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弟子は師匠から「学び方」を学ぶのデス。

師匠が弟子の将棋をじっと観察している高校生棋士、藤井聡太が杉本昌隆師匠と同じ7段に昇進しました。

いったいどうなるんだろうと、世間の皆さん、ニヤニヤ顔で応援しています。

ところで、「師匠と弟子」の話でこんなのがあります。

師は何も教えてくれない。

少なくとも弟子の目に「意味がある」と思うことは何も教えてくれません。

いつもいつもトイレ掃除とか、廊下の拭き掃除ばっか。師はすまし顔で「これが修行である」と言い張る。

弟子は困惑する。

そのうち、「先生は私に無意味なことばかりさせるはずがない。ということはだ、つまり、私はイミのあることをしているのだ」と考えるようになる。

まぁ、師はあまりにも偉大なので、そのふるまいが深すぎて私にはわからないのだという思考に陥る。

そういえば昔、「柔道一直線」というスポ根ドラマがあって、師の車周作は弟子の一条直也に、「水を運べ!」とか「マキを割れ!」とか「山にこもれ!」とか、意味のないことばっか言ってた。そうすれば必殺技「地獄車」のことがわかると。

師は「学べ!」と言っているのです。

ひとたび学び方を学んだ者は、それから後はどのような経験からも、どのような出会いからも、どのような人物からも、どのような言動からも豊かな知見を引き出すことができます。

賢者有徳の人からはもちろん、愚者からも悪人からもそれぞれに豊かな何かを学びとることができるのデス。

学校歯科検診に行ってきた。

キョロキョロ見渡す後列の子ども達(イメージ)

廊下で順番を待つ子ども達(イメージ)昨日、緑苑台小学校の学校歯科検診に行って参りました。

例年どおり、北大の助っ人の先生と、うちのスタッフ2名、そしてワタクシ。

小学1年生のトップバッターは、いつも緊張しています。

なんたって、初めての歯科検診。

「何されるんだろう。初めてなんだし、どうしたらいいだろう。」というような顔つきをしています。

これも例年どおり。

後列の子ども達は、検診を受けてる子をじっと見ています。

そして、「こんな感じでやればいいのか。

歯医者に行った時のように痛そうじゃないぞ。すぐ終わるし、楽勝!」というのがわかってか、まわりの仲のいいヤツと担任の先生の目を気にしながらちょっとジャレ合う。

これまた、いつもの光景。

そして自分の番がきて、口をあけて、Drが「ゼロ、ゼロ、イチ、イチ。EからCまで斜線。

イチ、イチ、斜線。DがC、Eがマル」のようなわけのわからない変な暗号を唱えておしまい。

かくして、歯科検診の時間は”楽勝、ラクショウ”の授業時間になるのです。

最後に校長先生や保健室の先生と小話をして、小学校をあとにしました。

今年も無事終わってよかった。

5月16日(水)は学校歯科検診のためお休みです

毎年5月の連休明けに、緑苑台小学校の学校歯科検診があります。

今年も、北大の助っ人の先生と一緒に、うちのスタッフ2名を引き連れて行って参ります。

ワタクシ、ここの小学校の初代学校歯科医なので、今年で16年目。

緑苑台は石狩市の新興団地。

学校設立当初は、児童数はたしか234名。

それが年を追うごとにどんどん増え続け、ピークのH25年は、539名。

その後徐々に減り続け、今年H30年は児童数が450名を切りました。

学校の先生によると、最近家が建たなくなったとか。

というのも、近くに中学校ができる予定だったのが、建設中止。

中学校を見越して家を建てた若者夫婦が、はしごを登った後にはしごをはずされた形になってしまった。

そりゃあもう、家を建てる理由がなくなってしまいます。

かくして少子化も伴って、児童数が減少傾向に。

世の中では、今ある小学校・中学校でも子どもの数の減少で、いつなくなるかわかりません。

ワタクシの小さい頃通っていた小学校、当時1000人の児童数を誇っていたのですが、今は廃校になったと聞きました。

海外の歯ブラシ

海外のドラッグストアなどで歯ブラシ売り場を見たことがある方は、海外の歯ブラシが日本のものに比べてデカイという印象を持たれていると思います。

ムシ歯予防先進国の北欧、欧米だけでなく、アジア諸国と比べても日本の歯ブラシはかなり小さい。

まぁ、ヘッドの長さはブラッシング時間と動かしやすさのバランスを考えて選べばよいので、大きければいいというわけでもありません。

「どの歯ブラシを使ったらいいですか」とよく聞かれるのですが、値段やメーカー、硬さ、形、いろいろ基準はありますが、何のためにブラッシングをするかを考えればいいのです。

