現在、世界の覇権国はアメリカです。
ワタクシが生まれた時は既にそうでした。
でも、第二次世界大戦前まではイギリス。
イギリスっていう国は、世界で一番早く
大学をつくっただけあって、いろんな研
究をしていました。
「覇権を長く続けたい」ということで
考えたのが、「バランス of パワー」。
つまり、1位以外の国が常に小競り合い
して突出しないようにさせること。
コレを最初にやったのが、イギリス。
どういうことかというと、2位になって
きた国を、3~4位の国と連携してコレ
を叩き潰す。
2位のドイツが伸びてるなと思ったら、
1位のイギリスは3位、4位のフランス、
ロシアと協力してドイツを潰すんです。
2位のスペインが伸びていると思ったら
、3位、4位のフランス、ドイツと協力
し合ってスペインを潰す。
これが続けられれば、1位は安泰。
で、これを引き継いだのがアメリカなん
です。
冷戦の時、世界1位はアメリカ、2位が
ソ連、そこに3位として景気の上がって
きた日本がアメリカと組んでソ連をやっ
つけた。
80年代になると、日本が2位、中国が
3位。
その時は中国とアメリカが組んで日本を
潰しました。バブル崩壊です。
その後中国が2位、3位が日本。
今やっているのは、アメリカが3位の
日本と組んで中国を潰そうとしている
んだとか。
そうなると2位になった国はたまったも
んじゃありません。
ストレスを感じるワケです。
常に1位のアメリカに狙われるわけです
から。