マウスの背中に毛が生えた。

マウスに「毛包」を注入したら、毛が生えた1ケ月前ですけれど、五月の連休明けにビッグニュースが飛び込んできました。

「ついにハゲが世界からなくなる時代がやってくる!」髪の毛をつくり出す「毛包」と呼ばれる器官を大量につくり出し、新たに毛を生やすことに横浜国大の研究グループが成功したのデス。

マウスを使って。

山中教授のノーベル賞以来、再生医療の研究はドンドン進んでいます。

今朝の新聞でも、理研グループが髪の再生医療に乗り出す記事が取り上げられていた。

歯科の世界でも、歯ぐきの下の骨は状況によっては再生することがわかっています。

ワタクシも大学医局時代、ある膜を歯ぐきと骨の間に入れて、骨再生を目指していました。

その時代のテーマは骨再生だったのです。

でも今は、ips細胞を使って新しく歯みたいなものをつくること。

入れ歯の人にとっては朗報です。

できるだけ長生きをして、人類のつくり出す英知を享受してみたいものです。

ワタクシも今から、ワクワク、ドキドキです。

ブログ一覧