海を制する者は情報を制するんデス。

海底ケーブル

 

スマホでピッと押すと、あたかもワタク
シたちは空中に電波が飛んで、相手に伝
わると考えがち。

インターネットは空中を介しているよう
に思いがち。

まぁ確かに、無線もありますが、でも
ネットは海。

ほとんど9割のインターネットは海底
ケーブルを通っていっているんです。

海底ケーブルは光ファイバーの束。
それで届けられています。

それを世界中で張り巡らせているのが、
アメリカ。

かつて世界最強国はイギリスでした。

でも世界中に領地を持っており、それを
守ったり何かしたりするので、ヒヘイし
ました。

でもアメリカは、戦争が終わっても本国
の領土は無傷で勝ちました。

そして、ガッポリカンパニー国へ。

実は、海底ケーブルは電報とか電話の
時代も使っていたんです。

イギリスは電報・電話の時代の海底ケー
ブルの覇者。

それが故に戦争に勝ったとも言えるん
デス。

ちょっと前の話ですが、第一次世界大戦
中、イギリスはドイツと戦っていました。

実はイギリスはドイツの電報を盗み見る
ことができたんです。

ドイツもイギリスの通信経路に頼ってい
たんです。

海底ケーブルという通信経路を自国で
持っているってコトは、ドイツの電報を
見れちゃうんです。

イメージ

 

「あれっ?ドイツはメキシコと連携しよ
うとしているな!」

それで、そのことをアメリカにリークし
てアメリカをこっちサイドに引き込むこ
とができたので勝てたとも言えるんです。

戦争で最も大事なのは情報。

昔はイギリス、今はアメリカが牛耳って
います。

アメリカは海底ケーブルを敷き詰めて、
そのインフラを制しているから、いろん
な国の通信、見放題。

地球30周分の海底ケーブル

 

何年か前にドイツのメルケル前首相の
ケータイの通信記録をアメリカのある
施設が全部見ていた、というニュースが
テレビに出ていました。

ドイツは大激怒。
で、国際法に訴えた。

でも最も強い国を罰する国はありません。

アメリカがドイツの通信を見ていたとし
ても、誰も文句が言えない。

せいぜいアメリカに対して「そんなこと
やめようぜ!」と言うぐらい。

やはり海を制する者は、情報を制する
のだ。

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