歯は生命を支えるかけがえのない器官。

自然の中で生きている動物の歯ってのは、
自分の生命を支える大切な器官です。

エサが獲れなければ、草食動物であろうが
肉食であろうが、確実に死んでしまいます。

以前、ライオンが食べた動物の骨が牙に
はさまって取れなくなり、エサを獲ることも
食べることもできなくなったというドキュメン
タリー番組を見たことがあります。

ライオンは何日も食べ物を摂れず、どん
どん弱っていきます。

番組では、動物保護官が麻酔銃でライ
オンを眠らせて、はさまった骨を取っていた。

サル山のボス猿もそう。

ムシ歯か歯周病になって犬歯を失うと、
仲間からボスとしての権威がないとみな
され、ボスの座を追われてしまうそうです。

野生動物にとって牙は、自分の生命を
支える大切なモノだったのデス。

「コキンちゃん」と「めいけんチーズ」の抱き枕を買った!

           通勤のイメージ

保育園歯科検診で、アンパンマン・ばいきんまん・ドキンちゃん・メロンパンナちゃんの抱き枕を持っていくと、思わぬ反響があって、みんな飛びついてきました。

0~6才まで、みんなアンパンマンのキャラクターたちが好きなのです。

まるやまファミリー歯科に置いてある残りのキャラクターは、数えてみたら、カレーパンマン、あかちゃんマン、しょくぱんまん、ロールパンナちゃんの計8つ。

まぁまぁあるなと思いつつ、念のために製造元の西川産業(布団屋さんデス)のホームページを開いてみた。

すると、他にも「コキンちゃん」と「めいけんチーズ」の抱き枕があった。

で、早速、購入。

昨日その抱き枕が家に届いたので、本日、まるやまファミリー歯科に持っていくことにしました。

何しろデカイもんだから、バックに1つだけ入れて運搬。

通勤途中、まわりの目が背中の「コキンちゃん」に集まっているのを感じたので、オッさんのワタクシはとても恥ずかしかったのデス。

「ケ-タイの充電、助かりました!」

           充電のワンシーン

先日診療をしていたら、突然見知らぬ女性が入ってこられました。

そして、「先日は助かりました」と。

「え?何のことだろう。」

9月6日の北海道大停電の日のことです。

地下鉄・バスも走っていないため、宮の沢(まるやまファミリー歯科から5キロくらいのところにアル)から歩いて中央区の職場に向かっていた途中、スマホの充電がほとんどゼロになった。

そこに、『スマホ充電できます』とまるやまファミリー歯科の前に看板が立てかけてあったのを見て、充電させてもらったのだと言う。

「あの時はホントに助かりました。ずっと気にかかっていたんです。」

で、お礼にお菓子を置いていかれました。

もう1ケ月以上前のことなのですっかり忘れていましたが、スタッフと一緒にあの日のシーンを思い出し、感動しました。

お菓子よりも、そういった気持ちをもってわざわざ足を運んでもらったことが嬉しかったのデス。

歯科検診で「ムシ歯は足し算・引き算」という話をしました。

先週の金曜日は、朝から保育園の歯科検診でした。

午前中2園、午後1園。

チビッコたちは0~6才くらいまでだというから、白衣は着ないことにしました。

子どもたちは何を喜ぶだろうと考えた時、いつもまるやまファミリー歯科の前を散歩している保育園のチビッコたちのことを思い出しました。

彼らは、まるやまファミリー歯科のショーウィンドウに飾ってあるアンパンマンやバイキンマンのぬいぐるみのところで、必ず立ち止まって、じっと見てる。

「そうだ、このぬいぐるみを持っていこう!」

で、歯科検診開始。

最初に風呂敷からぬいぐるみを出したところ、チビッコたちが「何だろう?」と寄ってきました。

これでどうやら、ワレワレを「怪しい大人」ではないと思ってくれたハズ。

保育園の先生たちの協力もあって、スムーズに検診が進みました。

呼んでもらったからには、お土産話が必要です。

そこで、今回は「ムシ歯は足し算・引き算」という話をしました。

これは何かというと、モノを食べた瞬間から歯の表面は溶け始めて、穴をつくります。

これが、マイナス。

でもその瞬間からツバが出てきて、その穴を埋めて治してくれます。

これがプラス。

マイナスが多くなったら、ムシ歯になる。

プラスが多くなったら、ムシ歯が治る。

つまり、口の中にダラダラものを入れておくと穴が大きくなり、ツバが歯に接する時間が短くなるので埋めてくれなくなり、ムシ歯になりやすいのです。

まぁ、そんな話。

帰る時、アンパンマンたちと一緒に写真を撮りました。

それが上の写真。

初めての保育園の歯科検診でしたが、無事に終わって本当によかった。

10月12日(金)は、保育園歯科検診の為、お休みです。

10月12日(金)は、保育園の歯科検診があります。

午前中2園、午後1園。で、まるやまファミリー歯科の診療はお休みさせていただきます。

ワタクシも、小学校の歯科検診なら開業した当初から担当しているのでイメージできるのですが、保育園児は、何せ初めて。求められるモノが違うと思う。

この年齢のチビッコたちは、乳歯が生えていてもムシ歯はたいしてナイだろうし、この時期の子ども達は規則正しい生活をしていれば、少々口の中が汚れていようと、ムシ歯にはならないものです。

