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東山魁夷の絵?

東山魁夷と言えば、日本を代表する画家です。

それも、天皇家御用聞きの画家。

ある患者さんと世間話をしていたら、東山魁夷の話になりました。

「緑響く」という絵があるのですが、それは彼によると、魁夷がモーツアルトのピアノ協奏曲第23番を聞いているうちに「緑の森の中に1頭の白馬が立っているイメージが湧いてきたので、それを描いた」というモノ。

見せてもらったら、それ、緑深い森の中に1頭の白い馬が立っている。

これと同じような絵、どこかで見たことあるぞ。

そうです。

15年前にうちの奥さんと一緒に買った絵も、確かコンなんだった。

これ確か、まるやまファミリー歯科の倉庫に眠っているぞ、と思い出して引っ張り出したのが、上の写真。

白い馬が9頭、深い森の中に立っています。

でも、魁夷と言えば天皇家に飾ってあるほどの絵だから、ワレワレ庶民には手が届かないハズ。

やはり魁夷の絵ではありませんでした。

せっかく引っ張り出したんだから、診療室に掛けておこう。

でも、ウチの診療室のコンセプトは、アンティーク。

この絵、なんかチョット違うような気がするなぁ。

コンドルのクチバシ

今日は、歯じゃなくてクチバシの話です。

コンドルって、南アメリカのアンデス山脈に生息しています。

ラテンアメリカの民謡音楽に「コンドルは飛んでいく」ってのがありますが、何となくもの悲しくて雄大な大空を想像してしまいます。

実はこの鳥、フツウの鳥とはチョット違います。

コンドルはフツウの鳥と同じように上空から獲物を探すのですが、探しているのは生きている獲物じゃなくて、大型動物の死体。

ウシやシカです。

あの、厚くてカギ状に曲がったクチバシは、獲物の皮を引き裂き、肉を引きちぎるのに適しています。

そしておもしろいのが、頭と首には羽毛が生えていません。

これは、大型動物に頭を突っ込んで肉を食べる際、血が羽毛に染み込むのを防ぐため。

まぁ、衛生状態を保ったり、血の臭いを他の動物に気づかせないため。

コンドルは生き物と戦って狩りをする道を捨てて、生き残るために死体を食べる道を選んだのデス。

クリスマスプレゼントに「まんが日本の歴史」?

