっていました。

禅には「調身」「調息」「調心」というのがあって、それぞれ、身体を調え、呼吸を調え、精神を調えるというようなこと。

ふだん何気なくやっている靴を脱いだら整える、道ですれ違うときにそっとよけるというのも実は禅なのデス。

キリンの血圧は平均260/160mmHgデス。

キリンの頭って、地上から5メートル、心臓から2 、5メートルも上にあります。

この高さに血液を送るには、血圧は相当高くないとダメ。

測定したら、平均260/160mmHgありました。

ヒトは120/80mmHgだから、キリンは2倍以上の力で心臓の血液を脳まで押し上げているわけです。

問題はむしろ頭を下げた時。

水を飲むために頭を地上まで持ってくると、血が頭に下がって血圧の上の値は倍の400mmHgまで上がります。

こんな高血圧では脳内出血が心配。

でも、大丈夫。

キリンさんには脳内の血液が急に増えたり減ったりするのを防ぐワンダーネットと呼ばれる毛細血管の塊があるので、心配御無用。

こういう機能がヒトにあったらなぁと思ふ。

ウラシマタローと相対性理論

まるやまファミリー歯科ではチビッコを治療する時に、アンパンマンやドラえもんのDVDを流しているんですが、ドラえもんの話の中に時々、大人びっくりポンの話が出てきます。

のび太たちが、”ウラシマタローは実は宇宙に言ったんじゃないの?”と疑問を持ち真相を探る話がありました。

よく海外のSF作品に、宇宙を光速に近い速度で旅行をしたヒトが地球に戻ると、地球ではドンドン時が進んでいて、自分だけが若いままだった、という話が出てきます。

コレ、「運動する物体の経過時間は静止する物体の経過時間に比べて、相対的に遅くなる」というアインシュタインの相対性理論にもとづいたもの。

「浦島太郎」もカメが宇宙船、竜宮城がどこかの惑星だとすれば、どうやら相対性理論で説明できるようデス。

LEDの巨大ライトパネル

東区の札幌新道にあるOフィスアクティブ(仮名)というお店の中をブラブラ歩いていたら、ホコリをかぶったLEDのライトパネル(85×80㌢)が輝いていました。

中にはアニメ、ガンダムのポスターが・・・。

即購入。

コレ、歯医者にあるレントゲン説明用のライトパネルにしたらどうだろう?でもレントゲンのためにだけ使うには、大きすぎます。

それでいろいろ考えた末、歯医者さんじゃなくて、ここのビルのテナントさんに使ってもらったらどうだろう、ということに。

まぁ早い話、アンドンです。

よく地下鉄駅の壁に貼り付けてある、あのLEDの巨大ライトパネルみたいなモノ。

春になるとよく、まるやまファミリー歯科に広告業者の方が来られます。

「地下鉄西18丁目駅の壁が空きましたので広告出しませんか?かかる費用は年間50~100万円でございまして・・・。」「・・・・・・?」広告費が高額とみるかそうではないとみるか、規模の小さい我がまるやまファミリー歯科ではとうてい出せる額ではありませぬ。

介護タクシーの運ちゃんと話した。

先日は大雪で、まるやまファミリー歯科の前を雪かきしていると、介護タクシーの運ちゃんがやってきて車イスの方を迎えに来ましたと言う。

「あぁ、そうか」3階の車イスの方たちが呼んだんだなと思ってしばらく立ち話をしました。

彼が言うには、「個人でやっている介護タクシーはよくやっているなぁと思うんですよ。私はネットワークを持っていて2、3人でやっているが、お客さんが集中する時には集中するのでお断りすると、次回は電話はかかってこない。で、2,3人でやっているとまわる。お断りしなくていいですからねぇ。」ワタクシ、歯医者さんも同じだなぁと思いました。

大型歯医者さんはすぐ診てもらえるけど、うちのように小さくやっている歯医者さんは「イスが空いたら診ますから、チョット待ってネ」と言わざるをえません。

感謝しています。

「ありがとうございます」「おかげ様で・・・」いい言葉です。

その上をいくのが、”感謝”っていうコトバ。

「サンキュー(Thank you)」って言葉、よ~く考えてみたら”あなたに感謝します”っていう意味でした。

感謝って、現実問題として若い世代ではたいして身につかないもので、若い時には自分への好意や幸運をなかなか評価できないし、まぁ、イイ結果が出たら自分の素質や努力のおかげだと勘違いしてしまう。

でも、ほんのチョット人生が見えてくるとヒトが自分でなしうることなんて、偶然にのっかってきただけってのがわかってきます。

それがわかれば、皆さん、感謝しないわけにはいきません。

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