2018年 7月 の投稿一覧

リードすることには慣れていないのデス。

ベルギー戦で赤い悪魔に同点ゴールを決められたサッカーワールドカップのベルギー戦、後半10分に日本がまさかの2点リード。

しかしその後3点取られてゲームオーバー。

いろんな評論家がああだ、こうだと言っております。

サポーターのワレワレも、いろんな思いをもったと思います。

まぁ、悔しいけどとても幸せな2週間でした。

ワタクシも試合を終わって、何であのような結末を迎えたんだろうと考えていました。

内田樹さんという日本の思想家が「日本辺境論」という本を書いているのですが、その中に民族の成り立ちというのがあります。

ワタクシ、「あっ!もしかしてこれかな?」と思いました。

日本人にはサッカーの技術はあるけれど、その反面、サッカーでの劣等感が常につきまとっています。

だって、歴史あるサッカーの世界へ途中から入れてもらったわけですから。

ホントのサッカー文化はどこか他のところでつくられたもので、自分のところでつくったものではない。

何となく劣っているのではないかという意識を日本人はなんとなく持っています。

だから、強豪国を真似して研究する。

ヨーロッパの新知識の輸入と消化吸収に忙しい。

「きっとアイツらはもっとすごいはずだ」と。

でも、想定外のリード。

後半30分どうすればいいのかわからなくなったと西野監督は言っていた。

おそらくこれは、始めから自分たちを中心にひとつの文明を展開することのできた民族と、その一大文明の辺境民族のひとつ(日本)としてスタートした民族の違いからくるのではないかと思いました。

まぁ、ワレワレ日本人って、キョロキョロして何か新しいもの、もっと優れたものはないかと外の世界に絶えず求めてきましたからねぇ。

リードすることには慣れていないのデス。

アンパンマンの積み木を待合室に置きました。

まるやまファミリー歯科の待合室の子どもコーナーに、アンパンマンの積み木をそろえました。

ワタクシ、朝早く来て、ポンと置いて知らん顔していたのですが、あまりに小さくて存在感がなかったせいか、スタッフは誰一人気づきませんでした。

でも、待合室で待っている3才に満たない子どもはすぐ気づいてくれました。

なんだか、「やったぁ!」って感じでウレシイものです。

その子は黒色と紫が好きと言っていた。

何でと聞くと、バイキンマンの色だからだと言う。

バイキンマンの良さがわかるんですね。

アンパンマンが成功したのは、バイキンマンの功績が大きいと思う。

初期のアンパンマンに登場する悪役は、パンチがなくて面白みに欠けていました。

でもバイキンマンが登場すると、話がぐっと引き締まった。

甘いものにはちょっと塩を入れるといい。

「毒」は絶対に入れてはいけません。

子どもは傷つきますからねぇ。

おもしろい話にしようと思ったら、ちょっと怖くしたり、ちょっと悪を入れてやるといいのデス。

年を重ねると歯が黄ばんでくるのは?

患者さんからよく、「歯が黄色くなった気がするんですが・・・」と聞かれることがあります。

もちろん人間は生き物なので、年を重ねるうちに細胞の中の水分がだんだん少なくなってきて、劣化する。

それでカラダ同様、歯も加齢化し、歯のエナメル質の構造も徐々に劣化してくる。

最初歯が白いのは、歯の表層のエナメル質が白いから。

若い時にはこのエナメルが分厚いのですが、年を重ねていくうちに薄くなっていき、その下にある象牙質という黄ばんだ色の層が透けて見えてきます。

研磨剤入りの歯磨剤を使うと着色はとれます。

そして、歯がきれいな白に戻ったような気がします。

しかし、継続して使えば、どんどん歯の表面を薄くしてしまいます。

結果として、「白い歯」をうたい文句にした歯磨剤を使い続けることで、歯は黄色くなるのです。

研磨剤配合の歯磨剤は、たまに使うことが基本です。

死体は武器になる。

(イメージ)解剖の先生の養老孔子(仮名)さんが言っていました。

「死体は武器になる」と。

ある時、教室にヤクザが乗り込んできました。

ヤクザはなかなか帰ろうとしない。

養老先生、しょうがないから別の部屋に行って何やら持ってきた。

そして机の上に「ドン!!」と放り出した。

それは、解剖中の人体標本の手。

ヤクザはビックリして退散しました。

ああいうのを出されると、人間というのはガクッときて対応できなくなります。

突然身体の一部が目の前に出されるという状態は、彼らの行動パターンに入っていませんからねぇ。

世間の文脈というのは、生きた人間にあるのです。

そこに死んだ人間のモノが出てきたら、文脈がガラリと変わって違うものになってしまう。

「ボクはねぇ、ヤクザの弱点は経験的にわかっている。だから死体というのは武器になるんです。」

診療中、北大交響楽団の学生さん達がやってきた!

ポスター

受付付近診療中に、北大交響楽団の学生さん達が3人やってきた。

どうやら、7月7日(土)に札幌コンサートホールKitaraで第135回北海道大学交響楽団定期演奏会を開催するらしいのです。

目玉は、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」。

で、ポスターを貼らせて下さいということでした。

その場で、待合室受付の下に貼りました。

学生さん、「そんないい場所に貼っていただいていいんですか」。

「イイんです。」ワタクシが決めるからいいのです。

カワイイ後輩達にお願いされたら、そりゃあ誰だって応援したくなりますワね。

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