ワタクシが皆さんにアドバイスするとしたら、「バイ菌ができるだけよくとれるかどうか」としか言いようがありません。

コンサドーレを将棋に例えた人がいた。

ワン・タッチの練習風景ゴールデンウィークの最終日、ワタクシ、北海道コンサドーレ札幌の練習基地、宮の沢の白い恋人サッカー場に行って参りました。

その日は小雨ながら、前日のガンバ大阪戦で勝利したせいか、選手、サブの皆さん、明るいフンイキで練習、そして、クールダウン。

写真はワン・タッチの練習。

外の輪の選手がお互いワン・タッチのパス。

内輪の選手3人がそれをとる。

とられた選手は、罰としてとった選手と入れ替わる。

ツー・タッチした選手も罰として内輪の選手と入れ替わる。

ワタクシが見ていた時は、ジュリーニョがチャナを「ツー・タッチ!ツー・タッチ!」と指摘していた。

ところで、今年の強いコンサドーレを将棋に例えてみたサポーターの方がおられました。

彼によると、FW:都倉は歩。着実に進み、起点をつくり、ペナルティエリアに入り、金となり、王を獲る。

MF:チャナと三好は角。カットインやアウトに流れて攻撃をサポート。

菅は香車。縦への突破で敵陣を切り裂く。

駒井は飛車。縦横無尽にあらゆる局面をサポート。

宮沢・深井は銀。王に届く手を食い止める。

DF:ミンテは金。王を守る最後のとりで。

福森・進藤は桂馬。いざという時の飛び道具。

GK:ソンユンは王。

こういうバランスがとれているから、今の札幌は強いのかな。

100メートルの鯉のぼり

5月5日は子どもの日でした。

埼玉県では、全長100メートルもある鯉のぼりが、クレーンで高さ100メートルまつりあげられました。

鯉のぼりと言えば、そもそもの始まりは江戸時代。

町民の江戸っ子が男の子の成長を願って、鯉のノボリを立てたのでした。

”鯉”は、皆さんご存知の中国の故事、「登竜門」からとった。

黄河の中流にある登竜という渓谷は、谷のような急流。

この渓谷を登りきると、鯉は竜になるという伝説があります。

鯉には、子どもの将来の希望が込められているのデス。

「つわり」の時、赤ちゃんを守るために吐き気を起こす?

妊娠してブラッシングがおろそかになると、通常よりもバイ菌の増えるスピードが早くなって、歯肉炎になります。

歯肉炎は、バイ菌の数を少なくすることで解決します。

それはいいとして、口はあらゆるものを栄養として取り入れるのが仕事。

多少腐っていてもアクを含んでいても、食べられるものは何でも飲み込んでしまう。

ふだんはそれでよいのですが、妊娠中はお腹に大切な赤ちゃんがいます。

赤ちゃんは無抵抗で、もし毒が入ってきたら、死産になったり奇形になったり、大きな問題を起こしてしまう。

だから妊娠中は毒やバイ菌のような外敵に対して、過剰に反応します。

ご飯や魚がちょっと生臭いだけでも、お腹の赤ちゃんを守るために吐き気をもよおしてくれる。

で、怪しいものをカラダの中に入れない仕組みができているのです。

「つわり」の理由はまだまだ謎なのですが、怪しいものをカラダの入口で排除するのが理由のひとつのようです。

ブリキ版の「赤い電話ボックス・ビッグベン」

壁に掛けた「赤い電話ボックス」の額縁

拡大図診療室の壁の飾りが変わります。

冬までは、「大通公園のホワイトイルミネーション」を飾っていましたが、もう春。

気分を入れかえて、ロンドンにある「赤い電話ボックスとビッグベン」のブリキ版にすることにしました。

このブリキ版の絵は、昔、コマーシャルとして使っていた広告を、ブリキ版の絵として再生したもの。

アンティーク雑貨の店で購入しました。

スタッフと一緒にああだ、こうだとしゃべっているうちに、「このブリキ、もっと大きく引き伸ばしてみてはどうだろう?」とか「額縁に入れてみたらもっと引き立つのでは?」ということになり、さっそく隣のセイコーマートに行って、拡大コピー。

そして額におさめました。

それで完成したのが、上の写真。

主役になるはずだった本物のブリキ版「赤い電話ボックス」は、受付のスミにひとりさみしく立てかけてありますので・・・・。

5月1日(火)、2日(水)はお休みです。

(写真の曜日は火・水の誤りです)5月1日(火)、2日(水)につきましては、まるやまファミリー歯科はお休みをとらせていただきます。

ところで、今週末から大型連休に入ります。

街の中でずっと暮らしていた方は、久しぶりに自然に接してみてはいかがでしょうか。

「何かあった時、そんな時は人間がイシキ的に作らなかったものに向き合えばいい」と、解剖学者の養老孔子(仮名)さんが以前言っておりました。

まぁ、1日10分でもいいから、自然のものを見るようにしなさいということです。

「それでどうなるの?」と聞かれても、「見ればわかる」としか言いようがありません。

「伊豆の踊り子」をみた!

歯科とは全くかけ離れたブログです。

ただの映画感想文。

先日、川端康成原作の「伊豆の踊り子」の映画をみました。

「伊豆の踊り子」と言ったら、川端康成の出世作。

青春文学の最高傑作。

主演は吉永小百合と高橋英樹。

50年以上前の作品です。

このお話は、川端康成が本当に体験したことを、数年後に思い出して書いた作品。

大学教授となった主人公が学生だった頃を回想するシーンから始まります。

映画はほぼ原作どおりでした。

伊豆の踊り子だから、ロケ地は伊豆。

最後の場面は主人公が出発の日、踊り子は見送りに来れないと思っていたのですが、船乗り場に着くと踊り子が遠くの方で一生ケンメイ手を振ってくれていた。

そこでおしまいなのですが、「伊豆の踊り子」ファンとしては、その後二人はどうなったのか知りたい。

そして、踊り子の子孫は今どうしているのか、そんなのも気になります。

いつか「踊り子コース」を歩いてみたいと思う。

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