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マスク掛けを付けた。

歯科ユニット

拡大写真

 

先日うちの奥さんに、「いい考えが
ある!」と言われました。

今はコロナ禍で、皆さん、マスクをして
おられます。

患者の皆さんは歯科ユニット(診療台)
に上がる直前までマスクをされています。

で、診療が始まる。

患者さん、マスクをどこに置こう?と
あたりをキョロキョロ見渡す。

置くところがないので、ポケットに
しまい込む。
あるいは、その辺に置く。

そこでうちの奥さん、考えた。

「歯科ユニットにマスク掛けを作ったら
どうかな?例えばマグネット付きフック
を使うトカ。」

それはいいアイデアだ。

早速、東友(仮称)のセリア(仮称)に
行き、マグネット付きフックを3つ買っ
てきて、ユニットに取り付けました。
(写真)

みんな気づいてくれるかなぁ。

患者さんはいろんな話を持ってきてくれる。

患者さん(イメージ)

 

歯医者をやっていると、いとんな人達と
関われます。

フツーの治療であればそうでもないんで
すけど、リコール、定期検診ともなれば
チョットだけ世間話ができる。

小・中学校くらいまでは1つのクラスの
中に様々なタイプの人間がいました。

でも、高校は学力別にバラバラとなり、
その途中から文系・理系に分かれ、大学
では学科別に専門がより細分化されます。

一人一人の個性に従って、生活のテリト
リーが分かれてゆくのデス。

自分が歯医者になってから、さらに世界
が狭くなりました。

周囲にいるのは同業の先生たち、スタッ
フ、技工士関係、薬屋、材料屋、修理屋
、保険屋、税理士、銀行等。

この中で話す内容と言えば、歯科に関係
するモノがほとんど。

でも患者さんは千差万別。

アリガタイことに、いろんな話を持って
きてくれます。

趣味の話、仕事の話、子育ての話、クラ
シックの話、60~70年代のアメリカン
ポップスの話、歴史、スポーツ、病気、
旅行の話。

最近では、新型コロナウイルスの話。
そして、一番多いのが昔話。

時々、そんな話の中に歯がおかしくなっ
た原因も見つかるんです。
問診しているワケじゃないんですケド。

「学びのスイッチ」が入ったら・・・

 

先日、犬に詳しい方がこんな話をして
いました。

「犬は自分よりも小さくて動いている
動物を見れば、今までご主人様にシッポ
を振ってたのが、あるいはダラダラして
いたのが、突然オフになって、そして
『ワン!ワン!』と吠えて追いかけ始め
る。」

本能の「捕食のスイッチ」が入ったの
デス。

それを訊いてワタクシ、ハハーン、それ
って『学びのスイッチ』と同じじゃない
?と思いました。

何かがキカッケで学びのスイッチが入れ
ば、たとえ今までグウタラしていても寝
てても、どんどん学びのモードに入り、
吸収し始めます。

きっと何かに気づいたのです。

最初の1回だけでイイ。

人生のある時点でこんな人に会ったとか
ちょっとスゴイ言葉を聞いたとか、それ
で学びのスイッチがONになれば、もう
止まることはないのデス。

「ネアンデルタール人の後だ。」

ネアンデルタール人

 

ある人が、「バカの壁」の本で有名な
「日本の知能」、養〇先生に聞きました。

「先生は何度も『我々は』と言っていま
すが、先生のいう『我々』とはいったい
何を指しているんですか?」

「ここにいる人達なのですか?それとも
日本人全体なのですか?」

養〇先生曰く、「ネアンデルタール人の
後の全てだ。」

「えっ?」

フツー『我々』といえば、どんなに広く
解釈しても、この世界に生きている人類
全体だろう。

ネアンデルタール人といえば、約40万
年前にヨーロッパに出現し、約2万数千
年前に絶滅した、いわば化石人類の一つ
で、一応ヒト属の呼び名です。

ヒトなのかサルなのか議論が分かれてい
ます。

ヒトがサルと違う特徴の一つは、葬式を
するかどうか。

で、ヒトはするけどサルはしない。

だからネアンデルタール人の人骨の近く
に葬式に関係するものが見つかれば、ネ
アンデルタール人はヒトだとういうこと
になる。

まぁ、そんな話は『我々』にはどうでも
いいことで、養〇先生が『我々』という
時は「ネアンデルタール人の後」からが
『我々』だと思っておけばイイ。

「1回900円位しか払ってないのに、なんであんなんで医院経営やっていけんの?」

医院受付

 

高校生になったうちのチビスケ、先日
こんなことを母親に聞いてきた。

「オレ、前から不思議に思ってたんだけ
ど、オレの通ってる眼科、1回900円位
しか払ってないのに、あんなんで医院
経営やっていけんの?あんなにスタッフ
がいて、そんなんで給料払えんの?」

いい質問です。
「なぜ?」が出てきた。

母親はこう答えた。
「本人は医療費の3割を払えばいいの。
あとの7割はみんなが納めている保険料
の中から払われるの。それが医院の収入
になるの。」

「そうか、やっぱりそういうことか!」

うちのおチビさん、パソコンやスマホで
何やらわからないことを調べてオルみた
いだけど、医療費の仕組みはまだ未解決
だったようです。

こういう時には親の頭を借りるに限る!

