江戸時代の歯磨き粉

江戸時代、江戸見物に来た庶民がお土産に買って帰る人気商品のうち、その最上位にあったのが、なんと歯磨き粉。

しゃれた包み紙を開けると、淡いピンク色の歯磨き粉が現れる。

それが、並み居る有名お土産や名物をおさえて売り上げNO.1とは、驚きました。

当時は、ムシ歯や盲腸で死亡する10代の若者も相当いたようです。

抗生物質もなかったしネ。

ちなみに、江戸時代の平均寿命は34歳でした。

北海道はアジアで人気。

千歳上空まるやまファミリー歯科前の北1条通りを東に向かってクルマを走らせると、2,3分で札幌の観光名所のひとつ、時計台に着きます。

この時期、観光客が多くて、特にアジアの台湾・中国・韓国・香港の団体さんの姿が目立ちます。

何で北海道が人気なのか、アジアに詳しい専門家によると、4つのキーワードがあって、①非日常 ②ヨーロッパ ③白 ④映画。

「非日常」は、純白の雪原、緑の牧場、ラベンダー。

「ヨーロッパ」は何かと思ったら、台湾で売られている観光ガイドには、北海道を”アジアの中のヨーロッパ”として欧州コーナーに置かれているトカ。

「白」は、アジアの人々は白の要素に憧れるケイコウがあること。

「映画」は、「ラブレター」や「狙った恋の落とし方」なんかで北海道が人気映画のロケ地になったこと。

そういえば、ワタクシが初めて北海道の上空に入った時、飛行機の上から見た苫小牧・千歳の景色は、赤・青・黄色の三角屋根の家が多くて、丘の上にポツンポツンと家が建ってた。

それを見てワタクシ、「おお、ここはヨーロッパか!」と感動したのを鮮明に覚えています。

太陽に向かって跳ぶんだよ

歯医者をやっていると、初めて歯医者さんにやってきたチビッコ、お口をあけてくれないことがよくあります。

そんな時には、チビッコの目線よりも下の方から語りかけるようにしたり、お母さんと仲良くなっておチビさんに安心感を与えたり、時にはお話してお口をあけてくれるまでねばったり、アンパンマンに登場してもらったり・・・まぁ、イロイロやるのですが。

ワタクシの性格上、おチビちゃんをユニットに縛りつけて無理やり口を開けさせるなんてことは、とてもとても・・・。

ところで、子供を励ます時、どんな言葉を贈ればいいか考えることがあります。

旅立つ子、再起をかける子、新しい環境になじめない子、初めての崖っぷちに立ちすくむ子・・・・。

まぁ、イロイロですが、その不安げな細い肩にどんな言葉をかけてやればいいのか。

19世紀末のアメリカ、教師だったアフリカ系アメリカ人のある母親は、8人の我が子たちにこう言ってました。

「太陽に向かって跳ぶんだよ。太陽には届かないかもしれないけれど、少なくとも地面から離れられるよ。」その母親とは、5番目の子が後に作家になったゾラの母さんデシタ。

サイバー学習国

千葉市に、ある私立の通信制高校が開設されました。

この高校、チョット変わってる。

生徒は髪型や服装など200種類以上のパーツを組み合わせて、自分の分身のキャラクター「アバター」を設定して通学する。

アバターの間で会話できるチャット機能を使ったら、授業の合間におしゃべりすることもデキル。

ことによると、引きこもりや不登校のコドモたちが気軽に人とつながることができるかもしれません。

神様が歯医者の前を通り抜けていった。

昨日の朝、9時半頃、遠くから笛や太鼓の祭りばやしが聞こえてきました。

昨日は北海道神宮祭の最終日。

今年は、よさこいソーランとかぶった。

気がついたら、「みこし渡御」がうちの歯科の前を通っている。

30分くらい続いただろうか。

昨年までのルートは裏参道。

今年は表参道。

あわててお札を何枚か封筒にねじ込み、渡御の参列者が運ぶ「賽銭箱」の中に投げ入れた。

何の準備もしていなかったケド、なんとか間に合いました。

神様がまるやまファミリー歯科の前を通っている時、ちょうど院内では妊娠7ケ月の患者、Kさん(仮名)のブラッシング指導の真っ最中。

「神様が目の前を通ったんだもの、きっと元気な赤ちゃんに恵まれますよ。そしてムシ歯のない良い子に育つはず。」そう言って、患者さんと二人で笑いました。

無駄な部分?

カラダのお話です。

小腸と大腸の間に盲腸というのがあって、その先に小さくて細長い虫垂(ちゅうすい)というのが、チョコンとついています。

その虫垂、退化した無用なものだと考えられていました。

その上、炎症を起こして急激な腹痛を起こします。

まぁ、皆さんご存知、盲腸と呼ばれる病気。

昔むかし、その虫垂を、腹痛を起こす前に予防的にチョンと切ってしまう手術が、よく行われていました。

でも、つい最近、虫垂にあるリンパ球が大腸全体を守るために移動していくことがわかりました。

無用の長物のように思われていた虫垂、実は とても重要な器官だったのです。

やはり、人の体に無駄な部分はないのだと思い知りました。

住所と職業がわかるネーミング

東京から来た人に聞いた話ですが、「円山」という字が初め読めなかったそうです。

札幌や北海道の人なら、まぁ、誰でも知ってると思いますが・・・。

「えんざん?」「つぶらやま?」まるやまファミリー歯科は丸山先生が開業している歯科医院、というイメージ。

少しガックリしました。

でも、住所と職業が一発でわかるネーミングって、すごく印象に残るらしいんです。

まるやまファミリー歯科は、「まるやま地区」で「ファミリー向けに」「歯医者をしています」というメッセージが込められているんです。

まぁ、ネーミングが最大の広告だと固く信じておりますもので・・・。

マーティン・ティラーのギターが・・・

まるやまファミリー歯科のB.G.Mで、「おやっ?」と驚かれた方がいらっしゃると思います。

最近、夕暮れ時、ジャズ・ギターのB.G.Mが流れているから。

うちの歯科のB.G.Mの主流は、クラシック・映画音楽・軽音楽・ビートルズのB.G.Mなどなど。

このギターを弾いてるのは、イギリスのジャズ・ギタリストの、マーティン・ティラー。

ワタクシ、ジャズのことはさっぱりなんですけれど、このお方、ジャズ界では現在世界最高峰のジャズ・ギタリスト。

このCD、実は患者のS山さん(仮名)からプレゼントされたもの。

「先生、これ、いいですよ。彼はメロディ・ベースライン・ハーモニーを同時に弾くし、アドリブもすごい。

超絶技巧のギター・テクニックを使って、音は美音。優雅で透明感があって、聴いててリラックスできて・・・。」たしかそのような感じのことを言っておられました。

患者のS山さん(仮名)によると、音って部屋のつくりによって、良くも悪くもなるらしい。

となると、雑然とモノが置かれてるうちの診療室では、たいして美音は期待できないなぁ。

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