2016年 3月 の投稿一覧

ペッパー君

ある用事で、北5条通りのハード・バンク(仮名)に行って来ました。

すると、玄関先でヒューマノイドロボットの”ペッパー君”が出迎えてくれました。

話しかけると答えます。

ワタクシの返事が小さかったもんで、「聞こえない」と言ってきた。

このペッパー君、まだたいしたことはできません。

空飛べないし、歩けないし、モノを持ったり運んだりもできません。

人のお役に立つ作業もできないんだけど、このコ、まぁよくしゃべる。

人の話を聞いて、ああ言えばこう言う。

面白いことばかりは言えないし、言わなくてもいいこともつい言ってしまう。

表情と声からその人の気持ちをわかろうとガンバってます。

まぁ、成長途中のコドモみたいなもの。

そのうち、ペッパー君がスマホを持ってドローンに乗って活躍する時代がくるかもしれません。

空気がクッションになってくれるんだ。

うちのチビスケが公文をしているので、時々その教材をチラッと見ています。

公文の国語の中に、「毛利衛さんの宇宙体験」っていう文がありました。

そこに書いてあったのは、太陽と空気のコト。

「真っ暗な闇の向こうに太陽はただ白くギラギラと燃えていた。やさしさがまったく感じられない。冷ややかな輝きだった。僕たちは地上で太陽から日差しのやわらかさとか、ちょうどいいぬくもりを感じることができる。それは全て空気のおかげだったんだ。空気がクッションになってくれるから、生物も植物も生きていけるんだ。日差しを楽しいとさえ感じることができるんだ。」この文章を見た時、ワタクシ、日本っていう国とワレワレ国民の関係と同じじゃないかと思いました。

まぁ、政府、医療、自然、治安、ライフラインっていう空気がワレワレ日本人を守ってくれているということデス。

この国に生まれたことに感謝しないとね。

修復デキル初期ムシ歯

今日は久しぶりにムシ歯の話です。

ムシ歯菌が食べカスの糖分を分解して酸を作ると、歯からカルシウムやリンが溶け出します。

これを脱灰というのですが、脱灰が進むと歯に穴があいて、そしてムシ歯に・・・。

でもツバの働きなどで口の中が不安定な酸性の状態から安定した中性に戻ると、溶け出したカルシウムやリンが再び歯にくっついてくれます。

これは、ツバの中のフッ素にカルシウムやリンを元の歯に戻してくれるパワーがあるからです。

その他フッ素には、歯の表面の硬いエナメル質を丈夫にしてくれるとともに、バイ菌が侵入してこようとしても追い返してくれる役割もあります。

フッ素はツバの中にもあるし、水道水の中にもあります。

ジャガイモ、ニンジンの中にもあれば魚類の中にもアル。

日本で販売されているハミガキ剤の90%にフッ素が入っています。

爆風雪の日は・・・。

昨日、一昨日と札幌は爆風雪。

とうとう、うちのチビスケの小学校も休校になりました。

マスコミでは「未だ経験したことのない猛吹雪」とか言ってますが、最近そんな天候が多いような気がします。

昨日、まるやまファミリー歯科近くの5階建てのビルの改修工事現場の鉄製の足場が、風にあおられて崩れました。

ケガ人がいなくてホントによかった。

円山周辺は高層マンションとかビルが多いので、強風が吹けば上から何か落ちてくることもあります。

こんな冬の強風の日には、前後・左右・上下すべてに危険が潜んでいます。

どうしても出かけなくてはならない時には、何が起こっても最小限の被害で済むよう準備しなければなりません。

ヒトの存在が灯になる

何かで知ったのですが、カラダの不自由な老女が毎夜、道に面した窓のそばに灯りを置いてじっと座っているという話があります。

それは、そこを通りかかる旅人のため。

長い道のりを暗闇の中を歩いてくる人を迎える灯。

自然の威圧の中に小さな灯りが見える時、旅人はほっとする。

それはホワイトアウトで猛吹雪の中、よそのクルマのテイルランプを見つけた時の、あの感覚に似てます。

ヒトの存在が灯になり得るということ。

他には何の動きもできない老人でも、他人に与えることで彼女自身他人のために生きることができる。

そのことで幸福を味わうこともできる。

いい話だと思いました。

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