2024年 2月 の投稿一覧

『下顎呼吸』『息を吸って亡くなる』『息を引き取る』

下顎呼吸ってのがあります。亡くなる直
前に見られる呼吸なんですが、『何か、
おじいちゃん、言いたがってるよ。』
『きっと、こういうことを言いたかった
に違いない。』と亡くなったあと、看取
った人達は皆、ああだ、こうだと言いま
す。でも、この現象を穏やかな状態だと
言う専門家もいるんですよ。

脳内麻薬と呼ばれる物質があって、コレ
自分たちにストレスがかかった時、エン
ドロフィンが出ることが分かっているん
です。

脳内麻薬の1つ、エンドロフィンは苦しみや痛みなどを感じた時に分泌される神経伝達物質。まあ、モルヒネと同じような作用です。さらにエンドロフィンは血液中に酸素が不足した時にも分泌量が増えるんです。

まあ、マラソンで長く走り続けていると
、酸素が不足気味になって、気分が高ま
って来る『ランナーズハイ』もエンドロ
フィンが出てくるからと言われますが、
そのエンドロフィン。

酸素不足でエンドロフィンがドバッーと出る

最期の時は下顎呼吸になりますけど、そ
の時には呼吸と言ってもほとんど機能し
てない呼吸なので、その時には血液中の
酸素濃度はほとんど落ちて、脳内麻薬の
エンドロフィンが大量にドバァーと出て
来るので、穏やかな気持ちでいられるん
じゃないかと。

かくして、下顎呼吸は無呼吸になりまし
て、パクパクと、はあ・・と言って亡く
なるんですよ。『あの時、おじいちゃん
は何を言い残したかったんだろう?』と
残された人達は胸に手をあてて考える。

酸素濃度が低くなるとエンドロフィンが大量にドバァーと出る(オガワメモ)

吐いて終わりじゃなくて、吸って終わり
と仏教でよく言われます。
『吐いて生まれて、吸って終わる』『息
を引き取る』って言葉がありますが、
まさにその通り。

ワタクシも人が亡くなる直前にはエンド
ロフィンが大量にドバァーと出るのを知
らなかったので、父ちゃんが亡くなる時
苦しそうで可哀そうだなと思っていまし
た。

『あとはオレに任せてくれよ。』

看取る側が『苦しく亡くなったんだ。』
と思うんじゃなくて、この話を知ってい
れば『父ちゃんは皆が来てくれて幸せだ
ったんだ。行ってらっしゃい。あとは何
も心配せずにオレに任せてくれよ。』と
送り出したに違いありせん。

 

できる子の頭ん中は収納されている?

どんどん知識を詰め込んでいくと、
頭ん中はいっぱいになってしまいま
す。頭ん中は、ちょうど散らかった
子ども部屋のようなモノ。まさにお
もちゃ箱をひっくり返したような状
態で、どこに何があるのかわかりま
せん。

その中から必要なものを探して取り
出す時、入口付近にあるものは比較
的見つけやすいけど、奥の奥にある
のはもう偶然に頼るしかありません。

どこに保管してあるかわからないほ
どモノが増えれば増えるほど、整理
能力が伴わないと取り出せません。

できる子ってのは、後で引っ張り出
すことを考えて、整理しながら収納
しているのです。取り出す時のこと
を考えて頭ん中に入れていのです。

ワタクシ昔、どんどん詰め込んでい
くことが重要だと思っていました。
「得ること」が重要なんだと。
取り出す時のことを考えて収納する
なんて、完全に発想の外でした。
頭ん中に入れる時は、アウトプット
のためのインプットなんだと知って
おかねばならないのです。

できる子は、それができるのデス。

『立春大吉』と書いた紙を、玄関の内側に貼った

我が家の玄関の中(うちの奥さんの自筆)

節分も終わって、暦の上で春がやって来
ました。ここから新しい1年が始まりま
す。うちの奥さんが『立春大吉』と書い
た紙を玄関の内側に貼っていた。聞くと
、立春の日に、『立春大吉』と書いた紙
を玄関の内側に貼ると、良い1年になる
と言う。友人の家でやってたらしい。
それをマネた。

鬼は家の中に入ったのに、勘違いして出て行く

縦に書いた『立春大吉』と言う字は左右
対称なので、表から見てもウラから見て
も『立春大吉』と読める。鬼は透視で家
の中に貼ってある字が見えるらしく、
万が一、鬼が外の玄関から中に入って来
た時、『立春大吉』と言う字を見て、
『あれ?オレ、まだ家の中に入ってなか
ったっけ?』と勘違いをして、家の中か
ら外へ出て行く。つまり、鬼はせっかく
家の中に入ってもUターンして出て行く。

ウラ側から透かして見ても『立春大吉』

話は戻って、『字、うまいじゃん!』と
褒めると、彼女は書道3段なので、高校
生にも教えることが出来るのよ、と言っ
ていた。

(イメージ)

ところで、その人の気持ちが運を変える
と言います。節分も過ぎたことだし、明
るく笑えばいい。笑いは運を呼び込みま
す。笑顔は奇跡を呼び込み、笑顔でいる
と運気が良くなります。暗い顔をしてい
るヤツの所には誰も近ずかないし、だい
いち一緒にいてもちっとも楽しくない。

