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メーテルリンク童話の「青い鳥」

イソップ童話とかグリム童話とか、最近、童話って奥が深いなぁと思うようになりました。

童話の一つに、メーテルリンクの「青い鳥」ってのがあります。

コレ、チルチルとミチルの兄妹が幸せの青い鳥を捕まえるために、青い鳥のいそうな国に行くというお話。

そこにいた青い鳥を捕まえて鳥カゴに入れるのですが、その国を出た途端に青い鳥は消えてなくなってしまう。

次の国でも、その次の国でも同じことが起こりました。

とうとう二人はあきらめて、旅から帰ってきました。

すると、なんと、家の中にも青い鳥がいました。

昔からいたのですが、見えなかったのです。

しかし旅の苦労をしたことで、幸せが見えるようになりました。

そういうお話。

これは、「幸せを自分の外で得ようとしても、ムリ。

外には幸せがありそうで、それを手に入れた時は幸せかもしれませんが、すぐにそうでないとワカル。

ホントの幸せは外でいろいろな苦労をすることで自分の中に見つけることができるのだ」という教えなのデス。

エビングハウスの忘却曲線

TV「下剋上受験」から 「下剋上受験」というTVドラマを見ていたら、”エビングハウスの忘却曲線”というのが出てきました。

ヒトは1時間後に50%以上忘れ、1日後には70%以上忘れるというもの。

人間というものはこんなにも忘れるものかと思うと、毎日毎日繰り返すことの大切さがわかります。

ちなみに、エビングハウスは100年程前のヒト。

このエビングハウスの忘却曲線、実はワレワレ歯医者でも使っています。

どんな時に使うかというと、それはリコールの時。

歯周治療が一段落すると、メインテナンスに入ります。

メインテナンスに入ると、皆さん、ブラッシング方法を忘れていて、我流に戻っていることがよくあります。

メインテナンス期に再び指導して、思い出す。

そんなのを繰り返し、何年もやっていれば、徐々に腕が上がっていき、完璧を100%とすれば95~98%くらいはできるようになるのデス。

忘れては思い出し、忘れては思い出し、受験と同じように復習が大切なのです。

スマホをチェック

地下鉄に乗ったら、ホントに皆さんスマホ。

首都圏の地下鉄に乗った時、以前なら通勤中の男性の皆さんは新聞を折って読んでいました。

それも、折って、折って、さらに折って、大きさは16分の1。

16分の1くらいになれば、スマホのサイズに近い。

周囲に迷惑かけないよう、細かく折った新聞を器用に折り返しながら読み続ける。

まるで職人芸です。

ところで、皆さん持っているスマホ、そばにあるだけでどうやら気をとられてしまうようです。

操作をしていたら、完全にバリアの中。

歯医者さんでは、歯型をとって固まるまでの間、スマホ。

麻酔が効くまでの間、スマホ。

待合室で待っている間、スマホ。

皆さん、スマホのチェックに忙しいようで・・・。

そういう時代になったんだなぁとつくずく思う。

国王様のいるところがサウジアラビア。

王様がやってきた!46年ぶりに、サウジアラビアの国王が日本にやってきました。

飛行機の昇降口には、エスカレーター式のトラップ。

そして赤いじゅうたん。

50mしか離れていない場所にもクルマで移動。

何しろ御年81才の国王様ですから。

日本には1500人ついてきた。

そんなもんだから、一流ホテル1000室以上キープ。

送迎用のクルマには、黒塗りのメルセデス・ベンツの最高級車「マイバッハ」。

それが何十台も列をなす。

そして爆買い。

”サウジ特需”と言うようで・・・。

何でこんなに来るの?・・・・・それは、「国王様のいるところがサウジアラビアだから」確かにアノ国の人たちは、みんな遊牧民族。

そりゃあ、富豪、王族、大臣もついてきますわな。

心配性な皆さんは、ワタクシも含めてこう思っているはず。

「石油が出なくなったらどうするの・・・?」今回の来日、このところ原油価格の低迷でサウジは3年連続の赤字。

そこで石油生産に依存しない経済政策を進めるために、うちの総理大臣に会いにきたという話デス。

本は自分のアンテナに引っかかったものを読めばイイ?

