子供に夢を持たせる『T作り』

青山学院大学・駅伝部の原晋監督は多才

T作りという言葉があるんです。だいた
い、自分はこうなりたいんだという軸
を持ってる子ってそんなにいませんよ。
ある大学の先生が言ってたんけど、大
学生でも高校生でも1割もいないトカ。
学校生活が中心で、見える世界の狭い
若い子たちがホントにやりたいことを
見つけるのは難しいと思う。

そこで必要なのが『T作り』の考え方。
横軸は様々な知識や経験の習得(人間
関係、趣味など)。縦軸は人生の軸、
自分のやりたい事。まあ、バケツに水
を入れ続けたら、そのうち溢れて来る
感じです。いまは何をやるかと言うと
この横軸ですよ。

『T作り』(オガワ工房)

ここを太く、広く作ることから始めて
いく。文化でも、スポーツでも、芸術
でも政治、経済でも何でもいい。いろ
んな分野のコトを学ぶ。
すると、ある日突然、降って湧いてく
るものがあるっていう話なんです。
日本の教育って6・3・3で終わりって
ことになってるけど、教育ってここで
終わりじゃないんです。社会人になっ
ても勉強していく必要がある。ヒトに
よっては縦に1軸、2軸、3軸になること
もある。

横軸が一杯になると縦軸が増える(オガワアート)

青山学院大学の駅伝部の原晋監督なん
か駅伝部監督、大学教授、解説者、タ
レント、コメンテーターなどいっぱい
縦軸持ってるもんね。この『T作り』の
話、実は原晋監督がしゃべってた話なん
ですよ。

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