この考え方は予防歯科の考え方で、口の中にあるツバが鍵を握っています。

9月19日のまるやまファミリー歯科のブログにそのへんのことがもう少し詳しく書いてあります。

学校検診に行くと、つくづく、予防が大切なんだよなぁと思う。

今悩んでいることは、一年後には消えてしまう。

時間が解決してくれる、一年前に自分が悩んでいたことは何だっけ、と考えても、何も思い出せません。

確かに何か悩んでいた、今悩んでいることは、一年後にはなくなってしまうようなのデス。

自分が何かをして、あれを解決し、これを解決して悩みが解消したというもんじゃなくて、自然と消えちゃった。

時間が勝手に解決してくれたのです。

野生の動物もケガしたら、物陰にひっそり隠れてじっとしているのです。そうすると、傷が勝手に治ってしまう。

時計のカチカチという音を聞いて、「時間が自分の味方になって治してくれてるんだな」と思っていればイイ。

優先順位をつけないと、ヒトは壊れます。

忙しすぎると、ヒトは壊れることもあります。

いろんな子どもを見ていると、勉強をして、ピアノをして、バイオリンをして、スキーをして、スイミングに通って、英会話をして・・・と、ものすごくタイトでハードな生活設計をしている子がたまにいます。

1日24時間しかないんだから、ワタクシだったら絶対無理。

そんなことをしてたら、身が持ちません。

心もカラダも、使える資源には限界というものがアル。

優先順位をつけないと、ヒトは壊れます。

人間って、わりと簡単に壊れるんです。

心とカラダは神経とホルモンでつながっていますからねぇ。

神経はすぐくるけど、ホルモンはジワジワくる。

まぁ、受験勉強のように「ゴール」が見えている場合には、短期的にココロとカラダの限界を超えるような負荷を自分にかけることはできますが、それを数年とか数十年続けると、人間、誰だって壊れます。

疲れたら正直に、「あぁ、へばった」と言って手を抜くのも、生きるための知恵。

終わったらおいしいものを食べようとか、遊びに行こうとか、虫取りにいこうとか、自分にご褒美を用意しておかないとね。

ムシ歯や歯周病は、細菌学上では日和見感染。

日和見感染って、人間側がフツーの生理状態を保ってカンキョウに適応していれば、まぁ菌がいても何の問題も起こさずに菌と人間が仲良く共存。

ところが、カンキョウが変わったり、精神的に人間側に何か生理的な適応能力の異常が起こると、今まで良好だった菌と人間との共存関係が崩れて、菌に感染する。

このことを日和見感染といいます。

まぁ、受験生時代にムシ歯がドッと増えたり、自分の能力を超える仕事に就いたり、コトバや生活習慣の違う海外旅行の時などにムシ歯や歯周病がひどくなることがわかっています。

ヒトと口の中の細菌は、普段は共存関係にあって、力まかせに相手をねじ伏せるよりも、ヒトの方が感染されないような健康な生理を保つことも大切なんです。

まるやまファミリー歯科では、大人のリコールの時には、必ず、歯ぐきの検査をします。

ポケットが大半2ミリ以下で、3ミリが2~3コであれば、テストでいえばまぁ、95点。

偏差値でいえば、まぁ65くらいだと考えています。

こういう方は私生活で何かあっても、歯ぐきに関していえば口の中が大きく崩れることはまずありません。

逆にポケット3ミリ以上が10コを超えてくると、場所にもよりますが、カラダに何かあった時に歯ぐきが腫れたり、浮いたように感じることもあるのデス。

ただし、ポケットだけではわからない原因が歯の根っこにある場合もありますノデ・・・・。

電話が鳴らない。

受付けの電話スタッフと一緒に診療していると、ふだんいろんなところから電話がかかってきます。

その度にうちのスタッフ、ワタクシのアシストを離れて、全力疾走。

そして受話器をとる。

基本は3回以内のコールで受話器を取ったら、「こんにちは、まるやまファミリー歯科〇〇(名前)でございます」と接遇する。

4回以上のコールなら、「お待たせしました。

まるやまファミリー歯科△△(名前)でございます」先日のことです。

スタッフと話していた時に、「そういえば、今日は電話が一本も鳴らないなぁ。」「ホントですね。今日は1回も電話に出ていません。どうしたんでしょう。」で、その時、ピンときました。

受付に行ってみた。

いつもとは何かが違う。

何だろう。

「あっ、受話器がハズレテル!」目が点になりました。

そういえば、うちのスタッフ、手の空いた時、受付け付近をゴシゴシ拭いています。

電話の受話器も。

その時、ハズレた?これじゃあ、電話は鳴りません。

皆さん、申し訳ありませんでした。

乳児院の子ども達はムシ歯が少ない?

乳児院の子ども達甘いものを食べるとムシ歯になるといいます。

が、そうとも限らないのです。

公的な福祉施設に収容されている子どもたちがいます。

そうした子ども達の中に、まったくムシ歯がないという例が多いという事実があります。

早寝・早起きを習慣としている。

食事も規則正しくしている。

歯を磨くのは朝の1回ダケという生活ですが、そうした子どもたちの中に全くムシ歯がないという例が極めて多いのです。

イギリスやドイツでも同じような報告があって、生活が規則正しく習慣づけられている保育園や乳児院の子どもたちは、ムシ歯が全くない、ゼロの状態なのです。

ところが、です。

そうした子どもたちがたまたま里子に出されて養父母のところへ預けられると、たちまちムシ歯になるということもわかっています。

規則正しい生活をすると間食しなくなるので、ツバが上手に口の中をパトロールし、ムシ歯の穴の掘れたところをまた埋め直してくれることもわかっています。

ツバがキーマンなのです。

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