歯がなくて、くちばしに特徴があって、空飛べて、泳げます。

こんな写真見つけました。

最初、カッパでも見つかったのかと思っていましたが、違いました。

何でしょう?ヒントは、歯がありません。

くちばしにいっぱいモノ入ります。

空飛べます。

泳げます。

ある引越屋さんのトレードマークです。

そうです、ペリカンです。

ペリカンはアヒルのようにお尻を振りながらペタペタと音をたてて歩くイメージがありますが、全くその通りで、足の先には鋭い爪があって、カチカチという音もするのです。

しかも他の水鳥とは違って、木をガッシリとつかんでとまることができるように指が長くて関節がよく曲がります。

しかも伸縮性のある水かきもついています。

実に変な足。

ペリカンさんに言ったら怒られそうデス。

あごのグリグリが大きくなるのは?

親知らずが痛くなったり、カゼをひいたりすると、あごの下や首にあるグリグリが大きくなります。

コレ、リンパ節です。

カラダに張りめぐらされているリンパ管がふくらんで、蜂の巣のようになっている所ですが、中には白血球が蓄えられています。

外からバイ菌やウイルス菌が入ってくるとリンパ管にも入り、リンパ節に蓄えられている白血球とバトルが始まる。

バイ菌が強敵だと白血球が仲間を呼んで一緒に戦ってくれるので、リンパ節が大きくなる。

グリグリして押すと痛い。

ウイスルは熱に弱いので、この時カラダは体温を上げ白血球が勝利するのを待ちます。

バイ菌をやっつけたら今度は急いで熱を下げる。

なぜなら、ヒトのカラダの細胞も高温には弱いからです。

体温計が43度までしか計れないのは、それ以上高温になるとヒトのカラダをつくっているタンパク質が変性して死んでしまうから。

たくさんの汗をかいて熱を逃がしてやれば間もなくカラダは快方に向かい、グリグリは小さくなりますから、ご安心下さい。

「奇跡!6日間無事、よく生き延びた!」

北海道の駒ケ岳付近で6日間行方不明になっていた7才の大和君が、無事生き延びていました。

父親が反省させるために道路に置いてきたんだけど、引き返してみたら息子がドロンパで消えていた、という出来事です。

発見されたとの報に、日本中の皆さん、拍手にカッサイ。

ヨカッタ、よかった。

ワタクシも他人事ではありますが、同じ小学生の息子を持つ身、父親の気持ちもわかるような気がします。

世の中いろんな意見がありますが、ワタクシの感想としては『大和くん、よく頑張った!』に尽きます。

水も寝るところも暖(マット)もたまたまあって、エネルギーも使わなかったとか。

まぁ確かにラッキーな条件が重なりましたが。

もともと持って生まれた本能でしょうか。

それとも家族が日頃生き抜く力も育て上げていたのでしょうか。

お父さんもよく頑張った。

皆さん、お子さんからはくれぐれも目を離さないようにしましょう。

発見されておにぎりを食べた直後、カラダが震えだしたというけど、アレ、カラダがエネルギーを作り出すために筋肉を収縮し始めた反応。

相当カラダが冷えていたのだと思いました。

ところで、大和君が命をつないでたかまぼこ型の陸上自衛隊の施設、アレいいですね。

名作中の名作、トーネットの14番の椅子

まるやまファミリー歯科にはイスがたくさんあると思っていましたが、この前数えてみたら、”23コ”もありました。

こんなに揃えたっけ?その中でワタクシが一番好きなのは、いちばん奥の診療代の前にある椅子。

手荷物を置く、アノ椅子です。

トーネットの14番の椅子です。

これは名作中の名作。

この椅子、ドイツの職人、ミハエル・トーネットさんが150年前に試行錯誤を繰り返して14番目のモデルにしてやっと実現したもの。

それが、トーネットの14番のイス。

まぁ、14という数字はトーネットさんが曲げ木椅子に注いだ情熱の数。

この椅子、トーネット社のポーランド工場で作られました。

でも残念なことにEU統合による東欧人の人件費高騰のため、手作業中心だったこのイスの生産が中止に。

このイスはきっと100年後のアンティークになるはずです。

まるやまファミリー歯科で役割を終えた後、このイスはいったい誰の手に渡るのでしょう?

キリンは鳴かないの?

