チェスター・フィールドさん

うちのチビスケの学校では、「俺、ジェントルマンだから・・・」というのが流行っているようです。

「ジェントルマンって、な~に?」と聞けば、知らないと言ふ。

ところでジェントルマンと言えば、チェスター・フィールド。

今から300年くらい前の話になるのですが、イギリスにチェスター・フィールドという政治家かつ文人がいました。

ソファーの名称にもその名前が使われています。

彼が若い頃はフランスはルイ14世の時代で、世界一の文化国家。

それに比べて彼のイギリスはといえば、次々と大陸から輸入された王が英語も話せないという状態で、国も貧乏。

若き日々をパリで過ごしたチェスターは、フランスの教養・趣味・やり方に一生敬意を払い続け、後に書いたのが「息子への手紙」っていう本。

コレッ、イギリスの上流社会でジェントルマン・シップの教科書として、代々使われています。

どんなことが書いてあるのかというと、「人にものを頼んで成功するための最善の方法は、それに先立つその人との長い交際によってその人の信用を得ることである」トカ、まぁこんな感じ。

イギリスの心ある人たちはみんなこの本を読んで、以後イギリスは繁栄したようデス。

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