古本屋うちの奥さんは、無類の本好き。

図書館から十数冊借りてくると、家のあちこちに置いてある。

そこに、うちのチビスケやワタクシが手を伸ばす。

面白ければ夢中で読む。

面白くなければ決して手を出さない。

我が家の男どもは、完全にうちの奥さんの戦略にハマっています。

ところで、うちのチビスケにも「何かいい本ない?」とよく聞かれます。

まぁ本ってのは、本屋に行って自分の頭ん中にあるアンテナを広げて、そのアンテナに引っかかったものを読んでいけばイイ。

そうしていくうちにアンテナの精度がどんどん良くなって、だんだんいい本をつかまえられるようになる。

私はそう思う。

「できる人」はゴールから逆算して・・・

スピルバーグ監督スピルバーグ監督と言えば、あの「ジェラシックパーク」や「スターワォーズ」を世に送り出した、世界を代表する映画監督。

その彼がこう言っています。

「映画はラストシーンから書く」まぁ、いわゆる「できる人」は、今これをやって、次にこれをやってと、順番に積み上げて目標に近づいていくという感覚がないのです。

むしろまず先に物事が完成した状態、まぁゴールみたいなものですが、それを想像し、そこから逆算して目標達成に向けて今なすべきことを決めるのです。

世の中では、「まず走れ!それが一番なのだ!」とあおり立てる人がいるけど、それは大間違い。

どんなに忙しくても、いったん立ち止まって成功のイメージから逆算して、やるべきことをやるべき順番にやっていく人がうまくいくのです。

できる人を見ていると、順番を間違えないなぁと感心します。

うれしいメールが届いた。

(イメージ)昨年末まで一緒に働いていたスタッフから、うれしいメールが届きました。

無事に赤ちゃんが産まれたという。

そして母子ともに元気。

何よりです。

顔色のいい日、悪い日、いろいろありましたが、患者さんの前ではそんな素振りも見せず、プロとして最後まで責任を全うしてくれました。

だんだんお腹が大きくなってきてからは、女性の患者さんからは「もしかして・・・と思ったけど、やっぱりそうなの?」とか、「元気な赤ちゃんを産んでまた戻ってきてネ」とか励ましのお言葉をいただいて・・・。

愛されるキャラクターでしたからねぇ。

それにしても、女のヒトはすごいと思う。

赤ちゃんが産めるなんて。

すごすぎる。

ワタクシならきっと逃げ出してしまう。

やはり小さい頃からの覚悟が違うんでしょうか。

6番は歯の王様

左下の6番6才頃にいちばん奥に生えてくる第一大臼歯は、前歯から数えて6番目の歯です。

ワレワレ歯科にかかわっている者は、歯に番号をつけて、例えばこの歯を「左下の6番」と呼びます。

この6番、生え始めの頃は背が低く、一番奥にあるため、歯磨きの時にハブラシが届きにくい。

そして生えた直後なので歯が軟らかく、油断するとスグ虫歯になってしまう。

ちまたではこの6番、”歯の王様”と言われてて、永久歯の中で一番大きくて、咬む力も一番大きい。

そして、この歯を中心に咬み合わせが決まってくるのです。

6番は歯の王様。

エライのです。

「ミスしない方法を考えた人」が頭のイイ人?

先日テレビで、今年の職業年収ランキングのことを報じていました。

それによると、第一位はパイロット。

第二位は医者、第三位は・・・。

年収の高い職ってのは、「ミスできない仕事」や「重要な役割を任されている人」ではないかということに気づきました。

「指差呼称」って言葉がありますが、これ、電車の運転士さんや駅のホームのおじさんが指をさして、「前方確認ヨシ」「停車位置ヨーシ」なんて言っているアレです。

もともと人間はミスをする生き物。

キカイじゃないから、うっかりミスをする。

でもこれをどうやって防ぐかが大切。

パイロットは、着陸する時タイヤを出し損なったら大変。

医者も手術ミスをしたら・・・。

「ミスをしないように注意する」程度なら、誰もそのパイロットの運転する飛行機に乗りたくないし、そんな医者に手術してほしくない。

どうせなら「ミスを防ぐ方法を十分研究してきた」パイロットや医者に命を預けたい。

頭のイイ人が重要なポジションにつくんじゃなくて、ミスをしない方法を考えた人、ミスを防ぐ練習をした人、こういうのが頭のイイ人なのだと私は思う。

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