T大生(仮名)の「ものさし」

T大王

 

クイズ番組に林修氏が出るようになって
、知識を武器に持つというのは格好いい
なぁと思う子供たちが増えてきたように
思います。

いいことデス。

T大生もたくさんテレビに出るようにな
って、身近な存在になった。

T大生といえば、実にピンキリ。

今なお多くの大学受験生が志望校を決め
る際の判断基準としているのが偏差値だ
けど、その偏差値の頂点に君臨するのが
T大。

一部の医学部や海外の大学を除いて、そ
の「さらに上」というものがありません。

つまり、下は合格ラインだけど、上は
まぁ、青天井。
どれだけスゴイのがいるのか見当がつか
ない。

相当な無理と幸運で辛うじてT大に滑り
込んだ者(キリ)から、T大生の平均を
はるかに越える天才じみた者(ピン)ま
でが、いっしょくたんに「T大生」と
呼ばれています。

ピンキリの「ピン」にあたる方の彼らは
集中力と頭の回転が桁外れで、勉強でも
仕事でも常人の半分の時間で完璧にこな
してしまう。

一度聞けばどんな講義でも理解してしま
う。

あらゆるテストを難なくパスする。

社会に出てからは、どのような場所にい
ても求められた以上の答えを出す。

高い教養があり、たいていは人格的にも
まぁそこそこ、優れている(と思ふ)。

確かにそういうのはイル。

ワタクシ、遠い昔、S台予備学校(仮名)
の寮にいたことがあって、そこからT大
に進学していった連中とバカ話していた
時期がありました。

彼らは決して鋭いカミソリみたいに切れ
るというワケではありませんでしたが、
まんべんなくデキて、ミスが少なくて、
コツコツ型が多かったように思う。

努力も才能。
まぁ、現役で入ってないワケですから。

たぶん彼らはワレワレと同じものさしを
持っていたんじゃないかな。

でも、T大の「ピン」の方は同じものさ
しを持っていたとしてもきっと「目盛り
」がワレワレのとは大きく違っているハ
ズだ。

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