なぜユニクロだけうまくいっているの?
10年以上前に買ったユニクロのフリース、今も2枚重ね着しています。
だいたい、服の産業ってのが戦後日本の産業を引っぱってきてて、今では考えられないケド、昔は東洋紡とかカネボウとかいった会社が人気でした。
まぁ、繊維産業が発展途上の日本を支えていたワケです。
この前、ジャーナリストのT・総一朗さん(仮名)がユニクロの社長Y井正さん(仮名)に、「なぜ、ユニクロだけうまくいっているの?」と聞いてマシタ。
で、ユニクロの社長、まずひと言、「当たり前だ」 と。
「繊維産業ってのは、経済発展のある段階で成長する産業。日本は繊維産業が発展する段階をとおの昔に過ぎている。
だからユニクロは全部中国で生産し、日本で売ってきた。
ところが中国経済がだんだんよくなってきた。
当然人件費も高くなる。そこで今度は、生産拠点をバングラディッシュに移した。そして今度は中国でユニクロの製品を売るようにしているのだ」 と。
なるほどね。川上から川下に生産の拠点を移すというコト?ということは、バングラデッシュの経済がよくなってきたら、今度はもっと人件費の安いミャンマーかどこかで作るんだろうか。
北大の予防歯科の先生が言っていた
北大の予防歯科の先生、学生には、ムシ歯の減少が著しいこと、歯周病は軽症化の傾向にあること、歯を抜かなくなってきている、だから総入れ歯の需要はほとんどなくなることなどを教えている、と言っていました。
2030年には80才の人の平均の歯の数が、20本になりそうです。
歯科先進国と言われている北欧やアメリカでは、定期検診が普及してマス。
大人の70~80%の人は、自覚症状がなくても定期検診を受けている。
そして、歯や口の中をチェック。
その後クリーニング。
それがフツウ。
ワタクシの目指す方向と一致しています。
悪くなったものを治療するのはもちろん、口の中の管理を行いながらいい状態に保つことも、ワレワレ歯医者にとってやりがいのある仕事なのです。
1勝1敗になるように組ませる
札幌R谷高校ソフトテニス部患者さんに接していると、いろんな驚きがあります。
まるやまファミリー歯科に来ている高校生の患者さんで、N谷さん(仮名)、今年もソフトテニスでインターハイ(全国高校選手権)に行きました。
2年生ながら、女子ダブルスでベスト32に残った。
先日きたえーるで試合がありました。
韓国のトップレベルの学生や、インターハイ優勝校も出る試合。
この大会で、2年生のN谷さん(仮名)、インターハイチャンピオンを破りました。
高校生の上位の潜在能力って、たいしたもんです。
きっかけがあれば、短時間のうちに日本レベルになってしまう。
以前、私が所属していたあけぼのテニスクラブのオーナーのH木さん(仮名)に聞いたことがある。
「どうしてあけぼのの子たちって、あんなに強くなるんですか?」H木さん(仮名)曰く、「ダブルスで1勝1敗になるようにペアを組ませるんじゃ。
勝てば自信がついて、テニスがますますおもしろくなる。
負ければ悔しくて、どうして負けたのかを考えるようになる。いつも勝てるようになれば、1つ上のクラスに上げてやる。こうやって子ども達はドンドン強くなっていくんじゃ。」
ヘンリー・フォードと札幌きもの学院
フォードT型(1910年)まるやまファミリー歯科のお向かいの札幌きもの学院が、30周年を迎えました。
患者さんがここの講師の先生なので、協賛広告を出しました。
この学院、おけいこ事の他、無料体験レッスン、勉強会、着付け(出張着付け・成人式・卒業式など・・・)をしている。
ご挨拶のところで、総学院長さん、イイコト言った。
「奉仕を主とする事業は栄えるが、利益を主とする事業は衰える」 という、ヘンリー・フォードの言葉。
このヘンリー・フォードって、ご存知、アメリカ自動車界の生みの親。
自動車が金持ちだけのためのゼイタク品だった時代に、手頃な値段で大衆が買えるよう、自動車を作った。
そして億万長者になった。
実際、金持ちのためだけに車を作り続けた自動車会社は、もうこの世から姿を消しているのデス。
昭和32年、テレビ塔から見た風景
昭和32年
平成25年札幌テレビ塔ができて、56年経ちます。
テレビ塔って、地上147メートルで、展望台は90メートルのところにある。
そこから見た風景が、上の写真です。
広報さっぽろに出てました。
昭和32年の古地図を調べてみると、現在まるやまファミリー歯科の入っているビルはその頃、桑田さんの民家。
ちなみに、うちの歯科の南側にある社会福祉センターって、当時、円山病院でした。
ずっと昔は西20丁目を境にして、東側が札幌市、西側が円山村。
まるやまファミリー歯科についている「まるやま」っていう字、今ここで明かしますが、 実は円山病院の「まるやま」なのデス。
コラム(62)・・・約80,000,000人の病?
