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ヴィヴィッド・キッズの歯科検診

乳幼児歯科検診票企業主導型保育園ヴィヴィッド・キッズの歯科検診の契約を結びました。

南4条西15丁目にある南4条スクールです。

9~10月頃行う予定です。

その後、「あと2軒あるのですが、そこも一緒に歯科検診お願いできますか?」という依頼がきて、場所を聞くと豊平と西野だという。

豊平4条スクールと西野4条スクールです。

3つとも、なぜか”4条スクール”。

ワタクシ、小学校の学校歯科医は長くやっておりますが、乳幼児の歯科検診は初めて。

そこでネットから乳幼児の検診票を探し出し、自分なりに色をつけて製作してみました。

それが写真(下)です。

できばえは、まぁまぁかな。

ところで、6月19日(火)10:00~11:30までヴィヴィッド・キッズ南4条スクールでは園開放をしているということです。

マウスの背中に毛が生えた。

マウスに「毛包」を注入したら、毛が生えた1ケ月前ですけれど、五月の連休明けにビッグニュースが飛び込んできました。

「ついにハゲが世界からなくなる時代がやってくる!」髪の毛をつくり出す「毛包」と呼ばれる器官を大量につくり出し、新たに毛を生やすことに横浜国大の研究グループが成功したのデス。

マウスを使って。

山中教授のノーベル賞以来、再生医療の研究はドンドン進んでいます。

今朝の新聞でも、理研グループが髪の再生医療に乗り出す記事が取り上げられていた。

歯科の世界でも、歯ぐきの下の骨は状況によっては再生することがわかっています。

ワタクシも大学医局時代、ある膜を歯ぐきと骨の間に入れて、骨再生を目指していました。

その時代のテーマは骨再生だったのです。

でも今は、ips細胞を使って新しく歯みたいなものをつくること。

入れ歯の人にとっては朗報です。

できるだけ長生きをして、人類のつくり出す英知を享受してみたいものです。

ワタクシも今から、ワクワク、ドキドキです。

作詞家・松本隆の詞を書く時のアル悪い癖

'70年代のはっぴぃえんど(向かって右端が松本隆)歯科のブログから、脱線中。

80年代を圧巻した作詞家、松本隆という人がいます。

作品には、古いですが「赤いスイートピー」とか「硝子の少年」「木綿のハンカチーフ」、「「ルビーの指輪」とかまぁ、数え切れない。

この人、昔、「はっぴぃえんど」というグループのドラマーでした。

解散後、作詞家になった。

チョット気になったので、彼の書いた小説「微熱少年」と、エッセイ集「微熱少年」を取り寄せて読んでみました。

するとそこに、作詞の”心得”なるものが書いてありました。

それによると、「ボクは歌の詞とはラブ・ソングだと思っている。つまり歌い手がボクであり、聴き手が『あなた』に重なっていくのである」「詞を書く作業は、例えば恋人に贈り物を選んであげるようなもんだ。ヒロインがどんな色のドレスを着たらいちばん華やかに見えるか、ボクは衣装ケースと手探りするように、彼女に良く似合う言葉を探し出してゆく」そして、ここからがオモシロイ。

「歌い手が可愛いヒロインである場合、ぼくは『あなた』を自分に想定して詞を書くという悪癖がある。それによって、彼女は悲劇的なコトに、TVで、ラジオで、朝となく夜となく、僕個人のために歌ってくれるというワケである」。

ぶつけて腫れて、あわてて歯医者に連れてきて・・・

ヒフの腫れ(赤いのは毛細血管)就学前の児童が幼稚園で遊んでいる時に鼻の下をぶつけて腫れて、それを見てお母さん、あわてて歯医者さんに電話してかけつける。

そんなことがたまにあります。

ケガをすると、傷口のまわりのヒフは赤くなって、次第に盛り上がってきます。

つまり、腫れる。

腫れっていうのは、毛細血管から血液中の水分がしみ出て、皮膚の下に溜まってできます。

しみ出た水分には、ケガや病気のために壊れたソシキを取り除くための細胞や、そのあとを修理するための細胞やタンパク質が含まれています。

これらを大量に送り届けるために、水の流れで運ぼうというわけです。

もしケガや病気のせいで病原体が侵入すると、これを退治するために白血球やリンパ球も水に乗っかって到着します。

実は、腫れるってのはケガや病気を治すための必要な反応なのです。

ちなみに、「たんこぶ」は強い打撲によって血管が破けて皮下に内出血が起こり、たまった血液がヒフを押し上げることで起こります。

まぁこれは普通はガンガン泣きますが、大丈夫。

でもこぶができずに失神して、泣かずにグッタリしていれば、こりゃあ大変。

脳出血のおそれがあります。

この場合は、歯医者を飛ばして脳神経外科に連れていった方がイイ。

ツドームで運動会が・・・。

札幌ツドームこの時期は運動会のシーズンです。

近くのS園小学校(仮称)は、児童数が増えて、運動場に校舎を増設中。

なので、運動会を札幌のツドームでやったとか。

ある患者さんが言っておりました。

ふつうは円山競技場でやることが多いのですが、今は高体連の真っ最中。

で、史上初めてのツドーム開催。

ここ、屋根がついているので、雨が降っても平気。

電光掲示板に競技の進行とか得点とかがキラキラ出るので、子ども達の記憶に残ることでしょう。

うちのスタッフにも、「ツドームの運動会どうだった?」と聞いたら、「快適でした。

暑くもないし、寒くもないし、日差しもないし、風も吹かないし、スペースに余裕があって暇な時には本も読める。この運動会、絶対に子ども達の一生の思い出になるような気がする」と。

