歯生え薬・第3の歯

歯の芽があれば次々と歯が生える(オガワメモ)

『歯生え薬』なるものが注目されていま
す。インプラントに次ぐ第3の歯。ヒト
には乳歯、永久歯とは別に新たな歯にな
り得る歯の『芽』のようなものがありま
す。が、通常は生えずに無くなります。
このクスリは『歯の芽』に働きかけ、
成長をうながすクスリ。
BSプレミアム『ヒューマニエンス』で
先日、そんな話をしていました。

マウスにクスリを投与すると歯が生えて来た

ある遺伝子によって合成されるタンパク
質『USAG‐1』は歯の成長を抑えます。
その『USAG‐1』をピンポイントで
狙い撃ちしたのが歯生え薬。

実際にマウスに歯が生えた

ワタクシも以前から有るんじゃないかな
と思っていました。サメの歯も折れると
内側から新しい歯が生えてくる。ゾウは
臼歯上下左右4本しかありませんが、擦り
減ると下から予備の歯が生えて来て、
とって替わります。そんなのが一生に7
回ぐらいあって、在庫が無くなると、
ゾウはこの世からバイバイするらしいん
です。同じほ乳類のヒトでもそんな歯の
芽があってもおかしくありません。

ヒトの歯の場合、昔の御先祖様の歯は何
度も生え替わったかもしれませんが、使
わないで寿命が来たり、或いは必要ない
ので『まだまだ生えますよブレーカー』
が、今は落ちているのかもしれません。

ブレカーを上げると復活する?

ブレーカーが落ちているだけだとすれば
、このクスリを使うことによって、眠っ
ていた遺伝子を呼び起こし、第3の歯が
生えて来るという仮説が成り立つんです
。ただし、どんなヒトでも出来るって言
うんじゃなくて、歯の芽がある人限定。
つまり今のところ、子供限定なんですよ。

 

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