キリンの血圧はとても高く、260/160mmHg位だという話を3月17日のブログに書きましたが、そのキリンの話です。

アフリカのサバンナにいるキリンは、アカシアの葉っぱをエサにしています。

アカシアはかなりの大木になるのですが、首の長いキリンは5メートル近い身長を活かし、上の方の葉っぱを40センチもある長い舌を巻きつけて食べます。

他の動物が逆立ちしても届かない高さです。

でもサバンナにはライオン、チータ、ヒョウなどの怖い肉食動物がいるので、見つかると危険。

だからキリンはほとんど鳴きません。

動物園で出産した時にまちがって「モー」と鳴いたという話もありますが、野生ではとにかく静かにアカシアの林の中にまぎれ込んでいます。

肉食動物の視力は白黒、モノトーンなので、まだら模様のキリンは見えにくいのデス。

ドラえもんはパートナー

まるやまファミリー歯科のDVDでよくかかっているドラえもん、皆さんご存知”ネコ型ロボット”です。

のび太のパートナーです。

欧米と日本ではロボット観がチョット違います。

どう違うかというと、欧米人はロボットを人間の道具と考える。

でも日本人はロボットを人間の”パートナー”と考える。

古いところで「鉄腕アトム」。

故手塚治虫氏のエイキョウが大きいです。

そういえば昔、日本の工場のロボットにその時代の代表的なタレントの名前が使われてました。

モモエやセイコ。

ご存知、一時代を風靡した山口百恵、松田聖子さんです。

たしかに、パートナーだったらいいなという名前です。

赤血球は傘をすぼめたように変形して・・・・

歯ぐきの治療をすると、必ず血が出ます。

その血の中には、赤血球とか白血球とかが含まれています。

今日はその赤血球のお話。

赤血球って、血液の中にある細胞。

この赤血球、酸素と結びつく性質を持っています。

これにより、酸素は肺から全身に血流に乗って運ばれます。

ところで、赤血球は真ん中が少しへこんだ円盤状の形をしています。

大福もちの真ん中を押してへこませたイメージ。

実はこの形に重要な意味があります。

赤血球は、いちばん細い管の毛細血管を通過しなければなりません。

毛細血管の太さは、赤血球1個の直径よりわずかに大きい程度。

ギリギリ通過できるわけです。

一部の毛細血管は、赤血球の直径より細くなっています。

そのままなら赤血球はつかえて、通過できません。

そうするとその毛細血管周辺のソシキに酸素が供給できない。

そこで赤血球は真ん中のへこみを利用して、たわむのです。

まぁ、傘をすぼめたようなイメージ。

そうするとそんな細い毛細血管でもすり抜けられる。

こうして赤血球は全身のあらゆる部分に酸素をお届けするのです。

これがなければ脳の細い毛細血管なんかが壊死して、キノウ不全になったり、マヒしたり・・・。

へこみが大切なんです。

運動会の「挑戦状」と「応戦状」

運動会の対面式

北大VS樽商大の対面式「北の大地を覆い尽くす雪の色は何色だ!」・・・・「白だ!!」「どんなに大きいトラックでも止めてみせる信号の色は何色だ!」・・・・「赤だ!!」とまぁ、こんな風に小学校の運動会では巻紙を広げて読み上げ、味方を鼓舞し、勝利への気持ちを相手にぶつけます。

札幌の小学校ではみんなコレをやっている。

「いったいコレ何だ?」と思っていたら、先日新聞記事に北大と樽商大の応援団による応援合戦の「対面式」ではないかと書いてありました。

確かに、樽商戦の対面式で挑戦状、応戦状を読み上げるスタイルは、運動会と全く同じ。

コレ、札幌の大通公園なんかでよく行われてて、大勢の見物客が集って市民に親しまれてきた名物行事。

「どこかの学校の先生がそれを見てまねしたんじゃないでしょうか」ということでした。

なんとまぁ、粋な演出ですね。

運動会を観ると元気がもらえる。

まわりはビル、ビル・・・・

治療中の子どもたち先週の土曜日は、札幌市内の大方の小学校で運動会が行われました。

まるやまファミリー歯科の診療を午前で終え、今年もワタクシ、M山小学校(仮称)の運動会へ直行しました。

主役の児童たちのカン高い声がマンション群に響きわたっています。

お祭り好きの人たちも勝手に来て、勝手にビールを飲んでいました。

大会本部のウラ側には、また違うドラマがありました。

熱中症で気分が悪くなった子、ケガをした子、その子たちの手当てやお世話をする係の先生やお母さんたち。

まるで、野戦病院です。

一人一人にドラマがあるんだろうなと思いながら、今年も無事に運動会は終わりました。

運動会は年に一度の一大イベント。

子どもが多くいる父さん母さん達は、14~15年もの間、運動会のお弁当をつくることになります。

子どもたちのイキイキした表情を観るのはとてもいいものです。

元気がもらえます。

うちのチビスケも6年生。

来年から晴れ姿が見れないのは、チョットさみしいような・・・。

成長期の子ども達に関われる小学校の先生って、苦労も絶えないけど、いい仕事だなぁと思いました。

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