ところで、これからの運動会は午前中に終わるようになるとかならないとか。

午前中終了待望説には、お母さん方からも子ども達からも、誰からも反対意見は出なかったそうです。

運動会の練習時間を減らして、英語の時間を割り当てるのかもしれませんね。

運動会日和でした。

〇山小学校(仮称)の運動会先週の土曜日は天気も良くて、絶好の運動会日和。

診療が終わって家に帰ると、小学校の方から子ども達の歓声が聞こえてきたので、〇山小学校(仮称)に行ってきました。

うちのチビスケはもう中2なので、この場所にはおりません。

でも子ども達の声にひかれて、足が運動場に向かったのです。

トリは、低学年と高学年の男女リレーでした。

例年、必ずコロぶ子がいて、みんなで拍手をして応援するのですが、今年はそんな子もいなくて・・・。

ワタクシだけかもしれませんが、子どもたちの一生ケンメイ競技する姿を観るのが好きです。

何か目に見えないエネルギーがもらえるような気がして。

小学生の皆さん、先生、保護者の皆さん、じいちゃん、ばあちゃん、今年もお疲れ様でした。

肩こり、コリコリ。

患者さんに”今日の調子はどうですか”と聞くと、時々、”肩が凝っています”という返事がかえってきます。

まぁそれはいいとして、その肩こり。

肩のところにある肩甲骨は、上半身の骨盤です。

肩甲骨まわりの筋肉は、人類の祖先が4本足で歩いていたとき、上体の半分の体重を支えていたと考えられています。

だから現在でも、肩甲骨のまわりでは非常に強じんな筋肉が発達している。

ところが、デス。

人類の祖先が進化して2本足で歩くようになった。

すると、負荷が肩甲骨の周りの筋肉にかからなくなった。

そこで、血液がそこに留まって血のめぐりが悪くなる。

おまけに2本の腕がブラブラしているので肩の関節付近に負担がかかっておる。

肩をもんでもらった時には、このうっ血が流れるので一時的には治ります。

でも、一時的。

だからマッサージは根本的な解決にはなりません。

じゃあどうしたらいい?ものの本には、昔に戻って4本足で歩けばいいと書いてある。

4本足はムリだから、四つんばいになってゾウキンで床でも拭こうか。

さっぽろ歯っぴいらんど2018

待合室にポスター掲示中今年も6月2日(土)12:00からサッポロファクトリーで、札幌歯科医師会等主催の「ミッフィーとうたおうファミリーコンサート」があります。

ミッフィーが歌のお姉さんと一緒に繰り広げる、歌や手遊びの楽しいコンサートです。

参加料は無料。

その他に何があるかというと、無料歯科健診、むし歯菌テスト、口臭測定、口腔がん検診、手がた型どりコーナー、ポスターコンクール入選作品展示。

あと、牛乳試飲コーナーなどなど。

去年は、小さい子どものいるうちのスタッフもお客さんとして参加。

お土産袋を両手一杯もらって来たようデス。

弟子は師匠から「学び方」を学ぶのデス。

師匠が弟子の将棋をじっと観察している高校生棋士、藤井聡太が杉本昌隆師匠と同じ7段に昇進しました。

いったいどうなるんだろうと、世間の皆さん、ニヤニヤ顔で応援しています。

ところで、「師匠と弟子」の話でこんなのがあります。

師は何も教えてくれない。

少なくとも弟子の目に「意味がある」と思うことは何も教えてくれません。

いつもいつもトイレ掃除とか、廊下の拭き掃除ばっか。師はすまし顔で「これが修行である」と言い張る。

弟子は困惑する。

そのうち、「先生は私に無意味なことばかりさせるはずがない。ということはだ、つまり、私はイミのあることをしているのだ」と考えるようになる。

まぁ、師はあまりにも偉大なので、そのふるまいが深すぎて私にはわからないのだという思考に陥る。

そういえば昔、「柔道一直線」というスポ根ドラマがあって、師の車周作は弟子の一条直也に、「水を運べ!」とか「マキを割れ!」とか「山にこもれ!」とか、意味のないことばっか言ってた。そうすれば必殺技「地獄車」のことがわかると。

師は「学べ!」と言っているのです。

ひとたび学び方を学んだ者は、それから後はどのような経験からも、どのような出会いからも、どのような人物からも、どのような言動からも豊かな知見を引き出すことができます。

賢者有徳の人からはもちろん、愚者からも悪人からもそれぞれに豊かな何かを学びとることができるのデス。

学校歯科検診に行ってきた。

キョロキョロ見渡す後列の子ども達(イメージ)

廊下で順番を待つ子ども達(イメージ)昨日、緑苑台小学校の学校歯科検診に行って参りました。

例年どおり、北大の助っ人の先生と、うちのスタッフ2名、そしてワタクシ。

小学1年生のトップバッターは、いつも緊張しています。

なんたって、初めての歯科検診。

「何されるんだろう。初めてなんだし、どうしたらいいだろう。」というような顔つきをしています。

これも例年どおり。

後列の子ども達は、検診を受けてる子をじっと見ています。

そして、「こんな感じでやればいいのか。

歯医者に行った時のように痛そうじゃないぞ。すぐ終わるし、楽勝!」というのがわかってか、まわりの仲のいいヤツと担任の先生の目を気にしながらちょっとジャレ合う。

これまた、いつもの光景。

そして自分の番がきて、口をあけて、Drが「ゼロ、ゼロ、イチ、イチ。EからCまで斜線。

イチ、イチ、斜線。DがC、Eがマル」のようなわけのわからない変な暗号を唱えておしまい。

かくして、歯科検診の時間は”楽勝、ラクショウ”の授業時間になるのです。

最後に校長先生や保健室の先生と小話をして、小学校をあとにしました。

今年も無事終わってよかった。

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