新聞広告を見ていたら、良い子の皆さんへのクリスマスプレゼントに、「まんが日本の歴史」はいかがでしょう?というのがありました。

「まんが日本の歴史」、アレ、本好きの子にはとてもイイと思います。

歴史の入門書にも使えるし、中学・高校・大学の受験の参考書にもなります。

実はワタクシも、一年前にヤフオクで、小学館の「まんが日本の歴史」を落札しました。

うちのチビスケ、それまでは「でんぢゃらすじーさん邪」や「デュエルマスターズ」なんかのマンガを読んで、ゲラゲラ笑っていました。

ところが、「まんが日本の歴史」が手に入ると、「コレ、 おもしろいねえ」ということで、今では家中のあちこちに読みかけの「まんが日本の歴史」が・・・。

全23巻。

彼に言わせると、どこから読んでもおもしろいんだって。

クリスマス電車

今年も、”クリスマス電車”が走っています。

2000年から走っているので、もう16年目。

中央区の市電の路線を外回りに、午前7時~午後10時まで走っています。

先日、中央図書館のとこで見かけました。

この市電、北海道コカコーラボトリングがスポンサーなので、赤い車体に白い字で「CoCa CoLa」と書かれています。

16年も続けば、このクリスマス電車、もう立派な「冬の文化」。

「三方よし」じゃないけれど、乗ってるお客さんも喜ぶ。

コカ・コーラも喜ぶ。

そして、走っているのを観る市民の皆さんも喜ぶ。

そのうち、クリスマス電車を見かけたらイイことが起こる、という都市伝説が生まれるかもしれません。

提案です。

クリスマスイブに、クリスマス電車の中から袋をかついだサンタさんたちが次々降りてくるパフォーマンスをしたら、チビッコたち喜ぶぞ。

カゼをひきそうになったら、ビタミンCとマグネシウムを飲む。

アメリカでは、初期のカゼで薬を処方することはほとんどありません。

お医者さんがカゼひきそうになったらどうするの?という話ですが、ムカシ、歯学部の講義で、内科学なる授業がありました。

その授業では、内科の教授が「カゼをひきそうになったら、ワタシは熱いお風呂に入って、いっぱい服を着込んで、熱い卵酒を飲んでフトンをいっぱいかぶってすぐ寝る」と言っておりました。

よく考えてみたら、コレ、カラダの体温を上げて栄養をとって、あとはカラダの免疫システムに”お願いネ”と丸投げしているワケです。

ところで、あるお医者さんはカゼをひいたらビタミンCとマグネシウムを飲むと言っておりました。

なぜマグネシウムなのかというと、ビタミンCはマグネシウムと一緒に取った時が最も効果的に働くからだトカ。

低気圧が停滞して、ひどい雪でした。

道新の図今週初めの大雪には、参りました。

クルマのバッテリーは上がるし、屋根のスガ漏れは起こるし・・・。

普段雪の少ない札幌–千歳ラインにドカ雪が降って、高速道路は通行止め、飛行機も飛ばず。

皆さん、お疲れ様でした。

これもすべて、低気圧が千島の近海で停滞したためです。

だいたい、札幌–千歳ラインって、フツウなら手稲山、札幌岳などの西側の山があるので、低気圧が滞ることなく通過してくれたら、偏西風がこの西側の山に雪を大量に落としてくれる。

そして、札幌が大雪になることはありません。

でも今回は低気圧がずっと停滞しました。

低気圧って、宇宙から見たら半時計まわりに風を吹かすので、これがちょうど西の手稲山と北の増毛山の間にある札幌に、雪雲を含んだ北風を吹かせた。

低気圧が停滞し続けたので、札幌の空は北から南へ切れ目のない雪雲が・・・。

東の空を見たら、あんなに晴れているのになぁと、うらめしく思いました。

超音波洗浄器がNEWになりました。

診療中、奥の消毒室でなにやら「ジージー」という音が聞こえることがありますが、アレは超音波洗浄器の振動音です。

1回使った歯を削るバーなどを水洗いして、消毒液につけて、そして超音波洗浄器の消毒液の中でさらにきれいにする。

最近の超音波洗浄器は、洗浄できるものが増えてきました。

宝石、メガネ、時計のバンドはもちろん、洗浄できるCDもあらわれました。

ドイツから学んだ。

もうすぐ年末。

ある患者さん、年末はアルバイトに行くから、忙しくて治療に来れないと言う。

うちのスタッフに「年末はそんなに人手が足りないの?」と聞くと、「年末のアルバイトは時給がいいんですよ。クリスマスケーキの箱詰め、年賀ハガキの整理、お歳暮の箱詰め・・・・。ワタシも学生時代、年末は忙しかったです。」とのこと。

ところで、アルバイトと言えば、まぁ”腰掛け仕事”っていう感じですが、ドイツ語ではもともと「労苦」という意味。

アダムとイブは禁断の実を食べて楽園を追われましたが、人間は食べ物を手に入れるために働かなくてはなりません。

仕事と罰は、まぁ、同じようにとらえられていて・・・。

で、そのドイツ人、彼らはよく勤勉だと言われますが、苦痛から逃れるために労働時間を短くして効率よく働くようになったとか。

ドイツの事務所は退社時には机に書類が散乱してないと聞くし、お休みを取っても同僚がすぐ仕事を代行できるシステムができあがっている。

これは歯医者さんでも応用できます。

うちのスタッフが何かで休んでも、他のスタッフが代行するシステムは、ドイツから学びました。

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