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大学医局の教授退任記念の会に行ってきた。

土曜日の午後、札幌グランドHでK浪教授(仮名)の退任記念講演がありました。

今までの研究・教育・臨床と、40数年やってきたことを3時間半びっちりスライドにて講演。

医局員時代の懐かしい顔ぶれが、あの時のままスライドに。

その後は記念撮影に祝賀会。

深夜にまでおよびました。

歯内・歯周病学会誌に投稿されてるエライ先生たちの顔ぶれもズラリとありました。

驚いたのが、ワタクシが新人の医局時代一緒に雑用をやっていた留学生の仲間達が今や、中国やバングラディッシュで教授になって母国の歯科のレベルを引っ張り上げていたこと。

あの頃とは違ってズイブンご立派になられて・・・。

ところで、K浪先生に挨拶したら「小川君、こんな会でもない限り昔の仲間と会うことなんかないだろう。楽しんでいらっしゃい」というお言葉をいただき・・・・。

歯科界のレベルを上げるのもそうだけど、医局に入ってくる若い先生たちを育てるのって、K浪先生、ホントウにいい人生だなぁと思いました。

歯ブラシの柄の断面が三角形

こんな話を聞きました。

ある患者さん、脳出血後の後遺症で左手がうまく動かないのですが、懸命にブラッシングをしています。

歯医者としては手が不自由なら電動歯ブラシをすすめるところなのですが、その患者さん、「電動歯ブラシではリバビリにならないんですよ。

歯ブラシを使ってその後歯間ブラシを入れると、すっきりする。何よりもまず達成感がある。

これがいいんです。それにストレスにならないし。」「手の握力が5とか6に落ちたので、歯ブラシの柄の断面は四角形、五角形、八角形、マルに近づくにつれて回転してしまう。だから正三角形がいいんです。三角形なら歯ブラシの柄が回転しないし。そして余談なんですが、スポンジみたいなのがリハビリになるんです。」「先生、柄の断面が三角形の歯ブラシを作ってください・・・・。」どなたか、そんな歯ブラシ開発してもらえないでしょうか?

うたのおねえさん

たくみおねえさんうちのおチビちゃんがNHKの「おかあさんといっしょ」を見なくなって 7,8年経つけど、「もう見ないのかい?」と聞いてみたら「オレはもう大人だ。」と切り返されました。

それはいいとして「おかあさんといっしょ」でうたのおねえさん役は、番組の花形スター。

いろんな制約があるようです。

イメージが大切でして。

まず、◎どんなに疲れてても笑顔を絶やしてはなりませぬ。

◎海外旅行もなりませぬ。代わりがいないもんですから。

◎クルマの運転やスポーツもNG。けがが怖いですからね。

◎派手なネイルやピアスも禁止。歩き食いはもちろん禁止。品がないですからねぇ。

◎スキャンダルもご法度。恋愛も結婚も禁止。

どんな時も子供たちの憧れ、お手本でなければなりません。

こうなると、アイドル以上です。

笑顔で8年間も続けたたくみおねえさん、お疲れ様でした。

愛は津軽海峡を越えない?

