お騒がせなギリシャ
今なにかとお騒がせなギリシャですが、ギリシャって、文学や建築、彫刻など、輝かしい歴史を持っていたと昔、学校でおそわりました。
でも、その輝かしい歴史を持っているギリシャが衰退したのは、土に復讐されたという説があります。
ギリシャって、ハゲ山や丘の上に家が建っていますが、昔むかし、休耕地を設けないで作物づくりに励んだため、土地がやせた。
やせたら収穫が減って、食料不足から国力が落ちました。
土って、岩のくずに微生物が生息して作られるのですが、わずか1cmになるまで、なんと1000年もかかる。
まぁ、ギリシャ人は土地を休めて地力を回復する技術を知っていたのに、自然を甘く見ていたのかもしれません。
とがった歯、とがってない歯
ワレワレ日本人にとって一番大切な歯の役割は、よく咬んでよくすりつぶすこと。
農耕民族を祖先に持つワレワレは、センイ質の多い米を主食に選びました。
よく咬まないと、ツバの中のアミラーゼが出てきてくれない。
すると、デンプンの中の糖を分解してくれないため、消化不良を起こしやすい。
だから、奥歯は消化不良を起こさないようによく使われて、全体的に擦り減っています。
ところが、欧米人、歯並びが整っていていかにも健康そうな歯ですが、意外にも奥歯で咬むのには向いていません。
肉食中心の彼らは、センイ質の食品を多く食べないので、たいして咬まなくても胃の中で消化してくれるのデス。
あの肉食恐竜ティラノザウルスの歯をよ~く見たら、奥歯もとがってて、とてもすりつぶすようには思えませんし・・・。
北大恵迪寮
北大の恵迪寮に、史上初の女性寮長が誕生したようです。
昔むかし、ワタクシが学生の頃は、コノ寮には女性は入れなかった。
でも95年から女子が入り始め、ただ今、定員482人中86人が女子学生のようです。
ワタクシが学生の頃聞いた、恵迪寮の都市伝説。
『ある一匹のネコが恵迪寮に迷い込み、数時間後に出てきた時には、そのネコ、モヒカン刈りネコに変わり果てていた。』当時は野郎ばかりだから、色気も何もなかったのデス。
この恵迪寮、実は札幌農学校の寄宿舎が前身。
大学が建物や資金を管理するんだけど、管理人や大学職員はいない。
生活のルールは学生が決めるし、炊事も自分たちでやる。
共用スペースの畳の汚れや飛び回るハエはなんのその、そんなのスグ慣れてしまう。
寮では2,3人が1室に集まってザコ寝。
毎晩ある飲み会では、寮歌を歌う。
まるで野戦病院。
雰囲気は時代に逆行してるかもしれませんが、コレがいいんです。
いい人材が生まれそうデス。
ひじ掛けイス
ワタクシ愛用のイス再診の患者さんに「今日の調子はいかがですか」と聞くと、「昨日から肩が痛くて・・・」と答えが返ってくることがあります。
口の中の調子を聞いたのですが・・・。
まぁ、確かにそうで、歯医者なら咬み合わせに原因がある?と考えるところです。
その肩の痛い原因、まだよくわかっていないようですが、肩関節の老化で起こりやすくなるのは確かなようです。
実際、若者には起こりませんし。
まぁ、腕は脚とは違って、肩からブラブラぶらさがっています。
片方の腕の重さは、体重の6%くらいだから、ワタクシの場合、体重7、80kgから計算すると、片腕1本4~5kg、両腕で8~10kgなり。
たしかに重い。
そういえば、高級な椅子や値段の高い椅子なんか、みんなひじ掛けがついているもんネ。
コレ、肩が凝らないためのチョットした配慮なのかなぁ。
知床のクマ
ニュースで話題になったクマ先日ニュースで、知床の道路で 人の乗ったレンタカーにヒグマがのしかかった姿が報道されました。 コレあぶない。
知床って、世界有数のクマの高密度生息地。
「人を恐れないクマ」、「クマを恐れない人」が増え、観光客とクマのキョリは年々近づいているようです。
クマも本気になるとクルマのガラスを割って侵入してきます。
観光客の皆さん、クマは肉食動物なので、くれぐれも近づかないで下さいね。
コラム(137)・・・巨人の肩に乗っている
バケーションで日本に来たけど、歯が痛くなって・・・。
ある患者さん、フランスからバケーションで日本に来られたのですが、帰国する直前に歯が痛くなって来院されました。
「上のカブセモノが取れて放置してたら、歯が痛くなった。フランスに帰ったら、みんな9月頃までバケーションをとっている。歯医者さんも負けずにバケーション。」「その間に歯が痛くなったらどうするんですか」と聞いたら、「緊急センターに行く。ただし、料金高いですけどね。我慢できる人はガマンする。」というわけで、日本でできるところまで治療しました。
「歯医者さんのバケーションが終わったら、続きはそっちでネ」歯のことはさておいて、その方は公務員。
帰ったらすぐ転勤の準備をしなくてはならない。
次はカナダに転勤。
アフリカに転勤することもアル。
そういえば、カナダ・アフリカの一部はフランスが戦争中、列強国だった頃、支配下にありました。
もと列強国であった国の公務員は、世界中を転勤してまわるようデス。
札幌の歯科医院、中国進出
診療していると、よく、ある会社からFAXが送られてきます。
東南アジアに歯科医院をつくりませんか、というモノ。
次々分院展開している先生なら、チョット興味を引くかもしれませんが、小さく個人経営している歯医者さんたちはたいして関心はないのではないかと思う。
でもこの度、札幌のある法人歯科医院が中国進出を果たしました。
札幌から歯科医師を派遣して、富裕層向けにインプラントや矯正治療を行うようです。
中国国内は歯科医院が少ないし、治療技術や衛生面での課題が多いのが現状。
ぜひ成功していただきたいものです。
しかし万が一失敗して、撤退したら、そこを受け継いだ中国人がノウハウを得て中国の歯科のレベルが上がると思う。
それは、歴史が証明していますもんね。
歯科用アンパンマンエプロン
先日、うちの奥さんのママ友情報で知った宮の森にある雑貨屋さんに行きました。
スーパーのラッキーの横にある、地味なお店Mタカ(仮称)と言います。
そのお店の中をブラブラしていたら、幼児用のアンパンマンタオルを発見。
幼児用の歯科用エプロンに使えるかなと思い、購入。
このお店、最先端のモノは置いてないけど、時々掘り出し物がアル。
それも、破格の値段で。
時々ブラブラしてみたいお店の一つです。
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