「原則規制・例外自由」

ドイツのアウトバーン

 

クルマを運転していると、4車線くらい
の一般道路はだいたい、40キロ制限。

6車線くらいになると50キロ、2車線な
ら狭いので危ないから、30キロ制限され
ています。

日本人はどういう道路でも「速度制限が
ある」と信じています。

あの、規則にうるさいドイツ人でも、
「この道路のココの部分には速度制限が
かかっている」と考える。

だから、高速道路のアウトバーンには
制限速度がありません。

まぁ、原則自由ですからね。
危ないと思ったらゆっくり走る。

ドイツでは、運転速度は「原則自由、
例外規制」なのだ。

日本では「原則規制、例外自由」なん
ですけど、まぁ例外自由はほとんどあ
りません。

だから歩道の信号が赤になっていたら
、たとえクルマが全く来ていなくても
じっと青になるまで待つ。

原則規制ですからねぇ。
みんなそれを守ることになっている。

話が面倒になると日本人なら、「規則
をつくれ」と言う。

その方が面倒じゃないから。

「何でそうするの」と聞くと、「規則
だから」と言うだけで済む。

そしてなぜか皆さん、納得する。

すると、考えなくなる。
思考停止。

でも逆に言えば、考えなくていいから
その頭で他のことを考えることができ
る。

「おい、打てよぉ!何で打たないんだ
?」

サッカーでフォワードがシュートせず
にパスを選択するのは、小っちゃい時
からの原則規制・例外自由がカラダに
しみついているからかなぁと思う。

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