祝3月26日開業、北海道新幹線先日、北海道新幹線が開業しました。

30年以上前の話なのですが、北海道にあるH大生(仮称)の間ではあるジンクスがささやかれていました。

それは、「愛は津軽海峡を越えない」。

どういうことかというと、H大生は卒後道外で活躍するヒトが多く、恋人同士の一方が道外で一方は道内で就職または大学院に進学。

となれば、待っているのは遠キョリ恋愛。

当時飛行機代が高くて、金曜日から列車に乗って本州まで会いにいっても、週末に一緒に過ごせる時間はほんのワズカ。

今みたいにメールなんかもなかったし、だんだん疎遠になってそして消滅。

だから「愛は津軽海峡を越えない」。

今は格安航空会社も出てきたし、この前開業した北海道新幹線が札幌まで伸びてくればそんな話は過去のモノになるかもしれません。

それでもH大生によると、ジンクスはまだ残っているトカ・・・・。

クスリを効かせるには・・・

お腹が痛くなったり風邪をひいたりすると、たまに薬を使います。

慢性の病気にかかっている時も毎日のように薬を使うことになります。

そもそも薬とは、まぁ一言で言えば「カラダを作る材料やエネルギー源にはならないんだけど、少量でカラダの調子を整えたり向上させたりできる物質」。

だから、薬は病気を治すものとは限らないということです。

例えば風邪薬はカゼのウイルスをなくす作用は実はなくて、発熱・咳・鼻水なんかの症状を和らげる作用はもちます。

それで、カラダの負担を減らして快方に向かわせようとするものなのです。

だから風邪薬を飲んでいてもカラダを安静に保ち栄養や睡眠をしっかりとらないと、カゼは治りません。

また薬は目的のカラダの部位だけに作用すればいいんですが、他のところで不必要な作用を引き起こすもんで、副作用が出たりします。

副作用ゼロの薬は存在しないと言われています。

「ウサギとカメ」の後日談

イソップ物語に「ウサギとカメ」ってのがあって、その物語には後日談があります。

負けたウサギは悔しくて、もう一度カメに挑みました。

でも、また同じように山のふもとで寝てしまい、カメに負けました。

家に帰ったウサギはママから、「どうして負けたの?油断して休みさえしなければあなた、負けるはずないでしょ。」と言われました。

すると坊やのウサギ、「ボクも最初はそう思ってたよ。でも2回走ってみてよくわかったんだ。休まないで走り続けられることがホントの力なんだ。ボクは油断したんじゃない。走る力がないから負けたんだ。カメさんのコツコツ力に比べたらボクのダッシュ力なんて、たいしたことないよ。何度やってもカメさんにはかなわないさ。ママも一度やってみたらいいよ。」ママはびっくり。

ウサギよりもカメの方に才能があるなんて・・・。

まぁ、カメかウサギかの分かれ目は生まれ持ったダッシュ力の差もあるかもしれませんが、それよりも大切なコツコツ力ってのは、幼い頃からの育てられ方によって決まってくるのだと思ふのデス。

「朝ドラ」の五代友厚さんのコト

朝ドラの「あさが来た」、うちの家族を含めて皆さんはまってマス。

もう終盤ですが、その中でも五代友厚さんの人気が相変わらず高い。

五代さんって、もともとサツマ藩の上級武士の家の生まれで、10代の時世界地図を見て「日本を英国のような世界に君臨する国に」と決意。

で、サツマ藩の遣英使節団の一員となって海外経験を積みました。

そして明治維新の後、実業家に転身、大阪の復興に尽くしました。

彼の仕事術の一つが「敵対するな。商売仲間にしろ」というもの。

薩英戦争のムードの中でも、自ら敵船のホリョになって英国側の大将と停戦交渉。

そしてタッグを組んで明治維新の原動力に。

もう一つの仕事術が「町の持ち味を守りぬけ」というもの。

都が京都から東京に移ったもんで、大阪の豪商は相次ぐ破産により衰退。

長年”天下の台所”として君臨してきた大阪の「商売文化」を取り戻すよう、頑張った。

そんな内容をNHK Eテレの「知恵泉」でやってマシタ。

ダイエットで糖を燃やして、脂肪を燃やす

一介の医者でありながら、なぜかビル・ゲイツ、ビル・クリントン、ベッカム、オノ・ヨーコらと親交のある不思議な縁の持ち主の斎藤真嗣(まさし)さんというヒトがいます。

この方がダイエットの話をしてました。

運動には有酸素運動と無酸素運動の2つがあって、有酸素の方はジョギングやウォーキング、エアロビなんかの低い負荷でも長時間続けられる運動。

無酸素の方は、ウェイトリフティングや短距離など息を止めて短時間に強い力を発揮する運動。

マラソンのような有酸素運動ではエネルギー源として「糖」と「脂肪」の両方が消費されるのですが、100m走のような無酸素運動では「糖」だけが使われて「脂肪」は使われません。

だから無酸素運動をいくら頑張っても「糖」しか使われないので体脂肪の減少にはつながらないのデス。

一番効果的なのは、筋トレなどの無酸素運動を最初にチョットやって「糖」を燃やして、その後ジョギングなどの有酸素運動をやる方法。

そうすればものの5~10分くらいで脂肪を燃やせるのデス。

そして、それがダイエットに・・・。

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