藤井四段(14才)のこと。

藤井四段(14才)の活躍で、将棋界のみならず、世の中を巻き込んで日本全国、盛り上がっています。

竜王戦1回戦でもう一人いる10代のプロ、増田四段(19才)を破って、前代未聞のプロ入り後29連勝。

28連勝の記録を破られた神谷八段がこんなことを言っておりました。

「ホコリをかぶった骨董品のような記録が日の目を見たのは、藤井さんのおかげ」また、将棋に詳しいある人が藤井君についてこんなことを言っておりました。

「今までは手を重ねるうちに相手が自分から崩れる。こんなすごい将棋を指す14才はいなかった」ところで、天才と言われた谷川九段・羽生三冠・藤井四段に共通するのは、親が将棋をしなかったこと。

将棋のできる親が子どもに練習を強制してやる気を失わせる例も多いのです。

3人とも、出来過ぎない親だったのがよかった。

まぁ、才能のある子なら、親がああだこうだと口うるさく言わなくてもイイのです。

「中学校を受験しませんか」というダイレクトメール

歯医者を長くやっていると、医院によくダイレクトメールが送られてきます。

子どもがいれば、皆さん、小・中学生を持つくらいの年頃。

この時期に毎年やってくるのが、中高一貫校を受験しませんかというもの。

首都圏から送られてきます。

「医師後継者育成は中学校から」「首都圏唯一の全寮制・中高一貫校」「医学部・歯学部の合格実績は〇〇です」等々。

まぁ、私立中学はビジネスの上に成り立っています。

イイ生徒を集めなくてはなりません。

そのためには、大学合格実績が最大の広告。

で、地方にもダイレクトメールが送られてきます。

中学入試でどれだけ優秀な生徒を集められるかは、その学校の6年後の大学進学実績にエイキョウします。

中学入試の偏差値と大学入試の偏差値の間に強い相関関係があって、優秀な子は優秀なのです。

学校側が少しでも手を抜くと、生徒募集に影響が出てきます。

校長先生をはじめ、学校の担当の先生方、今日も全国をまわり、一生ケンメイ営業活動をされています。

紀元前の入れ歯の歯は、死人の歯だった。

大昔の入れ歯の話です。

紀元前700年頃のイタリア半島の北部、歯の抜けたエトルリア人は、モノを食べるのに必要な歯の代用品を工夫しようと、アレコレ考えました。

そして、抜けた歯のアトに黄金で土台をつくり、動物の牙や骨、歯を削って植え込んでいました。

最高級品は、人間の死体の健康な歯を仕立て直して、入れ歯にするもの。

お金持ちの人たちだけが可能でした。

残念ながらエトルリアはその後、ローマ帝国に取り込まれてしまいました。

ムシ歯のある人は宇宙飛行士になれない。

ムシ歯があってはならないという職業があります。

その一つは、宇宙飛行士。

宇宙空間のような真空の状態では、ムシ歯による空洞があると空気が膨張し、歯を内側から圧迫して、ひどい痛みに襲われる可能性があります。

だからなれません。

でも彼らは地上での訓練で、歯を抜く練習をします。

宇宙船での作業中、万が一歯が痛くなればとりあえず抜けばたいていの痛みが治まるからです。

ちなみにこれは聞いた話なのですが、プロのテニスプレーヤーが試合を棄権することがあります。

たいていは膝の調子が悪いか、腰が痛いとかですが、中には歯が痛くなって試合を棄権したプレーヤーも過去にいたそうです。

もちろん歯が痛いなんて言うと、「お前、プロ意識が足らん!」と言われますから、ヒザの違和感のため棄権ということにして・・・。

まぁ、ムシ歯が神経まで届いてたら、痛み止めも効かないし、試合どころじゃありませんからね。

「守・破・離」が型をつくる。

これは本に書いてあった話なのですが、イチロー選手、その技はプロ野球選手の中でも飛び抜けてて、天才と呼ばれています。

能の世界には「守・破・離」という教えがありまして、これは何かというと、最初に徹底的に基本を身につけるのが「守」。

その後、基本を破って自分なりのやり方を盛り込むのが「破」。

そして最後に、その基本から離れ、自分独自の型を確立するのが「離」。

イチロー選手、たくさん身につけたものからいらないモノを削り落として、自分だけの「型」をつくり出しました。

ピカソの絵なんか、若い頃は本物そっくりのデッサンでした。

それが晩年はああいう絵を描くようになった。

ビートルズも、後期は前期とは違う曲作りをするようになりました。

超一流のアーティストやアスリートは、どうやら「守・破・離」を経由して自分なりの「型」をつくっているのデス。

みこし渡御を観た

ビルの屋上から

てんぐ6月16日は、北海道神宮のみこし渡御の日。

お天気もよく、今年はまるやまファミリー歯科の前を通りました。

今年も、600メートル先の円山の第一鳥居前にスタンバイ。

そこを午前9時にスタート。

その数1300人。

診療前だったので、ビルの屋上から観ました。

屋上から観ていると、帯広から連れてこられた3~4頭の神のウマが先導し、その後を山車や祭り太鼓などが続く。

てんぐの高下駄を履いた人は、信号が赤になる毎にお付きの人が用意したイスに座って疲れをとり、信号が青になったら再び歩く。

15キロをあの下駄で歩くのは、キツイですもんね。

驚いたのは、山車。

最近の山車は人力じゃなくて、トラクターがゆっくり引っ張っている。

以前トラクターでぶっ飛ばしたら、「アッ」という間に みこし渡御が終わって、大ひんしゅくだったそう。

そんなこともあって、最近ではトラクターは歩く速さに合わせているそうです。

参加された皆さん、お疲れ様でした。

イヌは咬まずに丸呑みする。

少し咬んだら、あとは呑む。

まるやまファミリー歯科に通勤していると、必ず犬の散歩に出会います。

ご主人様はそうでもないけど、犬は楽しそう。

シッポを振っていますもの。

ところで、イヌってのは、ほとんど咬まずに丸呑みします。

ドッグフードは硬いのでさすがにカリカリ咬み砕きますが、ヒトの食べ残しの肉や魚であればアッという間に食べてしまう。

というか、呑み込んでしまう。

イヌは肉や魚や、ご飯やパンやドッグフードなど何でも食べる雑食性ですが、祖先はオオカミ。

だからもともと肉食。

ウマやウシなんかの草食動物は平らな臼歯(奥歯)で草をすりつぶし、ツバとよく混ぜてから飲み込みますが、肉食動物はナイフのようなギザギザの奥歯を使って肉を咬み切り、のどを通る大きさになったら丸呑みします。

食道も柔らかく強いので、どんどん呑み込んでも平気。

とにかく彼らはほとんど丸呑みしているのデス。

最近の中学生のスクールバック、重いです。

(イメージ)最近の中学生、みんな背中に四角いスクールバックを背負っています。

ズッシリ重いです。

うちのチビスケも中学生なので、みんなと同じ四角いバックを背負っています。

まだカラダが小さいので、おもりを背負って通っているって感じ。

この前測ってみたら、なんと11キロありました。

最近の教科書はサイズがB5からA4に巨大化し、ページ数も増え続け、補助教材も常に持参しなければなりません。

それに辞書、弁当、水筒もあるし、ますます重くなる。

それを毎日、アリのように持ち運ぶ。

これも2011年に始まった「脱・ゆとり」政策ゆえか。

学校には教科書を置いて帰ってはなりませぬ。

予習・復習をしっかりしましょうということです。

こんなに重いのなら、教科書を分割して必要なところだけ持っていくとか、今日やるところだけコピーしていくか、まぁ何か策をたてなければなりません。

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