羽生選手は諸葛孔明の戦法をとったと勝手に思った。

左から宇野・羽生・フェルナンデス選手「死せる孔明、生ける仲達を走らす」というのは、「三国志」の中の有名なエピソードです。

名参謀の諸葛孔明は、死の直前に、「自分が死んでもそれを伏せて、自分の人形を軍の中心に置いておけ」という作戦を伝授しました。

それを実行したところ、「死んだはずの孔明が生きている」のに驚いて、敵方・魏の名将、司馬仲達はあわてて逃げてしまったというお話。

死者でもエイキョウが与えられるのです。

フィギアスケートの羽生選手、痛み止めの注射をうたないと痛くて痛くて滑れないのに、あたかも右足のケガは完治したように振る舞いました。

スケートに詳しい解説者もすっかりだまされた。

羽生選手、ショートプログラムでトップにたったもんだから、ライバルたちは無理してても難しい技に挑戦しなければなりません。

そんなプレッシャーを与え続けた。

羽生くん、100点満点の演技をするぞするぞと思わせたもんだから、ライバルはみんな無理した。

そして彼は体力の限界の80点の演技をしました。

「諸葛孔明は生きてるぞ、生きてるぞと見せかけたもんだから魏の名将、司馬仲達はだまされてあわてて逃げてしまったのです」ケガをした前金メダリストの羽生選手は、オリンピックでの勝ち方を知っていたのでした。

そう私は勝手思った。

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