まぁ、「なぜ?」って考えることはいい
ことです。
その続きがありますから。

その背後には今まで見たことのないよう
な世界が広がっていますもの。

それが「どのようにして?」だと、その
方法を知った後には続きがない。

つまり、思考停止。

この話を聞いて、こうやって子どもの心
って育っていくんだなぁと、うちの奥さ
んと二人、そう思いました。

三浦製作所・かぼちゃ包丁

石川五右衛門の斬鉄剣

M氏の「かぼちゃ包丁」

 

ルパン三世に出てくる、ご存知、石川五
右衛門の斬鉄剣は、流れ星の金属(鉄隕
石)から作られた刀。

何でも切れます。
自動車も一振りで真っ二つ。

そんな、何でも斬れる包丁を作ったとい
う患者さんがいました。
M氏です。

ある日M氏は、奥さんがかぼちゃを包丁
で切るのに苦労しているのを見て、何と
かならんもんかなぁと思っていたところ
ふといいアイデアが浮かんだ。

それが、V字型の包丁(写真)。

「三浦製作所 かぼちゃ包丁」で検索
すれば出てきます。

ワタクシ、うちのスタッフに「かぼちゃ
だけでなくて、他に何か切るもんない?
」と聞いたところ、「冷凍のお肉と冷凍
のお魚なんかどうでしょう。どこの家で
もいっぱいため込んであることだし」

なるほど。

この包丁、斬鉄剣にあやかって、「五右
衛門の斬鉄包丁」という名称にしてみた
らどうだろう。

「Killing Me Softly with his Song(やさしく歌って)」

無名のロリ・リバーマン(元歌)

Soulの女王、ロバータ・フラック(アレンジ)

 

「Song to Soul」という番組を見ながら
夜、ソファーでゴロゴロしていたら、
「Killing Me Softly with his Song」(や
さしく歌って)が聴こえてきた。

「おーお、これはワタクシが生まれて
13年目の秋、テレビのCMでかかってい
た曲だ。」

「ストックホルムの朝はネスカフェで
始まる・・」
カップを口に運ぶ女性が窓越しにながめ
る朝の街の風景。

山岸に泊めてある小さな漁船の網が映る。

たしか、そんなCMだったと思う。
間違っていたら、失礼。

この曲はもともと、女性シンガーソング
ライターのロリ・リバーマンが当時まだ
無名だった頃作って歌ってたんだけど、
泣かず飛ばずでヒットもしませんでした。

偶然、のちのソウルの女王ロバータ・フ
ラックが飛行機の機内BGMとして採用
されていたこの曲を聴いて、ピンときて
アレンジして歌ったら、これが大ヒット。

たぶん、楽曲、歌唱力、声、すべてが
すばらしくバランスがとれていたんだと
思う。

そういえば、酒場のシンガーがこんな風
にグチる映画があった。

「あ~あ、今夜来ていた女連れの客も、
リクエストはまた『Killing Me Softly wi-
th his Song』だよ。最近、この歌ばっか。
これで女をくどこうと思ってんのかねぇ。
オレもたまには違う歌、歌いたいよ。ホ
ントもう、イヤになっちゃう・・・」

ABさん(仮名)と蘇我氏(仮名)

 

内閣総理大臣がABさん(仮名)から
蘇我氏(仮名)に代わりました。

蘇我氏(仮名)は農村出身で、裸一貫で
上京。

自分で働き、そのお金で大学へ行き、
政界へという苦労人。

一方、ABさん(仮名)は生まれながら
のボンボンで、子供時代、何不自由ない
豊かなカンキョウの中で育ち、政界へ。

先日、テレビ番組「英雄たちの選択」を
見ていたら、このお二人さん、戦国時代
の家康と越前の朝倉義景に重なって見え
ました。

朝倉義景は一乗谷に京都のような文化
都市をつくり、越前(現在の福井県あた
り)を支配した朝倉家の5代目の若様。

家康のように幼い頃から外に出されると
、生きるために人の顔色をうかがうよう
になるので、心が早く育ち、したたかに
なる。

一方、朝倉義景のように生まれた時から
何不自由ない環境で、しかもまわりに
豊かな文化があれば、心がゆっくりゆっ
くり育つので、大人になるのがずいぶん
遅れる。

このお二方を見ていたら、内閣総理大臣
には育ちには関係なく、誰にだってなれ
るチャンスはあるってワカル。

コロナ禍や何やかんやでABさん、沈ん
じゃったけど、コロナ禍が落ち着いて
派閥の長にでもなったなら、もしかして
ABさんの「院政」ってのもあるかも。

いや、もしかして第三次AB内閣もある
かもしれません。

政治家としてはまだ若いんですから。

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