「バカの壁」って、養老〇司先生の本
です。
もう400万部以上も売れています。
「バカ」とは、自分の知りたくない情報
について「わかっている」と決めつけて
細部まで見ようとしない人。
そして、向こう側の世界があるってのを
知らない人のことを言うらしい。
わかる・わからないは、能力の問題では
なくて、まぁモチベーションの問題。
壁を一歩登ってそれを見ることによって
世界が変わるのに。
まぁ、そんな感じ。
「バカの壁」のことを考えると、いつも
「下剋上受験」の娘のお父さんのことを
思い出します。
娘の「下剋上受験」を書いた中卒お父さ
ん、娘と一緒に中学受験の勉強をするこ
とで、そっちの世界(いわゆるエリート
)の大人たちの考えていることを知って
しまった。
こういう、チョットしたきっかけがなか
ったら一生知ることはなかったであろう
「バカの壁」を越えた瞬間だった。
本屋さんに行くと、「バカの壁」がいろ
んなところに入っています。
フツーは新書の棚に入っている。
科学の棚に入っているのは、まだいい。
哲学の棚に入っていたり、もっとひどい
時には、誰が置いたのか知らないけど、
宗教の棚に入っていた。
「えっ?『バカの壁』って宗教書になっ
っちゃったの???」
最近のコメント