身に染みついていることをフツーにやっているだけなんデス。

日本人サポーターのゴミ拾い

 

サッカー・ワールドカップで、日本人サ
ポーターが観客席の清掃を率先して行う
姿が海外で注目を集め、賞賛されていま
す。

それに関して、ワタクシなりにいろいろ
考えてみました。

ワタクシも中・高・大と部活の競技、
卓球をやっていました。

その時は何も考えていませんでしたが、
今考えてみれば、スポーツを武道的な感
覚でやっていたのではないかと思う。

例えば、自分たちが使用する卓球台や
練習場を部活後に片付けたり、掃除をし
たり、ボールなどの用具の手入れや管理
は当然やるものだし、さらに帰り際には
コートに一礼するといったことも、フツ
ーにやる。

海外には、日本みたいに中学・高校に
放課後やる部活はありません。

コレ、日本独自のシステム。

ある北欧の人が日本に来た時、「日本の
中学生は午後の授業が終わったのになぜ
帰らないんだ?」と不思議がっていまし
た。

日本では放課後、クラブ活動をするため
に学校に残ります。

そして上級生が下級生に教える。
プロ級レベルにはなりませんが、まぁ、
そこそこうまくはなる。

スポーツを通じてこうした片付けをする
環境にある日本は、世界では特別みたい。

日本の常識は世界の非常識。

日本の選手やサポーターたちは、褒めら
れるためにやっているんじゃありません。

ただただ、身に染みついていることを
フツーにやっているだけなんデス。

でも、コレ何?って考えてみたら、やは
り小さい頃から自然に身につけていく武
道の精神なのかなぁ。

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