チョット怖いお話です。
1536年は、悪名高きイギリス国王ヘン
リー8世が2番目の妃アン・ブーリンを、
ロンドン塔でギロチン処刑しました。
それで、霧深い夜、ロンドン塔付近で
首を持つアン・ブーリンのユウレイが
出るらしい。
イギリス人はユウレイ好きだけど、
日本人も負けてはおりません。
日本の場合は足なしが基本だけど、
首なしもちゃんと出る。
秀吉の時代、九十九橋という半石半木の
橋の上を、数百の騎馬が通っていく。
見たら、武者は皆、首なし。
馬まで首なし。
アン・ブーリンのユウレイはただ出て
くるだけなのに、首なし武者の方は、
関係のない目撃者までタタル。
それで、古い建物の売買でユウレイが
出るとウワサされた場合、日本なら
価格はグンと下がるのに、イギリスでは
逆に価値が上がる。
まぁ、イギリス人は歴史も含めて買って
いるのかもしれません。