チョウの擬態・だましのテクニック

 

 

フクロウとヘビの顔をもつチョウ

 

 

以前、目玉模様を描いた風船をブラ下げ
ている駅が話題になりました。

実はコレ、鳥よけ。

この目ん玉の模様をトリが嫌うことから
考えられたのデス。

ムシにも目玉模様があります。
ムシが目玉模様をつけていると、トリが
嫌がって、ムシが食われる可能性が減る。

もちろん、食べたら味が悪い。
まぁ、マズイ虫ならこうした戦略は有効。

トリは「このムシはマズイぞ」と思って、
次から食わなくなる。

本人は食われてしまうけど、おかげでそ
の他大勢が助かるのだ。

だからこれを、「身を殺して仁をなす」
という。

ところで、ムシの中にもズルいのがいて
、マズい味じゃないのに目玉模様をつけ
てみるヤツも出てくる。

これはいわば、擬態。

トリは思わぬところに目ん玉が出てきて
ビックリする。

これは人間らしい解釈。
ホントは鳥に聞いてみないとわかりませ
ん。

オウムならちゃんと返事をするかも。
ただし、答えを前もって教えておかない
とね。

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