ヒトのカラダの防衛システム1.2.3

自分でカラダを守る

 

昔、男性用のヒゲ剃りに、“ブラウン
システム1.2.3(ワン・ツー・スリー)”
というのがありましたが、ヒトのカラダ
にも“防衛システム1.2.3″があります。

例えば、病原体がカラダに入ってくると
しましょう。

最初はヒフから侵入しようとします。
でも、皮フは簡単には入れてくれません。

これが、防衛システム1。

仕方ないから、病原体は皮フよりも
比較的防衛の甘い粘膜から侵入しようと
します。

ノドの粘膜なんかがそう。

うまく入ってくると、カラダが「これは
いかん」と第2の防衛システムを発揮
します。

それが、白血球。

白血球には好中球・マクロファージ・
リンパ球などがあって、今回はその
うちの好中球とマクロファージ。

粘膜はカラダの中なので、白血球の
中の好中球とマクロファージという
食細胞がやってきます。

これが病原体を食べてくれるのです。
ただし、早く来てくれるんだけど、
弱い。

まぁ、隣近所のおじさんおばさん
みたいなもんです。

そこで今度は、おじさんおばさんが
電話して警察官に来てもらいます。

この警察官が白血球の中のリンパ球。
免疫を担当してくれます。

感染した細胞を殺してくれたり、
抗体をつくってくれます。

これは電話をかけて来てくれるもん
だから、反応は遅いけど強いのデス。

これが第3の防衛システム。

カラダの防衛システムはまぁ、こんな
感じです。

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