親のできることは、焦らないで信じて待つこと。

まるやまファミリー歯科に向かって通勤していると、小学校に登校中のチビッコたちとすれ違います。

瞳の輝いている子もいれば、うつむいて歩いている子もいる。

楽しそうにみんなと話に夢中になっている子もいれば、思いつめているような表情の子もいます。

いろいろあるんだろうなぁと思う。

特に中学受験をする子どもたちって、あと3ケ月位で入試本番。

余裕で受ける子はまぁいいとして、そうでない子で飛び抜けた結果を出すのは、ご両親が途中で焦らなかった家庭のお子さんだトカ。

家庭の対応が結果を急がなければ子ども達にもその分余裕が生まれるため、入試を突破していくパワーが生き続けるのだと思う。

1週間ごとに結果を求めていては、親も子どもも不満やストレスがたまって、いい加減くたびれてしまう。

その子その子で飛躍的に伸びていく時期が違うので、気長に待ってあげましょう。

結局、親ができることは子どもを信じてあげることにつきると思う。

「親」っていう字は、木の上に立って(子どものことを)見ているって書きますもんね。

1945年頃の子どもはムシ歯が少なかった?

バイキンマンとハミガキマン戦争が終わったのは1945年で、実はその頃はムシ歯が少なかったと言われています。

ムシ歯は3つのことが重なってはじめて、できます。

ムシ歯菌、糖、そして歯、この3つ。

ムシ歯菌と糖があっても歯がなければムシ歯はできません。

ムシ歯菌と歯があっても糖がなければムシ歯はできません。

糖と歯があってもムシ歯菌がなければムシ歯はできません。

1945年頃ってのは戦争のエイキョウで砂糖が不足していたので、口の中に糖が入らなくなりました。

ムシ歯菌と歯があっても糖がなければムシ歯はできないのです。

まぁ、野生の動物ってのは糖を取らないのでムシ歯になりにくいですからねぇ。

神様は金のオノをあげたがっている

子育てのアドバイスの一つに、こんなのがあります。

「親が育てやすい子どもではなく、世の中から育ててもらいやすい子どもに育てなさい」というもの。

この世の中は、運と縁が関係しています。

本人の能力や努力とは別に、偶然のような運と縁があって、その両方があいまって人生というドラマが進んでいくという意味。

この世には池の神様のような人が少なからずいます。

そういう人は善意のカタマリのような人で、正直な人を見つけては金のオノや銀のオノをあげたがっています。

(「この人になら」と見込んだ相手には特別に教えてくれるのです。)「世の中から育ててもらいやすい人に育てる」ってのは、そういう善意をいただける人に育てておけば親が育てる以上のことを学んで、親の枠を越えて大きく育つということです。

自力では限界があります。

他力に頼ることも必要で、誠実にやっていれば金のオノや銀のオノがいただけるのです。

チェスター・フィールドさん

うちのチビスケの学校では、「俺、ジェントルマンだから・・・」というのが流行っているようです。

「ジェントルマンって、な~に?」と聞けば、知らないと言ふ。

ところでジェントルマンと言えば、チェスター・フィールド。

今から300年くらい前の話になるのですが、イギリスにチェスター・フィールドという政治家かつ文人がいました。

ソファーの名称にもその名前が使われています。

彼が若い頃はフランスはルイ14世の時代で、世界一の文化国家。

それに比べて彼のイギリスはといえば、次々と大陸から輸入された王が英語も話せないという状態で、国も貧乏。

若き日々をパリで過ごしたチェスターは、フランスの教養・趣味・やり方に一生敬意を払い続け、後に書いたのが「息子への手紙」っていう本。

コレッ、イギリスの上流社会でジェントルマン・シップの教科書として、代々使われています。

どんなことが書いてあるのかというと、「人にものを頼んで成功するための最善の方法は、それに先立つその人との長い交際によってその人の信用を得ることである」トカ、まぁこんな感じ。

イギリスの心ある人たちはみんなこの本を読んで、以後イギリスは繁栄したようデス。

「フッ素を塗ってください」

フッ素の塗布は、今や母親にとっての「ムシ歯予防」の常識。

初診時の主訴はだいたい皆さん、「フッ素を塗って下さい」です。

少し歯科知識のある母親なら、乳歯列の初期段階からシーラントをお願いされます。

インターネット世界は母親をマニアックにさせます。

冷静に考えてみれば、おそらくご自身がチビッ子だった頃、ムシ歯で苦しんだ苦い経験があるのかもしれません。

こうして子どもの口の中全体がいい環境になっていくのデス。

うしさんの歯ブラシが人気ない。

まるやまファミリー歯科では、乳幼児~小学校低学年のお子さんのリコール時に、ブラッシングで使う”どうぶつバウンズ歯ブラシ”を差し上げています。

トラやパンダ・カエル・ブタ・ウシ・クマなど6種類の歯ブラシがあります。

その中で一番人気のないのが、ウシ。

いつも3つの中から選んでもらうのですが、必ず選んでもらえないのがウシ。

うちのスタッフに聞いても、やはり「ウシはちょっと・・・」と言う。

かわいくないからか、それとも地味なせい?それで作戦を変えて「ウシ、トラ、ウシ」の3種類を出したら、チビッコはトラを選んだ。

「トラ、ウシ、トラ」にしたら初めてウシを選んでくれた。

どうしてウシを選んでくれたのかアレコレ理由を考えてみたけど、まぁこんなのはその日の気分とかその子の好みによるので、バカバカしくなって考えるのをやめました。

子どもはチョロチョロするのがフツウ

まるやまファミリー歯科には、歯の生えて間もないお子さん達がフッ素を塗りにやってきます。

待っている間、子供たちはじっとしていられないのか、チョロチョロしています。

ママさんたちは「じっとしてなさい!」と叱るのですが、まぁー、子供達はよく動き回ります。

逆にじっとして動かない方がチョット心配。

子供ってのは心臓や血管の働きが完成されていないので、心臓から押し出すだけでは血液がカラダの隅々まで行き渡りません。

そこで動き回って筋肉を収縮させ、血管を圧迫させて血液の流れをよくする必要があります。

特に下半身は心の臓から遠くて低い位置にあるので、血液が停留しやすい。

だから動き回って血流をよくしているのです。

まぁ、チョロチョロ動き回るのはカラダが求めていることなので、ご心配なく!

札幌テレビ塔をゴジラが襲撃

9月に入って、まるやまファミリー歯科のお隣の道立近代美術館では,”ゴジラ展”が開催されています。

そういえば、1991年公開の映画「ゴジラVSキングキドラ」では、札幌大通公園をゴジラが襲撃するシーンがありました。

当時ワタクシもよく行っていたテレビ塔も崩壊しました。

最大のクライマックスは、東京の新宿を舞台にゴジラとメカキングギドラが大激闘する場面。

ちょうど完成したばかりの東京都庁舎でしたが、これも崩壊。

当時はバブルの時代で、このまま日本がどんどん発展してやがて世界一の大国になるのではと言われていました。

歴史をみると経済の中心は場所を変えるものですが、ロンドンからニューヨーク、そして東京へと移ってきた頃です。

そんな日本の繁栄をゴジラが壊しに来た。

札幌テレビ塔を破壊する場面では、「丸井今井」、「オッペン化粧品」「北洋銀行」の広告塔なんかが映っていました。

こんな場面、どこかで見たことある。

秋田のなまはげがチビッコの家に来て暴れて帰ると、泣きじゃくったチビッコがすくすく育つというアレだ。

ゴジラの来てくれた街はすくすく成長するのかもしれません。

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