凍結防止の策はないのだろうか
ササラ電車(道新より)とうとう冬がやって来た。
札幌では10センチの積雪。
街並みが一面雪景色に変わった。
朝の最低気温は0度。
ササラ電車も走った。
まるやまファミリー歯科に来られている患者さんはほとんどマンション住まいなので、凍結なんて心配ないのですが、私の前職場のペンギン歯科は木造だったため、凍結防止にはイロイロ頭を使いました。
凍結防止策っていろいろあります。
今回は2つほど。
屋根に取り付けるサーモ付ルーフヒーター。
これは、設定気温より低くなるとルーフヒーターがONになって、屋根の一部を暖める。
そこで氷を水に変えて下に落とす、というしくみ。
給水管テープヒーター。
これは、特に木造の家の給水管凍結防止に効果的。
気温が4度以下になるとサーモが働いて、給水管に巻いたテープヒーターが暖まって、凍結を防いでくれる。
よく木造アパートに使われてマス。
この手のものは、ホーマックやジョイフル・エーケーなどのホームセンターに行けばあります。
そしてさらに、タイマーを取り付ければ、電気代の節約にも・・・・・。
ジェットスター・ジャパン
( 写真は本文とは関係ありませんノデ)患者さんと世間話していると、話が意外な方向に展開していくことがあります。
ワタクシ、以前、ジェットスターに乗って名古屋に飛んだことがありました。
そのジェットスター・ジャパンって、もともとオーストラリアのカンタス航空グループと、日本航空と三菱商事とが3分の1ずつ出資して作った会社。
格安航空会社(LCC)の一つです。
ある患者さんは、日本の大手航空会社の元関係者。
お客さんの立場から言うと、航空運賃って安い方がいいに決まってるけど、大手にも言い分がアル。
JAL、ANAは、日本の赤字路線であっても飛ばさなきゃダメ。
赤字はどこかで補わなければならない。
どこから補うかというと、黒字路線から。
また、設備・研究開発にもお金をかけている。
そうすると、料金が高くなる。
LCCは、赤字路線は飛ばさない。
採算が取れないから。
だから黒字路線だけ飛ばす。
だから安くデキル。
その辺のところがお客さんにわかっていただけないのがつらいところなんです、とおっしゃっていました。
大手航空会社の言い分、悩み、わかるような気がしました。
T・総一朗さん(仮名)が「三方善し」を言っていた。
近江商人ジャーナリストのT・総一朗さん(仮名)って、生まれが滋賀県。
母親がよく「三方善し」という言葉を使ってて、それを聞いて育ったと言ってました。
「三方善し」って、300年以上の歴史をもつ近江商人の経営理念の一つなんだけど、この近江商人、本店を中心に全国へ支店を展開する、現在のビジネスモデルを作った。
トヨタ・丸紅・伊藤忠・日本生命なんかが、近江商人に起源をもつ老舗企業。
それで、「三方善し」ってのは、客にとって善し世間にとって善し自分にとって善しってコト。まずお客さんに喜んでもらわなくてはならん!世間というのは、商人の商品やサービスを信用してくれる大勢のお客さん。
そのお客さん達にも喜んでもらわなくてはならん!最後に、自分も儲からねばならん!まぁ、三方善しを守る限り、日本のビジネスは破綻なんかしないのデス。
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