塾への重課金=成績UPじゃあないということだ。

合格発表を見守る塾の先生たち

 

「塾に通わせてんのに、何で成績が
上がらないんだ!」とか、「毎月毎月
高い月謝払ってんのに、何で偏差値、
上がんないんですか?」

そういうクレームが親御さんから時々
あるようです。

でも、ちょっと考えてみればわかる。

塾にお金を払うというのは、成績を
買っているんじゃありません。

「偏差値1ポイントが10万円、点数5
点が20万円也」とか、そんなの売って
おりません。

売ってたら、若い頃のワタクシでも
買った。

等価交換じゃないんデス。

何にお金を払って何のサービスを受けて
いるかというと、「良い指導、良い教材
、そして良いカンキョウ」。

あくまでも、月何万円を払ってスーパー
スペシャリストの先生がする授業、優れ
た教材、自習室というカンキョウ、そう
いったものを買っているんデス。

まぁ、そのへんのところを誤解されてる
方が時々おられる。

まぁ、塾の方は「成績UPのお手伝いは
します」とは言えるけど、成績を上げま
すとは口が裂けても言えない。

あくまでも成績をあげるためのお手伝い
ですから。

勉強自体は誰がするの、っていう話にな
ると、教材を開いて問題読んで解いたり
するのは、生徒。

成績UPはそれをしないと残念ながら出
来ません。

優れた授業とそれに基づいた修行、鍛錬。

特に修行、鍛錬なんかお金を出しても
買えない。

それは、生徒が自分の手を使って、目を
使って、耳を使って、耳と耳の間にある
ところをフル回転させて、反復練習する
モノ。

まぁ、塾への重課金=成績UPということ
じゃあないということだ。

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