ニューヨークコロナと東京コロナ

アメリカ医療現場

病院船「コンフォート号」

 

ニューヨークでは、5月に入ってコロナ
感染の勢いが衰えてきました。
でも死者は1日200人。

ハドソン川の桟橋に停泊して治療にあた
っていたアメリカ海軍の病院船「コンフ
ォート号」は、任務終了。

アメリカ陸軍が突貫工事で臨時病院に
仕立てた会議場「シャビッツセンター」
の病床利用も、おしまい。

この間、ニューヨーク、ニュージャージ
ー州では戦時体制。

まず、医師免許のある人は専門にかかわ
らず、コロナ対応に回る。
医科大学院の学生も繰り上げで前線投入。

さらに、専門外の歯医者も支援体制に組
み込まれた。

驚いたのが、外国の医師免許を臨時に
有効として治療行為を認めるという政令
まで出たこと。

東京は、ニューヨークのコロナ死者の
100分の1。
東京は何とか持ちこたえた。

ニューヨークは事態を後追いするだけで
精一杯なのに、クオモ知事への信頼は
高かった。

たぶん、文化的な問題。

日本の場合は、全体的には成功している
のに、反省的であったり批判ばかりでし
たが、これもたぶん、そういう文化。

日本の厳密な文化は、想定外の異常事態
には弱いけど、きっとその文化が感染拡
大を防いだのだ。

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