神様は金のオノをあげたがっている

子育てのアドバイスの一つに、こんなのがあります。

「親が育てやすい子どもではなく、世の中から育ててもらいやすい子どもに育てなさい」というもの。

この世の中は、運と縁が関係しています。

本人の能力や努力とは別に、偶然のような運と縁があって、その両方があいまって人生というドラマが進んでいくという意味。

この世には池の神様のような人が少なからずいます。

そういう人は善意のカタマリのような人で、正直な人を見つけては金のオノや銀のオノをあげたがっています。

(「この人になら」と見込んだ相手には特別に教えてくれるのです。)「世の中から育ててもらいやすい人に育てる」ってのは、そういう善意をいただける人に育てておけば親が育てる以上のことを学んで、親の枠を越えて大きく育つということです。

自力では限界があります。

他力に頼ることも必要で、誠実にやっていれば金のオノや銀のオノがいただけるのです。

チェスター・フィールドさん

うちのチビスケの学校では、「俺、ジェントルマンだから・・・」というのが流行っているようです。

「ジェントルマンって、な~に?」と聞けば、知らないと言ふ。

ところでジェントルマンと言えば、チェスター・フィールド。

今から300年くらい前の話になるのですが、イギリスにチェスター・フィールドという政治家かつ文人がいました。

ソファーの名称にもその名前が使われています。

彼が若い頃はフランスはルイ14世の時代で、世界一の文化国家。

それに比べて彼のイギリスはといえば、次々と大陸から輸入された王が英語も話せないという状態で、国も貧乏。

若き日々をパリで過ごしたチェスターは、フランスの教養・趣味・やり方に一生敬意を払い続け、後に書いたのが「息子への手紙」っていう本。

コレッ、イギリスの上流社会でジェントルマン・シップの教科書として、代々使われています。

どんなことが書いてあるのかというと、「人にものを頼んで成功するための最善の方法は、それに先立つその人との長い交際によってその人の信用を得ることである」トカ、まぁこんな感じ。

イギリスの心ある人たちはみんなこの本を読んで、以後イギリスは繁栄したようデス。

「フッ素を塗ってください」

フッ素の塗布は、今や母親にとっての「ムシ歯予防」の常識。

初診時の主訴はだいたい皆さん、「フッ素を塗って下さい」です。

少し歯科知識のある母親なら、乳歯列の初期段階からシーラントをお願いされます。

インターネット世界は母親をマニアックにさせます。

冷静に考えてみれば、おそらくご自身がチビッ子だった頃、ムシ歯で苦しんだ苦い経験があるのかもしれません。

こうして子どもの口の中全体がいい環境になっていくのデス。

うしさんの歯ブラシが人気ない。

まるやまファミリー歯科では、乳幼児~小学校低学年のお子さんのリコール時に、ブラッシングで使う”どうぶつバウンズ歯ブラシ”を差し上げています。

トラやパンダ・カエル・ブタ・ウシ・クマなど6種類の歯ブラシがあります。

その中で一番人気のないのが、ウシ。

いつも3つの中から選んでもらうのですが、必ず選んでもらえないのがウシ。

うちのスタッフに聞いても、やはり「ウシはちょっと・・・」と言う。

かわいくないからか、それとも地味なせい?それで作戦を変えて「ウシ、トラ、ウシ」の3種類を出したら、チビッコはトラを選んだ。

「トラ、ウシ、トラ」にしたら初めてウシを選んでくれた。

どうしてウシを選んでくれたのかアレコレ理由を考えてみたけど、まぁこんなのはその日の気分とかその子の好みによるので、バカバカしくなって考えるのをやめました。

子どもはチョロチョロするのがフツウ

まるやまファミリー歯科には、歯の生えて間もないお子さん達がフッ素を塗りにやってきます。

待っている間、子供たちはじっとしていられないのか、チョロチョロしています。

ママさんたちは「じっとしてなさい!」と叱るのですが、まぁー、子供達はよく動き回ります。

逆にじっとして動かない方がチョット心配。

子供ってのは心臓や血管の働きが完成されていないので、心臓から押し出すだけでは血液がカラダの隅々まで行き渡りません。

そこで動き回って筋肉を収縮させ、血管を圧迫させて血液の流れをよくする必要があります。

特に下半身は心の臓から遠くて低い位置にあるので、血液が停留しやすい。

だから動き回って血流をよくしているのです。

まぁ、チョロチョロ動き回るのはカラダが求めていることなので、ご心配なく!

