インプラントについて思ふ。

歯科医療って、長い間、悪いものは取ってあとはカラダの治る能力に依存する、という治療を続けてきました。

それは、今もそうなのですが。

でも、インプラントに限っては、全く別物です。

いつ異物と認識されてもおかしくないものをカラダの中に残してくるわけですから、滅菌や衛生管理については細心の注意を払わなければなりません。

ワタクシもクルマに乗りますが、クルマの部品のサイズや強度にはそれなりの理由があるわけで、何かが起こった時、それを守るために別のどこかが壊れるようになっていて、交換しやすい部品が折れるようになっています。

それが人間の知恵というもの。

インプラントは一刻を争うような治療ではありませんし、あくまでも歯科治療の選択肢の一つだと思ふ。

巨人の肩に乗っているからです

ムカシ、1700年頃、ニュートンという科学者がいました。

リンゴが木から落ちるのを見て、地球がリンゴを引っ張っていると気づいた、あのヒトです。

このニュートンさん、こんな言葉を残しています。

「私が遠くを見渡せたのは、巨人の肩に乗っているからです。」ここでいう”巨人”は、本当の巨人のことじゃなくて、ご先祖様たちのこと。

自分は本を読んでたくさん勉強したからこそ、何千年という人類の知恵の積み重ねの上に立つことができた。

歯の世界も同じ。

材料・技術・考え方、そして臨床、すべてご先祖様、先人の経験・知識の上に出来上がったもの。

歯科以外の知恵を取り入れれば、歯科はもっとモット進化するはずデス。

ティラノザウルスの歯

ティラノザウルス

歯恐竜といえば、福井県が有名です。

先日、長崎半島の西海岸からも、約8100万年前のティラノザウルスの歯の化石が発見されました。

8100万年前といったら、白亜紀の後期。

たしか人間が人間として成り立ったのは、まだ700万年前。(聖書では人間は6000年前に神様が創ったことになっている。)見つかったのは、下の左側の歯で、全長82ミリ、厚さ27ミリ。

肉食恐竜に特徴的な、のこぎり状。

これらから推定すると、身長は10メートル。

こんなのが日本にいたなんて・・・。

しかし、ワタクシの仕事にかかわっている歯が、永遠に残る可能性を秘めているなんて、ステキなことだと思いました。

診療中、ポスター貼らせて下さいと・・・。

診療中、ある男子学生と女子学生がポスターを貼らせて下さい、とやってきた。

何かと思ったら、10月7日~12日まで狸小路で行われる、札幌国際短編映画祭の案内ポスターでした。

うちのスタッフに聞いたら、娘さんとよく行っているという。

子供も楽しめるように、いろんな短いのがあるそうです。

よく、映画を観る時間なんてナイという人がいますが、まぁ、時間って、ないと思ってしまえばいつでも足りないもので、何とかしようと思えば何とかなるもんだと、モタ(斉藤茂太)さんが言っておりました。

ダンネン ザハ ザンネンダ

政治とか会議が密室の取り引きだった頃は、どこの国の誰がどんなことを考えているのか、まぁ、雲の上の話でした。

それが、テレビやインターネットに映し出されるようになると、公正な態度をとらなくてはならなくなりました。

そうしないと、日本中、いや世界中から批判されてしまう。

今話題の新国立競技場、とうとう建設計画見直しになりました。

ザハさんのキールアーチ構造で、2520億円ナリ。

たいして関心のなかったワタクシの耳にも入ってくる。

で、こんな回文, いや怪文が出てきました。

上から読んでも下から読んでも「 ダンネン ザハ ザンネンダ 」

アンパンマンのUFOキャッチャーが待合室に・・・

チビッコ用の、アンパンマンUFOキャッチャーを待合室に備えました。

頑張ったチビッコや、歯ブラシが上手にできたおチビちゃんに、嬉しいごほうびです。

カプセルの中身は、マグネットや消しゴムや何か他のおもちゃ。

さっきお姉ちゃんの治療が終わるのを待ってた2歳の女の子、お母さんと一緒にUFOキャッチャーで遊んでいたよ。

このUFOキャッチャー、中身のおもちゃよりも、キャッチできたっていう体験がイイんだなぁ。

アインシュタイン博士

アインシュタイン博士って、相対性理論でどうのこうのという、ワタクシにはチョット難しすぎる議論をする先生ですが、先日、息子宛てのお手紙がアメリカで落札されました。

博士がナチスに対抗して、アメリカに原爆開発を促したのは有名な話ですが、戦後、被害を知った博士は「こうなるのなら靴職人になればよかった」と悔やんだトカ。

また、こんなことも。

アインシュタイン博士は、次の世界大戦の可能性も予想していて、「第3次世界大戦がどうなるかわからないけど、第4次があるとすれば、こん棒と石の戦いになるだろう」と。

司法書士の先生からお電話が・・・

2Fのプレートのデザインを変えることに・・・うちの歯科の2階にある、司法書士小松洋輔事務所のK松先生(仮名)から、朝、診療前にワタクシのケータイにお電話がありました。

この先生、多分うちのビルの中で一番朝早く来て仕事をしているんじゃないだろうか。

それはさておき、ビル1階玄関先のインフォメーションコーナーにプレートを入れたいので、プレート業者さんを紹介してほしい、とのお電話でした。

うちの患者さんの中に、カッティングシートのお仕事をしている方がいて、その方をご紹介することになりました。

その患者さん、シブヤ工芸社長のS谷さん(仮名)というのですが、実は、ワタクシがまるやまファミリー歯科のカッティングシートのお仕事を頼んだのが縁で、患者さんになられた方です。

以前、納税額日本一になった斉藤一人さんがこんなことを言ってたのを思い出しました。

「まわりにいる人がみんなお客さんなんだよ。

その人たちを大事にせずして、誰を大事にする?」本当にそうだなぁと思いました。

コンクールのジェルコートF

まるやまファミリー歯科では、歯ぐきの治療中、時々ジェルコートFを使っています。

普通の歯磨きペーストには研磨剤が入っています。

それを歯ブラシにつけて横磨きをすると、歯の根元は軟らかいもんだから、削れてくる。

そして冷たいものがしみてくる。

で、歯が削れないように研磨剤を入れずに、磨いたつもりにする発泡剤を取り除いたのが、コンクールのジェルコートF。

これは、フッ素がたくさん含まれているので歯の再石灰化を助けてくれますし、殺菌剤が含まれているので殺菌効果が期待できます。

しかし、ここで皆さん勘違いされる方がいます。

これを使えば歯周病やムシ歯は治ると。

そんなことはありません。

これはあくまで、予防薬なのです。

治療薬ではないことをお忘れなく。

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