オオカミ少年

うちの小2のチビスケ、親のいうことをきかないのでワタクシ、オオカミ少年の話をしました。

世の中いろんな話があるんですが、私なりに即興で作りました。

朝食の時、ワタクシ張り切って、昔むかし、あるところに両親と赤ちゃんがイマシタ。

ある日、両親と赤ちゃんが森の中に遊びに行きました。

両親が毛布につつまれた赤ちゃんから目を離したスキに、オオカミが赤ちゃんをさらって逃げました。

両親は必死になって赤ちゃんを探しましたが、見つかりませんでした。

10年が過ぎました。

その両親、この頃 森にオオカミ少年がいるというウワサを耳にしました。

もしかしてうちの子かもしれないと思い、探しに出かけました。

そこでバッタリ、オオカミ少年に出会いました。

わが子でした。

その少年は四つ足で歩き、手を使わず 口だけで生肉を食べていました。

(私のコゴト)赤ちゃんは人間の両親に育てられたら、親と同じように二本足で歩くもんなんだよ。でもオオカミに育てられたら四つ足で歩くようになる。

いつも両親を見ているからなのだ。

オオカミに育てられた赤ちゃんは、オオカミのマネをして大きくなる。

「学ぶ」とは「マネブ」からきているのだ。

どうしておまえ(チビスケ)は、ワタクシたちのやっていることを素直にマネしないのだ?(うちのチビスケ)「いいから、いいから。そのあとオオカミ少年はどうなったの???」(ワタクシ)「そのあとオオカミ少年は 両親の家に引き取られ・・・・・・・。」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん???」うちのチビスケ、本当に学ぶというイミ わかっているのだろうか?

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