昔はなぜガンで死ぬ人が少なかったのか。

ガン死

 

この前、BSテレビの再放送「いもたこ
なんきん」を見ていたら、お医者さんが
自ら肺がんになり余命半年~1年と診断
されました。

でも、本人には言わない。
昔のことだから、ガンになったら手遅れ
なので告知していませんでした。

でも、今は告知する。

全てではありませんが、早期発見なら
割と治るようになったから。

「昔はなぜガンで死ぬ人が少なかったの
か」という話がよく議論されますが、
昔の人はガンになる前に他の病気で死ん
でいたから。

つまり、ガンが人の命を奪うまで大きく
なっていなかった。

また、ガンによる死亡率が年々増えるこ
とに対して「ガン治療は全く進歩してい
ない」といった指摘が見られますが、こ
れは誤り。

高齢化によって高齢者が増えれば、必然
的にガンで死ぬ人の数は増えます。

大学生1万人と高齢者施設の入居者1万
人の間でガン死亡者の割合を比較すると
、後者の方が大きくなるのは当たり前。

だからガン治療が進歩したかどうかを
知りたければ、年齢構成が等しくなるよ
うに調整して比較しないとダメなんです。

これを見れば、ガンの死亡率は年々減っ
ているのがよくわかる。

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