ブログを書く時は、「受け売り業者」に
なることがあります。
だって、「受け売り」は自信をもって
言えるし、新鮮。
人の意見だから。
自分のイケンはもうとっくに飽きている
し、受け売りは同じ話を何度しても飽き
ないんです。
で、今日は思いっきり「受け売り」話。
ずいぶん前に芸能界を引退した島〇紳助
氏(仮名)が、「芸人」のことをこのよ
うに述べていました。
「ふつうの商売なら3000円のモノを
10000円で売る。それやったら、売
れなくても仕入れた3000円のモノは
残る。でもこっちはもとから手元には何
もあらへん。何もないものをしゃべりで
金に換えなあかん。これ、野球選手にも
似たところがあると思う。日頃から、も
う打てへんのとちゃうか、打てへんのと
ちゃうかって不安と戦いながら試合に出
続けるワケや。打っても90メートルな
ら外野フライ。100メートルやったら
ホームラン。このたった10メートルの
キョリにものすごい執着と競争があるワ
ケや。吉本に入る芸人のほとんどが40
メートルしか飛ばせへんワケやけど、
90メートルやったら飛ばせる子は何人
もいてる。そこから100メートルに行
くのが大変なんや。
逆に、今ホームラン打てていても、いつ
外野フライばかりになるのか、その恐怖
に打ち勝たんとアカン。うちらは机に
座って8時間仕事できへんから、芸人に
なった。芸人の才能の差なんて、ほんの
ちょっとや。」
まぁ、90メートルと100メートル、
たった10メートルの差ですがそこに
大きな壁があります。
ずいぶん前のことですが、お笑い芸人の
島〇紳助氏がニュース番組のサンデープ
ロジェクトの司会を担当するって聞いた
時、「大丈夫?」と思ったものですが、
彼は何の何の、100メートルどころか
120メートル飛ばせる芸人だったのデス。