スマホで遊ぶサル他の動物に比べて、ヒトって圧倒的に子供時代が長い。
ある時、サルの中に、突然変異によりなかなか性的に成熟できない個体が現れました。
ふつうに言えば、不利な条件を背負っています。
でも、なぜかそうしたサルが繁栄した。
ということは、子供時代に大切な何かがあったと考えられる。
大人になると自分の力で食べ物を探さなくてはいけないし、異性をめぐる争いもある。
縄張り争いもある。
でも、子供時代にはそんなことはちっとも気にしないで遊んでいられる。
好きなことを探して出かけたり、ゲームをしたり、新しい技術を身につけたり。
まぁ、遊びの時間が長いことが、脳を発達させた。
なかなか大人になれないサルの方がむしろうまく環境に適応して、生き延びることができるという理論。
「ネオテニー理論」といいます。
だから、子供はたくさん遊ぶとイイ。
友達とのカケヒキ、ゲーム、スポーツ、一人で遊ぶのもイイ。
そして勉強が遊びのひとつになれば、もっとイイ。