悲しみや辛さはいつまでもベットリとそ
の人について回ります。でも、そんなも
んだと思っていれば、何時までたっても
、新しい春はやってこない。ワタクシも
心を入れ替えてニコニコしよう。

笑いは運を呼び込む

せめて、お笑い番組でも見て、ゲラゲラ
笑わせて頂こう。面白かったことを想い
出して笑うのもイイ。『笑う門には福来
たる』と言うではないか。

昔、天のお星さまになった、うち奥さん
のバアさんが言っていたスゴイ一言が忘
れられない。
『暗い女は捨てられる!』

「人間をはじめ、生物は生殖細胞の乗り物に過ぎない」らしい。

スティーブ・ジョブズ

 

13年位前、まるやまファミリー歯科の
開業準備をしている時に、スティーブ・
ジョブズ(1955~2011)がガンで亡くな
ったというニュースが飛び込んできまし
た。

彼は死が宣告されてから1年位時間が
あったので、死についてこう考えた。

「死は古き者を消し去り、新しき者への
道をつくる。死は生命最大の発明品であ
る」

とまぁ、進化の問題なんですけど、生物
っていうのは進化がつくったんです。

生物って40億年くらい前に地球上に誕生
しました。

最初は1コの細胞から始まり、それが
進化して、やっとワレワレができた。

途中で死んじゃったら途絶えてしまうわ
けで、ワレワレはこの世に存在していな
いと考えれば、永遠に死なない細胞とい
うものがあったということ。

先日BSテレビで「ヒューマニエンス」と
いう番組を観ていたら、ある偉い先生が
「生殖細胞だけが永遠に生きるから生物
が進化した」と言っておられた。

言い換えたら、生殖細胞が生きていたか
らワレワレがいる。

他の部分はとりあえず何十年かもてば
いいというというコト。

そういえば、ビートルズのジョン・レノ
ンと同じ頃生まれて、まだ元気なリチャ
ード・ドーキンスさん(1941~)ってい
うイギリスの進化生物学者がこんなこと
を言っていました。

「人間をはじめ、生物は生殖細胞の乗り
物に過ぎない」と。

まぁ、生殖細胞を運んでいるワレワレの
カラダは単なる乗り物に過ぎないという
考え。

たしかに乗り物自体はどんどん古く、ボ
ロくなっていくけれど、エンジン(生殖
細胞)がまっさらなままずっと行くと、
永遠に子孫を残せる。

ということは、だ。

「生殖細胞以外のものの終わりが死」
ということでしょうか。

「どうしたの?何?」って聞くと、ぷいって逃げちゃう。

じっとこっちを見てる子

 

昔の子どもって、大人同士が話していた
りすると、ずーっとそばにいて、大人が
気がつくまでずーっと見ていて、大人が
気がついて「どうしたの?何?」って聞
くとぷいって逃げちゃったりすることが
よくありました。

ワタクシも小さい頃はそうでした。

後ろ向いてぴゅーっと逃げちゃうから、
大人は「変な子だなぁ」と言って終わり
になるんだけど。

あれは要するに、子どもの側にちょっと
だけ不安があって、かといって特別の
用事があるわけじゃなく、「ボクはここ
にいるよ」っていうメッセージを出して
いるだけ。
だから、向こうが「何なの?」って言っ
てくれたらもうそれで用事は終わり。

   大人たちは気ずいてくれない

ボクはここにいるっていうことを確認し
てくれたからもういいんだということ。

で、もっと不安の大きい子になると、そ
こで何か悪さをしてしっかり叱られる。

叱られるっていうのは、うんといいこと。

それをわからずに「この子は嫌な子だ」
とか親が言ってしまうと、たちまちおか
しな関係になってしまう。

きっと何か大きな法則によって動かされているノダ。

CO2に反応する吸血性のダニ

 

うちのチビスケの部屋は、ホント、汚い。

モノは片付けないし、掃除はしないし、
足の踏み場もない。

きっとノミとかダニが発生しているハズ
だ。
以前、カユイと言っておった。

吸血性のダニは、何かヒトの気配がある
と近づいてくると言います。

以前、葉っぱの上にいる吸血性のダニは
CO2ガスに反応して運動がさかんになる
という話をどこかで聞いた覚えがある。

CO2濃度が上がるということは、近くに
呼吸する動物が近づいた可能性をイミす
るから、そこにわずかな振動が加われば
ダニは落下する。

うまく落下すれば動物のカラダの上に
落ちる。

そこが37度程度の体温で、あとは酪酸の
ニオイがすれば、ダニはすぐ吸血活動を
始めるというものだ。

そこで、こういう実験をした人がいます。

地面の上に温度を37度に設定した湯たん
ぽを置いて、そこにバターを塗っておく。

そしてドライアイスを使ってCO2濃度を
上げて木を揺すると、ダニは湯たんぽの
上に落ちて吸血行動を始めたノダ。

たぶん生きるためだと思う。
きっと、何か大きな法則によって彼らは
動かされているノダ。

 

 

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