むくみの正体

緑がリンパ管

 

平安時代の女性の顔の絵を見ていると、
たいして栄養状態がよくないのにプク
プク描かれています。

これ、太っているんじゃなくて、むく
んでいるんじゃないかと思うことがあ
ります。

ところで、カラダの中には2つの水の
流れがあって、1つはご存知、血液の
流れ。

そしてもう1つが、リンパ液の流れ。

リンパ液は全身に分布するリンパ管の
中を流れます。

でもリンパ液の流れは、血液の流れと
同じではありません。

血管は心臓→動脈→毛細血管→静脈と
巡って心臓に戻ってくるまでに一続き
になっているので、血液は同じ経路を
何度も巡ります。

だから血液循環と呼ばれる。

が、しかし、リンパ管は全身にある毛細
リンパ管が徐々に合流して太いリンパ管
になって、その後大静脈に向かって合流
します。

つまり、リンパ液は全身から静脈に
向かって一方通行で流れて、循環は
しないのです。

そもそもリンパ液は、全身のソシキの
細胞のまわりの液(ソシキ液と呼ばれ
てマス)がリンパ管に流れ込んだもの。

つまり全身にフリーに存在する水分。

この水分がリンパ管を通り、大静脈で
血液に合流し、タンパク質や脂肪を
運ぶのデス。

血液は全身を約1分で1巡りしますが、
普段のリンパ液の速度はヒジョウに
遅くて、毎秒2ミリメートル程度。
ほとんどフラフラ漂っている感じ。

それでもこの水の流れが大事で、滞る
とソシキに水が溜まって腫れ上がって
しまうのです。

これが浮腫。
まぁ、むくみの正体なのです。

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