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セミがオシッコをして逃げる
夏はもう終わりかと思っていたら、Uターン台風10号がやってきました。
関東南部から九州方面へ行き、そこから何を思ってか再び関東へUターンして、今度は東北・北海道方面へ。
で、また夏がやってきたので、セミが元気に鳴き始めました。
セミって、木から離れる時よくオシッコをして飛び立ちます。
ものの本にはこう書いてあった。
「セミは木の汁を吸って生きる。栄養補給のためにかなりの量の汁を吸わねばならぬ。このため、オシッコもたくさん出す。セミの天敵は、自分たちをエサにしている小鳥。襲われそうになったらすぐ逃げねばならぬ。逃げおおせるためには、カラダが軽くなくてはならぬ。だからオシッコをして逃げる」こんな、何気ない行動にも理由があるのデス。
○山小学校(仮称)修学旅行
小学校前の修学旅行バスまるやまファミリー歯科にくる小学生は、だいたいS園小学校(仮称)・O山小学校(仮称)・N条小学校(仮称)のチビッコ達。
その中で、O山小学校は今日が6年生の一泊2日の修学旅行です。
行き先は洞爺湖方面。
先日の台風のエイキョウで道路事情が心配されましたが、何とか予定通り決行。
うちのチビスケも6年生なので、1週間前からソワソワ。
学校側のガイダンスによれば、ホテルでは夜10時に就寝することになっている。
しかし、ちゃんと寝る子の確率は0パーセント。
昨年のO山小学校の6年生は、夕食バイキングの時野菜のところに長蛇の列をつくり、「こんなにバランスを考えて野菜を食べる6年生は初めて見た」とホテルの人にすごく誉められたとか。
何はともあれ、6年生の皆さん、楽しい思い出をたくさんつくって無事に帰ってきてネ。
おたふくかぜ
以前、うちのスタッフが”おたふくかぜ”で休んだことがありました。
話を聞いたら、「前日までは元気だったのに、次の日に突然両方のアゴが膨れて、痛くなって食事もとれなくなって、そんなのが1週間続き、3キロやせた」とか。
昔、口腔外科の授業で習ったのですが、おたふくかぜの診断名は「流行性耳下腺炎」といって、原因はムンプスウィルスによる急性伝染病。
飛沫感染によって侵入したウィルスが、ノドや直接耳下腺へ増殖してウィルス血症を起こして全身に広がるというもの。
潜伏期が1~2週間あって、その後1週間くらい発熱・頭痛・耳下腺の膨れが続いて、その後ピタッと症状がなくなって、2~4週間で治ります。
気になる治し方なんですが、今のところ対症療法しかありません。
で、消炎剤を飲んでもらう。
まぁ、一度かかると一生免疫を得ますから、ご安心下さい。
努力をしても方向を間違ってしまったら・・・
患者さんを診ていると、ブラッシングは人一倍よく頑張っているんだけど、歯ぐきは真っ赤っか、という方がおられます。
努力は裏切らないと言うけれど、アレ、もっと正確に言えば「正しい方向でなされた努力は裏切らない」とすべき。
努力は単に量だけではダメ。
方向性を持っているのです。
歯だけ磨くんじゃなくて、歯ぐきの中に歯ブラシの毛先を入れてゴミを追い出すようにすればもっとイイ。
結果を出す人ってのは、まず方向を先に確かめる。
そして、これでイイと思ったら、すぐ実行に移す。
必要な量に達するまで努力を続ける。
・・・とまぁ、こんな人。
迷ったら、ためらうことなくヒトにアドバイスを求めればイイ。
試合の時、礼をするのは・・・
オリンピックも終わって、皆さん、フツウの生活に戻られたコトと思います。
今回のオリンピックは、柔道、レスリングなどの格闘技、随分メダルを取りました。
ところで、日本の武道って、勝っても負けても試合の後に必ずお互いに礼をします。
あれってイミがあって、負けた方は「あなたがいたお陰で私の未熟さがわかりました」っていう意味で頭を下げる。
それで勝った方はというと、「あなたのお陰で自分が上達したことがわかりました」っていう意味で頭を下げるんです。
まぁ、人と競争するのは自分がどれだけ成長したかを確かめるためで、自分の成長ってなかなか自分ではわかりませんもんね。
成長を知りたかったら、練習もイイけど試合に出てみたらいかがでしょう。
要らないものは、どんどん省略してしまう。
犬やネコは、結構ムダなことをしています。
逆に昆虫なんかは、ほとんど無駄なことはしません。
脳が非常にガッチリとできているから。
ロボットと同じ。
何しろ、150万個ぐらいしかない細胞を使って全部やらなければならないのですから、とても無駄遣いなんかできません。
生き物っていろいろな原則を持っていますが、その中の一つが、”要らないモノはどんどん省略してしまう”ことです。
筋肉も例外ではありません。
使わなければ全然発達しないし、どんどん衰えていきます。
脳も同じ。
脳を退化させずに使うためには、しょうがないから頭ん中をぐるぐるムダに回していくことが必要になりました。
神経細胞のやりとりを頭ん中だけでやるようになったのです。
テレビを見たり、ゲームをしたりして・・・。
脳が退化しないように・・・。
そんなことを、脳科学者の大先生が言っておりました。
汗をかく人が必要なんです。
準優勝の北海高校
サイドバックの長友昨年支部予選の1回戦で敗退した北海高校が、今夏、甲子園で決勝までいきました。
北海の監督さんが言ってました。
「社会に出ると自己犠牲の姿勢も必要になる。
送りバントや進塁打で自分のことばかり考えていると、チームは一つ上には上がれないぞ」そういえば、同じような話をサッカーのある解説者も言っておりました。
「サッカーで点を入れるには、ストライカーだけじゃあダメ。ストライカーのために汗をかくフィールドプレーヤーが必ず必要なんだ。それがサイドバックの選手なら、ゴール近くまで10回攻めあがっても、パスがくるのは1,2回程度。それでも信じて走る!」観ててとても気の毒になります。
ソシキでプレイするには、自分が犠牲になったり、エースのために汗をかく、そんなプレーヤーが必要なのです。
野生動物はどうしてムシ歯にならない?
ムシ歯ってのは、口の中のバイ菌によって食べ物の糖分が酸になり、エナメル質を溶かして穴があくことによってできます。
野生動物は糖分を食べないのでムシ歯にはならないのです。
ただ、硬い木をかんでしまったり、骨や石をかんで歯が欠けることがあります。
そこからムシ歯になることがありますが、そうなるとエサを十分得られなかったり消化できなかったりして体力が急激に落ちるので、長生きできないのです。
その意味でもムシ歯の野性動物はいないと言ってよいのです。
メロンの網目
お盆も終わって、今年はマスクメロンをたくさん食べたなぁと満足されている方も多いと思います。
ところでそのマスクメロンの網目ですが、コレ、実の成長期に皮の成長が追いつかずにできたヒビ割れの跡でして、そこに中から汁が染み出して固まったものです。
昔むかし、イギリスのサッチャー首相が来日した時に、マスクメロンがテーブルに出されました。
もともとイギリスで開発されたアールスメロン種のこのメロンが、いつも口にしているメロンに比べてあまりにも美味で驚いたというエピソードがあります。
それもそのはず。
このマスクメロン、そこらじゅうのメロンとは違って、1本のつるに1個しか結実させない特別な育て方で収穫したものですから。
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