札幌テレビ塔をゴジラが襲撃

9月に入って、まるやまファミリー歯科のお隣の道立近代美術館では,”ゴジラ展”が開催されています。

そういえば、1991年公開の映画「ゴジラVSキングキドラ」では、札幌大通公園をゴジラが襲撃するシーンがありました。

当時ワタクシもよく行っていたテレビ塔も崩壊しました。

最大のクライマックスは、東京の新宿を舞台にゴジラとメカキングギドラが大激闘する場面。

ちょうど完成したばかりの東京都庁舎でしたが、これも崩壊。

当時はバブルの時代で、このまま日本がどんどん発展してやがて世界一の大国になるのではと言われていました。

歴史をみると経済の中心は場所を変えるものですが、ロンドンからニューヨーク、そして東京へと移ってきた頃です。

そんな日本の繁栄をゴジラが壊しに来た。

札幌テレビ塔を破壊する場面では、「丸井今井」、「オッペン化粧品」「北洋銀行」の広告塔なんかが映っていました。

こんな場面、どこかで見たことある。

秋田のなまはげがチビッコの家に来て暴れて帰ると、泣きじゃくったチビッコがすくすく育つというアレだ。

ゴジラの来てくれた街はすくすく成長するのかもしれません。

ネット予約の患者さん、「今、岡崎にいます!」

珍しいことがあるもんです。

午後3時にネット予約の患者さんのアポが入っていました。

3時過ぎに電話が鳴りました。

「まるやまファミリー歯科さんですか?ワタクシ、午後3時に予約した〇〇と申しますが、今、名古屋の岡崎にいます。まるやまファミリー歯科さんは札幌だったんですねぇ。」—–「えぇ、そうですが・・・・。」「ワタクシ、岡崎にある丸山ファミリー歯科に来ているんですけれど、来てみたら、予約は取ってありませんと言われまして・・・。どうやら岡崎と札幌のまるやまファミリー歯科を間違えて予約したみたいなんです。それで、そちらに行くことができません。

申し訳ありませんでした。」というお電話でした。

—–「わざわざご丁寧にお電話くださり、ありがとうございます。」そしていつものように「お大事になさって下さい」と言って電話を置きました。

世の中、珍しいコトがあるもんです。

ネットだと、日本中、いや世界中につながりますもんね。

うちはいいけど、岡崎の丸山ファミリー歯科さん、ビックリしたでしょうネ。

「人生って楽しいなぁ・・・」と思ってくれればイイ。

まるやまファミリー歯科に、乳歯を抜いてほしいと来られた患者さんがいます。

「どのくらい時間がかかりますか?」—-10分位で終わります。お急ぎですか?「5時から塾があるので・・」6年生も夏が過ぎれば、中学受験する子は忙しくなります。

中学受験って、受験勉強を通して子ども達は豊かな知識や思考力、自立や学習能力なんかの、まぁ自分の人生を切り開いていく上でとても大切な「武器」を身につけていくことができます。

ところで、理科とか社会の知識の暗記は子供たち苦手そうですが、植物の名前でも星座の名前でも、知っていればその分、子どもの世界は広がります。

地名や川や山にしても歴史上の人物にしても、覚えた知識でもって興味が広がれば、人生はずっと豊かなものになるはず。

子どもたちが「人生って楽しいなぁ」と思うようになってくれれば、いちばんイイ。

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