新型コロナウイルスワクチンの開発

「マンガでわかる免疫学」より     抗原特異的に免疫反応が起こる仕組み

 

病院崩壊という話が現実になってきま
した。

病院の医師や看護師が一人でも新型コロ
ナウイルスに感染すると、病院閉鎖とな
る。

戦後最大の国難です。

ところで、感染症の流行を防ぐ方法はウ
イルスに感染しないことが一番ですが、
それがムリならワクチン接種。

このワクチンを接種すると、リンパ節や
脾臓で免疫細胞が頑張ってくれて、ワク
チンを排除するための抗体ができます。

こうなればワクチンの元である病原体を
出来上がった抗体に攻撃させて、排除で
きるのです。

つまり「免疫がついた」ことになります。

本来であれば一連の免疫反応はウイルス
がカラダの中に入ってから起こるのです
が、それじゃあ抗体ができる前に発病し
ちゃう(新型コロナの場合は呼吸器不全)。

そして症状が重くなって、死のリスクが
高まります。

そこで事前にワクチンを打って病気にか
かったふりをする。

まぁ、自分の免疫システムをダマすわけ
ですが、そのおかげでカラダの防衛シス
テムが事前に整うことになります。

ところが、今回の新型コロナでは、まだ
ワクチンが開発されていません。
世界中で開発を急いでいます。

これを見つけたら、ノーベル賞あげても
いいと思う。
世界中の皆さんを救ったんですから。

ところで、何もしないでもコロナにかか
って、そして勝手に治った人がいるとい
うことは、その人は新型コロナに対する
抗体ができていたということ。

大勢、陽性から陰性になった人がいるの
で、その方々の抗体を研究して新型コロ
ナウイルスワクチンの開発が早く出来上
がることを祈るばかりです。

 

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